地球が安心した様だ。是からは一休さんと遊んで行こう。
人生は楽しく・・
神もユーモアが大好きです。
2008/9/20
はなさんの日記
「生きものの豊かな田んぼ」
Aの3 2008年09月20日05:49 NHK教育テレビ
知るを楽しむ 人生の歩き方
−岩澤信夫 生きものの豊かな田んぼ−<全4回>
第二回 耕さない田んぼが農家を変える(3)
黒田アナウンサー :K
岩澤信夫さん :I
藤崎芳秀さん :F
F 「ここにたくさんカエルと それからタニシがいますね。」
米を作ることが目的だった田んぼが いつのまにか生きものの棲家になっていたのです。
F 「こっちには メダカがいます。 もう10年くらいになりますね。
これほど カエルとかトンボなんかも 昔にもいなかったですよ。
数が相当今増えていますよ。」
耕さない米作りを始めて 全国の農家から同様の報告が集まってきます。
この農法には 環境を変える力があること それがわかってきたのです。
やがて 生きものが住む田んぼで取れる米は 人間にとっても安全だと理解されるようになり、耕さない田んぼで取れる米は 次第に高い値段で取引されるようになりました。
一方滋賀県では 環境保護の点から 耕さない田んぼに注目が集まりました。
琵琶湖では 水質の浄化が長年の課題となっています。
春先に行われる 田んぼのしろかき。
田植え前にこうして田んぼを耕す事も 汚染の原因の一つだとわかってきました。
しろかきをすることで 農薬や化学肥料を含んだ水が 農業廃水として 流れ出します。
琵琶湖のまわりには およそ3万ヘクタールの田んぼがあり、そこからの農業排水が 工場などの排水とともに 琵琶湖の水を汚していたのです。
澄んだ琵琶湖の水をとりもどすために 集まった農家のグループです。
もし、本当にしろかきをしなくても 米が作れるのなら 琵琶湖をこれ以上汚さずにすむ。
そのために13件の農家が 耕さない米作りを始めました。
この試みは 今年で5年目になります。
環境への関心がしだいに高まる今 耕さない田んぼは さらに広がる可能性があると 岩澤さんは 確信しました。
K 「環境そして生物 それが戻ってくる田んぼなんだ。」
I 「むしろね、環境問題なんかは 生きものに教えられたっていう
ところがあるんですね。
田んぼでね、 あの赤トンボが あんなに大発生するって
知らなかった。」
K 「でもよく秋になると 飛んでますよね。」
I 「ところがあれが このへんですと6月20日過ぎ頃から7月上旬
くらいまで 毎日のように孵化するんです。
で、朝のうちは まだ夜露があるから トンボの羽が真っ白で
透明じゃない。
お日様が こうすーっと上がってくると トンボの羽が乾いて
完全に透明になってきた。
すると 彼らはどこへともなく飛んでっちゃう。
どこか山をめざして 飛んでっちゃう。
それが毎日1週間から10日 繰返すんですよ。
(田んぼの)中へ入って追い立てると ワーッと出て 遠くの
景色がかすむほど出て、や すごいな と思ってね。
これはすごい田んぼだと 思いましたよ。
あの時のおどろき、感激は 今でも持っていますよ。
そういう事が 毎年いろいろな生きものでくり返している
んですよ。」
福島県郡山市 ここにもすでに20年近く 不耕起栽培に取り組む農家 中村さん夫婦がいます。
中村和夫さん :N
中村喜代さん :NK
NK 「不耕起栽培が 始まってからは
耕さなくたっていいし しろかかなくたっていいし
その間の時間が もうどうしようかなっていう感じで
最初は仲間と旅行に行ったり 結構楽しみましたよね。」
中村さんの田んぼでも ある年から珍しい光景が見られるようになりました。
冬になると 田んぼに 遠くシベリアから渡ってくる白鳥が 舞い降りるようになったのです。
N 「環境とかなんかなんて 全然。
やっぱり田んぼ うなわなくて(耕さなくて) そんでできるんだったら
これにこしたことはない。
いわば横着農業だべな。
それがやっぱ 魅力だった。
まず白鳥呼ぶなんていう 大それた考えはなかったけど
実際近所のあの家の子供なんだけど、『白鳥来てるよ〜』って
言われたんだ。
まさか〜 と思ったんだけどもなんぼ寒くても白鳥が来てるかなぁ?
って感じで 来るようになった。」
毎年必ず渡ってくる白鳥を いつしか中村さん家族は 心待ちにするようになりました。
岩澤さんが広めてきた 耕さない田んぼは いつのまにか 生きものたちの楽園へと 変わっていったのです。
次回は 生きもの達を呼び戻す 岩澤さんと農家の挑戦をお伝えします。
http://www.nhk.or.jp/shiruraku/200809/wednesday.html
超簡単 家庭菜園
http://green.ap.teacup.com/20080520/
投稿者: 礒 邉 自 適
詳細ページ -
コメント(0)
トラックバック一覧とは、この記事にリンクしている関連ページの一覧です。あなたの記事をここに掲載したいときは、「記事を投稿してこのページにお知らせする」ボタンを押して記事を投稿するか(AutoPageを持っている方のみ)、記事の投稿のときに上のトラックバックURLを送信して投稿してください。
→トラックバックのより詳しい説明へ