「子ども農山漁村交流プロジェクト」
阿蘇小国「TAO塾」
http://www.taocomm.net/
2008.03.27
行政・企業・NPOの協働 [ 阿蘇・小国町・コミュニティ ]
熊本菊池のNPO法人きらり水源村で「地域の暮らしに根ざした 青少年の体験活動とは?」と題した会にパネリストとして参加する。
昨年12月に湯布院で開催された「子育て文化協同全国交流会in九州」がでご一緒したNPO法人 風の原っぱ 浦田龍次さんや学校法人 ひらおだい四季の丘小学校の吉野了嗣さん、そしてNPO法人きらり水源村の小林和彦さんと再会でき嬉しかった。
2008年から、120万人の小学5年生が1週間ほど農山漁村に滞在し、地域の暮らしや智恵や技を学ぶ三省連携(文部科学省、農林水産省、総務省)の「子ども農山漁村交流プロジェクト」が5カ年計画でスタートする。
小国は、既に北九州市の中学校を対象に年間4,5校農村ファームステイ受け入れをしているが、農村と都会の相互扶助関係を強める動きになっていってほしいものだ。
行政とNPOのパートナーシップがどうとれるかが鍵だろう。民間の持つソフトを見出す目を行政に培って欲しいし、民間側も国や県、町の動きも勉強して柔軟に対応できるようにならなければならない。九州農政局の方や市役所の方たちとも交流し彼らの立場での思いを色々聴けて勉強になった。 長い歴史の中で「お上」意識の強い日本においては、行政・企業・NPOが綺麗に三角形を描く社会体制になるにはまだまだ時間が必要な気がする。その現状を深く認識して、お互いの特性を認め合い、相互の主体性のもとに連携・協力していく必要があろう。
行政・企業・NPOが互いの特性を尊重しながら、持てる資源を出し合い、対等な立場で、共通の目的を達成するために協力する「協働」こそが、相乗効果を生み、優れた公共サービスを提供することできる。 ...小国で今育ちつつある菊芋プロジェクトの動きは、草の根発の「協働」事業の実験でもあり実顕でもあるのかもしれない。
○⇒3月28日 波多野毅講演 produced by 紅い櫨の庵 久留米市古民家レストラン6時〜
○⇒3月29日 波多野毅講演 produced by Re空間 大分西部公民館1時〜4時 甲斐理恵さんのお料理教室同時開催
○⇒3月30日 波多野毅講演 produced by 小国町森林組合 福岡護国神社1時〜