名言、珍言。
「ナポレオンでも、アレキサンダーでも勝って満足したものは一人もない。」
夏目漱石
夏目漱石の小説『吾輩は猫である』に出てくる言葉。
ナポレオンもアレキサンダーも天才的な戦術家として、
その生涯で数えきれないほどの勝利を収めたが、
その二人ですら、いくら勝っても、
もうこれでいいとは思わないというのである。
どこまでも勝つことを望む、人間の貪欲さを示した言葉といえよう。
(1867〜1916 明治・大正時代の小説家)
勝手な解釈
人間は、成功すると、より、欲望がでる。
先を求める。それが進化が異常な欲望が、
最後は、欲望で、破滅していく。
それでも欲が、でる。
後悔するときは、死ぬときかもしれない。
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名言、珍言。
「 「時」の歩みは三重である。未来はためらいつつ近づき、
現在は矢のように速く飛び去り、過去は永久に静かに立っている。」
シラー
よりよい日を思い描くがゆえに、未来の到来が待ち遠しいのである。
しかし、未来が現在になると、あっという間に現在は過去に変わってしまう。
懐かしさを込めて振り返る過去はもう変化のしようがない。
理性よりも感情を重視して詩や劇を書いたシラーの言葉である。
(1759〜1805 ドイツの詩人・劇作家)
勝手な解釈
過去は、見つめ。
現実は、過ぎ去る。
明日は、将来を期待。
すべては、過ぎ去る、今日が問題。
過去は、教えの教育、最後は、今の行動。

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