気がつけば大家族

小太郎君　「外で遊べてうれしいワン！」




小太郎君　「ボール遊び大好きです、猫ちゃんたちがいても

気にしませんよ〜」

白黒ちゃん　「賑やかな奴だなあ」

ウリちゃん　「若いねえ・・・」




小太郎君　「ウリちゃんのお尻のにおいを嗅いじゃいますよ」

ウリちゃん　「困った奴だなあ」




白黒ちゃん　「先輩のウリちゃんのお尻を嗅ぐなんて・・・

１０年早いぞ！」




小太郎君　「すいません、つい調子に乗りました、イジイジ」

白黒ちゃん　「分かればいいんだよ、分かればね」




小太郎君　「ペットボトルをかじって、イジイジ・・・」

白黒ちゃん　「でかい体をしてまだまだ子供だなあ」




白黒ちゃん　「もう怒らないからこっちに来ていいよ

僕は年上だからね、気にしていないよ」

小太郎君　「太っているけれど優しい白黒ちゃん・・・

体だけじゃなくて心も大物なんですね

一生ついて行きますよ」




シロちゃん　「まあ、なんて優しい！

白黒ちゃんはさすが私の旦那さん、男の中の男だわ」




白黒ちゃん　「よせよ、照れるじゃないか、恥ずかしいから

今日はこの辺で・・・」




近くの山ではふきのとうが芽を出していました　





　 　

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星飛雄馬（ニャンニャン）

大リーグボール養成ギプスは付けていないけれど・・・

運動神経には自信があるさ

でも今は・・目の前の鮭のハラスが気になって

父ちゃんにちゃぶ台ひっくり返されちゃうよ　




伴宙太（チビちゃん）

星とバッテリーを組まなきゃいけないんだけど・・・

春はとにかく眠くてね、昼寝しちゃいますよ

柔道をやっていたので体の大きさは・・・

誰にも負けないです　




星明子（シロちゃん）

いつも物陰から見ている私、控え目だけど芯が強いと言われます

みんなの幸せを願う私、日本の女性の鏡かも・・・




左門豊作（白黒ちゃん）

熊本から来て疲れました、こう見えて実は苦労人です

飛雄馬君との対決のために・・・ひとまず昼寝です

太っているけれど実は敏捷！

そのうち本領を発揮しますよ　




日高美奈（ミーちゃん）

飛雄馬さんの恋人、美奈です

ナースである私は明子さんにどこか似た芯の強い女の子です

関係ありませんが隣の人形はマッチャンの作品、とほほ〜




オズマ（フーちゃん）

大リーグから来たオズマです

星君とは宿命に似たものを感じていますよ

見えないスウィングという技を持っているんです

でも今はただただ眠い僕ですよ　




花形満（小太郎君）

星君のライバル、花形です

ちょっと大きいのはご容赦ください、前髪が垂れていないのも

大目に見てください　




星一徹（ウリちゃん）

そして最後は私、星一徹です

飛雄馬はまだまだひよっこです、老いたとは言え引っ込む訳

にはいきません、頑固オヤジ健在です　




　猫ちゃんたちと小太郎君で遊んじゃいました

お付き合いありがとうございました〜

やや無理があるところはお許しくださいね　


　 　

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近藤勇（ウリちゃん）「いざ！市中見廻りに出かけるぞ！」

土方歳三（白黒ちゃん）「承知しました、局長！」




近藤（ウリ）「それにしても土方、いつの間に太ったんだ？」

土方（白黒）「面目ない、あっという間にこのざまです」




近藤（ウリ）「おっ！　怪しい物音が！」

土方（白黒）「桂小五郎では？」　




近藤（ウリ）「桂か、敵とは言えなかなかの奴ではあるな」

土方（白黒）「さすが近藤さん、敵をほめるなど男の器が

　　　　　　　違いますな〜しかし見逃すわけには・・・」　




土方（白黒）「あの女は・・・桂の思われ人、幾松では」




幾松（シロ）「そうどす、幾松と申します」

近藤（ウリ）「桂を出してもらおうか」




幾松（シロ）「桂さんどすか、知りまへんなあ、

　　なんなら家探し（やさがし）してもらいまひょか」　




幾松（シロ）「長持ちの中でも何でも見ておくれやす」

幾松の迫力にたじろぐ二匹　




近藤（ウリ）「大した女よのう、引き上げるか」

土方（白黒）「近藤さん、今日のところはそうしましょう」　




長々付き合って頂きありがとうございました

（時代劇ファンではない方すいません）　

幾松（いくまつ）は新撰組に追われる桂小五郎を長持ちに

隠して救ったという逸話があります

幾松は京都の芸妓でのちに桂の妻になりました

では締めはこの方にお願いしましょう、小太郎君です　




暖かい日差しにあくびが出ました

ちょっと風は冷たいけれど気持ち良さそうですよ　







　 　

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白黒ちゃん♂のしっぽをモミモミ

短くて鍵型のしっぽです、モミモミすると・・・

ニャ〜と鳴いてくれるんですよ　




白黒ちゃんのボヨヨン顔です

暖かくなってますます伸びきっていますよ　

時代劇で言ったら赤穂浪士の大石内蔵助かな〜

昼行燈（ひるあんどん）と呼ばれていた大石

実は世を欺く仮の姿・・・白黒ちゃんも本当は・・・

只者ではないかも・・・




寝てばかりではありませんからね

ちゃんと元気に歩きます、足も早いですよ〜

やはり本当はすごい男、侍なのかも・・・




何しろ我が家の副隊長ですからね

頑張っていますよ〜

討ち入りに備えて鍛えているのかも　




奥さんのシロちゃんは三角屋根の上です

シロちゃんも白黒ちゃんが大石なら妻のりくかな

大石と心ならずも離婚してからも子どもたちと立派に生き

夫の行く末を案じていたりく・・・

やはり、シロちゃんそのものです

注：白黒ちゃんとシロちゃんは離婚していませんよ　




ウリちゃん♂も出てきました

歩く姿に風格がありますねえ、何しろ・・・

隊長ですからね、またまた赤穂浪士で言うなら・・・

堀部安兵衛かなあ、強くて優しい男ですからね

高田馬場の仇討ちが有名ですね

ウリちゃん、どこかで仇討していたりして・・・

寡黙な男は語りませんよ

時代劇ファンじゃない方ごめんなさいねえ　




ウリちゃんが上を見上げる顔、いいですねえ

春の香りがするのかなあ　




小太郎君の寝ている頭上には・・・

チビちゃんがいます、やけに近いですねえ

チビちゃん、またピアノのイスにのっています

落ちないでねえ　




お昼寝から起きたら小太郎君もお散歩です

色とりどりの花が咲く春は・・・

もうそこまで来ています　





　 　

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