名言、珍言。
「身の病者なれば、病を治(じ)して後に、
好く修行せんと思はば、無道心の到す処(ところ)也。
四大和合の身、誰か病なからん。
古人必しも、金骨に非ず。
只志の到りなれば、他事を忘れて行ずる也。」
道元
解釈
自分が病気であるから病をなおしてから、
立派に修行しようと思うのは、道心のないことの致すところである。
人間の体は、地水火風の四大元素の和合から成り立っているのであるから、
誰でも、病気にならぬというわけにはゆかない。
昔の人、必ずしも筋金入りの体ではない。
ただ、志が切にひたすらなので、
ほかの事は忘れて修行に打ち込んだのである。
勝手な解釈
知らないことだろう。
自分の修行は、知らないうちに、打ち込み、
それで、なにか、見出す。
知らないのでなく、ひたすら、試みるしかない。
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名言、珍言。
「相手の話に耳を傾ける。
これが愛の第一義務だ」
パウル・ティリッヒ
勝手な解釈
聞くこと、それが始まる。
最後も、はじめも、聞くこと、知ることが、
人生を左右する。

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