普段バイクを停めておく時は、燃料タンクにガソリンを満タンにして
タンク内側の部分が空気に触れる部分を少なくなるようにして
なるべく錆を発生させないように心掛けています。
それに、関東だと1年を通してバイクに乗れる環境なので
真冬にバイクに乗る気力さえあれば、それほどコンディションも悪化し難い
のですが、それでも燃料タンク内の結露が起こらないとは言えないし
梅雨時になると空気中の湿度が高くなってくる事もあり
知らず知らずのうちに燃料タンクに水が溜まってる場合があります。
燃料タンクに水が溜まっている状態になると、極初期の段階では
排気音が少しバラついているような音になり、スロットルレスポンスが
イマイチ良くない症状が出たりします。
こんな症状が出たら要注意です・・・
本来なら燃料タンクを外して、内部を綺麗に掃除したいところですが
ちょっと手抜きをして、燃料タンクの水抜き剤を使ってみました。
水抜き剤、
ホームセンターで130円前後です(安っ!)
成分は・・・イソプルピールアルコール99%、防錆剤
内容量200ml
水抜き剤投入後、
燃料コックはON⇒RESに切り替えて暫くの間バイクに乗ります。
ZRX1100の燃料コックは、RES側のパイプがありませんので
コックがRESの位置で、燃料が空になるギリギリまで使える半面、
燃料タンの底に溜まっているゴミや水がキャブレターにまで直に
流れやすい傾向があります。
これで燃料タンク内に残っている水がガソリンに分散されて
防錆剤も入ってるので、多少タンク内の錆予防にもなりますかね?
水抜き剤を投入して約200kmほど走行したら、
スロットルレスポンスも普通になったし、排気音がバラつくのも
ほとんど無くなったので、一応効果アリでした。
ちなみに・・・
ZRX1200は燃料コックに対策がされていて、RESに切り替えた時に
燃料タンクの底に沈んでいたゴミや水がキャブレターに流れ込んで
不調にならないように、RES側にも短いパイプが入っていたと思います。
(画像が無いのでミドリの線がそうだと思って下さい)
燃料コックも、たまにはON⇒RESに切り替えて乗ってみたり
2年に一度くらいは水抜き剤を使って見るのも良いかもしれません。
それと、燃料フィルターは出来れば装着しておいた方が良いですね。

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