名言、珍言。
「もうあと5年長生きできたら、本当の画工になることができたものを」
葛飾北斎
解説
「私は、6歳から物の形状を写す癖があり、
50歳ごろから数々の作品を発表してきたとはいうものの、
70歳以前に描いたものは、実に取るに足らぬものばかりである。
73歳にして、ようやく禽獣虫魚の骨格や、
草木の生え具合をいささか悟ることができたのだ。
だから、80歳でますます腕に磨きをかけ、
90歳では奥義を究め、
100歳になれば、まさに神妙の域に達するものと考えている。
百数十歳ともなれば、一点一画が生き物のごとくなるであろう。
願わくば、長寿をつかさどる君子よ、
わが言葉が偽りならざることを見届けたまえ」
勝手な解釈
解ったとき、自分の寿命をして、後悔する。
自分の志、思案は、生きている限り、進化することだ。
それが、怠慢、人を利用する人間には、できないことだ。
何歳で、死ぬ覚悟、その前に、何をするか、
怠惰な生活か、日々精進する生活か、同じ生きるも違う。
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名言、珍言。
「友だちになっても、隣人にはなるな」
(アラブのことわざ)
勝手な解釈
近い住まいの友人はいいが、日々、生活する隣人は、
友人には、なれない。
距離があるから、友人であり、日々の生活の中に、
隣人は、単なる、隣人である。
結婚、離婚は、この原因が多いかもしれない。
暮らしてみる、隣人に向かない人、隣人に向く人がいるものだ。

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