教育に関する勅語
誠さんの日記 ミクシィ
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1083951887&owner_id=1643621
教育に関する勅語
2009年02月17日12:56
教育に関する勅語
朕(ちん)惟(おも)フニ我(わ)カ皇祖(くわうそく)皇宗國(わうそうくに)ヲ肇(はじ)ムルコト宏(くわう)遠(ゑん)ニ徳ヲ樹(た)ツルコト深厚(しんこう)ナリ
朕(ちん)が考えてみるに、我が御先祖天照大神(あまてらすおおみかみ)を始め、神武天皇から御代々の天皇の、國をお開きになった思召は、まことに宏(おほき)く、又、道徳の根本(もと)をおたてになつたことは、ふかくあつくあつた。
我(わ)カ臣民(しんみん)克(よ)ク忠ニ克(よ)ク孝(かう)ニ億兆(おくてう)心ヲ一(いつ)ニシテ世々厥(よよそ)ノ美ヲ済(な)セルハ此(こ)レ我(わ)カ國體(こくたい)ノ精華(せいくわ)ニシテ教育(けういく)ノ淵源(えんげん)亦(また)実(じつ)ニ此(ここ)ニ存(そん)ス
我が臣民が克(よ)く忠義をつくし、克(よ)く孝行(かうかう)をし、みんな心をそろへて、いつの世にも美しい行いをして来たのは、此れ、我が國がらの立派な所であって、教育(けういく)のもとにも、やはりここにあるのである。
爾(なんぢ)臣民父母ニ孝(かう)ニ兄弟(ていけい)ニ友(いう)ニ夫婦相和(あひわ)シ朋友(ほういう)相信(あひしん)シ恭倹(きょうけん)己(おの)レヲ持(ぢ)シ博愛衆ニ及ホシ学ヲ修(をさ)メ業(げふ)ヲ習ヒ以(もつ)テ智能ヲ啓発シ徳器ヲ成就(じやうじゆ)シ進(すすん)テ公益ヲ広メ世務(せいむ)ヲ開キ常ニ國憲ヲ重(おもん)シ國法ニ遵(したが)ヒ一旦(いつたん)緩急(くわんきふ)アレハ義勇公ニ奉(ほう)シ以(もつ)テ天壌(てんじゃう)無窮(むきゅう)ノ皇運(くわううん)ヲ扶翼(ふよく)スヘシ
それであるからお前たち臣民は、(1)父母に孝行をし、(2)兄弟姉妹(きやうだい)は仲良くし、(3)夫婦はむつまじくし、(4)友達は互に助け合い、(5)すべての行(おこなひ)を慎み、(6)博く人と生物(いきもの)とを愛し、(7)学問を修め、仕事を習ひ、そうして知識と技術(わざ)とを進めて立派な人になり、(8)進んで一般の利益をはかり、世のためになる仕事をし、(9)常に憲法を守り、法律命令にしたがひ、(10)もし國に一大事が起こつたならば、勇進んである限(かぎり)の力をつくし、そうして天地と共に窮(はてし)のない皇室の御運を助けるやうにせよ。
是(かく)ノ如キハ独リ朕(ちん)カ忠良(ちゆうりやう)ノ臣民(しんみん)タルノミナラス又以(もつ)テ爾(なんぢ)祖先ノ遺風(ゐふう)ヲ顕彰(けんしやう)スルニ足ラン
かういふ風にするのは、ただ朕(ちん)のために、忠義な良い臣民であるばかりでなく、又お前達の先祖の遺した美しい風を益々顕すことになるのである。
斯(こ)ノ道ハ實(じつ)ニ我(わ)カ皇祖(くわうそ)皇宗(くわうそう)ノ遺訓(ゐくん)ニシテ子孫臣民(しんみん)ノ倶(とも)ニ遵守(じゅんしゅ)スヘキ所之(これ)ヲ古今(ここん)ニ通シテ謬(あやま)ラス之(これ)ヲ中外(ちゆうぐわい)ニ施(ほどこ)シテ悖(もと)ラス
この道は、實(じつ)に我が皇祖(くわうそ)皇宗(くわうそう)の遺された教(おしえ)で、子孫と臣民との、倶(とも)に遵ひ守らなければならなぬ所であつて、之をいつの世に行つても、誤がなく、いづれの國に行つても、間違がないのである。
朕(ちん)爾(なんぢ)臣民(しんみん)ト倶(とも)ニ拳々(けんけん)服膺(ふくよう)シテ咸(みな)其(その)徳ヲ一(いつ)ニセンコトヲ庶幾(こひねが)フ
朕(ちん)はお前たちと倶(とも)に、この教をしつかり胸にをさめて、ともにともに行つてゆかうと願ふのである。
明治二十三年十月三十日
御 名 御 璽 (ぎよめい ぎよじ)
参考ホームページ
http://datas.w-jp.net/theImperialTermOfEducation.html
クリントン氏 明治神宮に参拝
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=752676&media_id=2