チェーンの潤滑にNUTEC NC-70(ミッションOIL)を使い始めて
約2カ月ほど経過しました。
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ミッションOILを使う事で、チェーンは滑らかに動くようになりましたが
チェーンに付着していた汚れは、かえって飛ぶ様になってしまいました。
ドライブスプロケットカバー内側にも汚れがだいぶ堆積しています。
カバー内側に堆積した汚れが、研磨剤となってスプロケットや
チェーンの寿命を縮める前に、キレイに掃除をして取り除きます。
取り外したスプロケットカバー内側にも、だいぶギトギトの油汚れが
溜まっていたので、大まかに割り箸で取り除きます。
シリコンスプレーを吹き付けて、ウエスでキレイに拭き上げたら
もう一度、シリコンスプレーをカバー内側に吹き付けておき
汚れが再付着し難くい様にしておきます。
隙間の汚れを取り除くには割り箸を使います。
割り箸は天然素材なので、ある程度チカラを入れても傷つけ難いからです。
ウエスに着いたチェーンなどの油汚れは、洗っても中々落ちないので
汚れを拭き取る時には、ウエスは使わずに紙を使います。
汚れた割り箸と、油汚れが付いた紙は捨てます。
純正品改のスプロケットカバーだと、ドライブスプロケット周囲には
汚れが飛ばないようにカバーされていて、クラッチプッシュロッドや
レリーズピストンも比較的汚れ難いのですが、
それでもこれだけの汚れが付いてしまいます。
ZRX1100/1200用の社外品スプロケットカバーの多くは、
チェーンの汚れが飛び難い様に対策されていません(要するに剥き出し)
対策が施されているのは極少数ですから、定期的なメンテナンスを怠ると
クラッチプッシュロッドや、レリーズピストンに汚れが付着してしまい
クラッチのキレが悪くなったり、重くなったりしますので
要注意です。
当然?クラッチプッシュロッド表面の汚れも掃除しておきます。
ドライブスプロケット周辺全体にシリコンスプレーを吹き付けて
偽マツイ棒(割り箸+ティッシュ巻き付け)で、隙間の汚れや
表面の汚れを拭き上げてキレイにします。
タイヤを回転させて、チェーンに隠れていたスプロケットの歯も
汚れを拭き上げてキレイにします。
結構綺麗になりましたね〜
ボルトのネジ山が少し汚れていたので、パーツクリーナーで洗浄してから
オメガグリスをネジ山に少量塗って、スプロケットカバーを装着します。
このボルトに限らず、ネジロック塗布が指定されていない限り
全ての作業は、グリスアップしてから組付ける様に心掛けています。
カバーを元に戻します。
クラッチプッシュロッドの先端には、忘れずにグリスを塗っておきます。
ついでにチェーンはミッションOILを給油しておきます。
だいぶキレイに掃除出来ました。
外観からは判り難いですけど・・・


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