昨日、友人につれられて、万年筆のお話のできる居酒屋さんに行きました。もうもう万年筆話に花が咲いて、閉店時間過ぎまでの長居に恐縮。
でも、ものすごくたのしかったんです。また寄らせていただきますので、末永くよろしくお願いしま〜す (^^)/〜〜
さて、いろいろ書きたいことはあるのだけれど、その前に勉強しなきゃいけないことがたくさんあるので、まずはここから−−「保管方法」
筋金入りの万年筆コレクターのマスター!
コレクションもすごいのだけれど、いちばん感嘆してしまったのは、その保管方法です! 一本いっぽんがやわやかい筒状の布ケースにおさめられているのです。 すっごい! 感動!! コレクターかくあるべし!!!
マスターの万年筆はきっとしあわせだわ。うんっ!
それにくらべて、うちの万年筆たちと来たら...嗚呼。
マスターが我が家の惨状をご覧になったら卒倒してしまうかもしれません(ーー;
ケースもいくつか持ってはいるのだけど、あっと言う間に埋まってしまって...。
最初はヴィスコンティの24本用2段ケースで保管していました。
透明な板張りで、ふたをしたままでも中が見えるタイプです。
このケースが埋まることなんて一生ない、と、そう思っていました。ええ、ええ、本気でそう思っていました。買った当時は、ね(笑)
次にねらいを定めたのは、おなじくヴィスコンティの10本用のケース。
「買い足せます」
「積み重ねられます!」
の宣伝文句にころり(笑) とってもとっても私向きでしょ?
‘在庫あり’表示を探しに探したけれど、結局3つしか確保できませんでした。まあ、これだけあるんだもの。当分は大丈夫よね。余裕の空席、1つは−−仕切りが外せるので−−便箋入れにしておきましょう!
...ま、そういう時代もあったということで(笑)
でも、気がつけば製造中止に。(輸入お取り扱い停止なだけかしら?)
いくつでも書い足せるという理由で、これに決めたはずだったのに。
かなしい(TT)
ところが、捨てる神あれば拾う神あり!
おなじ宣伝文句のケースが先ごろどこぞのメーカーから、売り出されました。受注生産とのことで、るんるん気分で1つ注文(取りあえず)。
届いたケースは、桐材らしくとっても軽くて、しかも作りもなかなか良くて。受注生産ってことは、なくならないってことよね?
これでもう悩まずにすむわんっ \(^^)/
問題に気づいたのは、持ち帰った後のこと。
たぶん虫除けに使われていた薬品が体質に合わなかったのだと思います。
蓋を開けたとたん、強烈な薬品臭に目がちかちか、頭痛がじんじん。
こ、こ、これが噂のホルムアルデヒド?
確信はありません。しかも、私は薬の効き方が妙な体質なので、たぶん一般の方には問題ない程度なんだと思います。
蚊取り線香で目が開かなくなったり、超音波ネズミ除け器で偏頭痛に襲われたり、メロンで舌先がしびれてしまったりするんです。おかげで、「あんたは蚊か」とか「ネズ公!」とか言われてます。ううう、言葉の暴力反対...。
それはともかく。日陰の風通しのいいところで、しばらく曝しておけばほどなく解消するのでしょうけど、なにぶんにも家にいる時間がすくなくて...。いまだ、薬抜きができない状態です。(TT)
しかたないので、あふれた万年筆たちは、セームを貼った竹細工の笊に雑魚寝という有様。お目当ての万年筆を探すたびにがらがら、じゃらじゃら。
嗚呼..._| ̄|○
もっとも、最近、立てて保管するということに目覚めました。
そう、セーラー・キャンディーを並べていた
あのスタンドです。
本来の対象とはちがって、万年筆は軸の太さも長さもさまざまなのでお行儀よくすべての升目に整列!というわけにはいきませんけど、なかなかの名案だわ、と、ひとり悦に入っています(笑)
72本用だし、これなら、当分は埋まりませんよね?
ところで、今日は祖父のお誕生日です。
お誕生日おめでとうございます。
いつまでも、若々しくおすこやかに。
骨折したと風の頼りに聞きました。
一日も早くよくなりますよう心からお祈りしております。

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