自適随筆
私の思考だけで書いた文集
2016/6/13
「言葉の成り立ちと文字」
言葉・文字に付いて
言葉の成り立ちと文字
28・6・13
私には、6月5日に「社会学」との言葉が告げられて来た。
其の6月5日は、私が此の神の世界に1985年6月4日(旧暦5月5日)に飛び込んでから、33年目の始まりと成る日の出来事である。
そして、其の日のメッセージの内容は、是までの私の意識と言うか視線が、「神の世界(神学)・四次元世界・精神界」に向いて居た事を、「人間界・三次元世界・現象界・社会学」に向けろとの事の様であった。
其れで、先ず「社会学」との言葉を調べると、次の様になる。
「社会学 しゃかいがく・sociology」人間およびそれを取巻く社会事象を研究対象とする社会科学の一分野。人間の社会的行為を出発点に,それを規定するパーソナリティ,行為の交換である相互作 用や集団,行為の社会的様式としての文化を総合的にとらえ,さらにその変動と発展を,固有の概念,方法を用いて実証的にとらえるとともに理論的法則を明ら かにしようとする。 ブリタニカ国際大百科事典より
其れに、漢字の「社・会・学」を漢語林で調べると次の様に有る」
「社・シャ」【解字】形声。「ネ(示)+土」音符の土は農民が共同で祭る農耕地の神の意味。土が、つちの意味に用いられるようになり、示すを付して、区別した。転じて、集合団体の意味を表す。 【字義】@くにつかみ。土地の神。土地の守護神。また、それを祭るほこら。やしろ。「神社」A祭りの名。土地の神を祭って豊作を祈る祭り。B立春・立秋後の第五の戊・つちのえの日。社日。C昔の社会制度の一つ。Dある目的・事業のために同志の者が作った集まり。団体。組合。「結社」
国語 @やしろ。ほこら。お宮。神社。Aシャ。会社の略。
「会・カイ・あう」【解字】象形。金文は、こしきにふたをした形にかたどり、湯を沸かす部分と湯気を通す部分のふたとが、うまくあうの意味を表す。常用漢字の会は省略形による。會を音符に含む形声文字に、噲・膾・絵・ 繪」などがあり、これらの漢字は「ほどよく合わせる」の意味を共有している。
【字義】@ふた。Aあう。㋐出会う。行き会う。「再会」㋑まみえる。面会する。対面する。㋒かなう。一致する。あてはめる。Bあわせる。㋐ひきあわせる。面会させる。㋑一致させる。あてはめる。Cあつまる。また、集める。Dあつまり。つどい。Eかなめ。要所。Fとき(時)おり。機会。Gであい。㋐物の出会うところ。あつまる所。㋑道の交差する所。よつじ。㋒縫いめ。縫い合わせた所。Hさとる。理解する。「得会」Iたまたま。㋐偶然に。㋑ちょうどその時。Jかならず。きっと。Kかぞえる。はかる。考える。「会計」Lえ=絵。「図会」Mあたう。できる。
「学・ガク・まなぶ」形声。甲骨文は、「白+冂+爻」白は、両手でひきあげる形。冂は、建物の形。音 符の爻・コウは、まじわるの意味。教える者が学ぶ者を向上させる交わりの場である建物が、がっこうの意味を表す。篆文は、白+冂+教の形声文字。常用漢字 の学は省略体による。【字義】(一)@まなぶ。㋐知る。さとる。㋑ならう。見習う。Aまなぶこと。学問。Bまなぶ人。学問をする。者。Cまなびや。学校。学舎。D体系的に組織された知識。「天文学」E学派。学統。(二)おしえる。=教。
漢語林より
此の、「社・会・学」の漢字の意味からすると、「社会」とは、農民が共同で祭る農耕地の神の意味から集合団体の意味し、其の為に皆が「ほどよく合わせる」との意味になり、其の社会制度を学ぶ事が「社会学」との言葉の意味と成る。
其の意味からすると、「神学」や「精神学」の基礎は、村社会の共同体にあり、人間の精神世界の安定や平和は、農村の暮らしと言うか、営みに有ると言う事になる。
其の意味を考えると、老子の道徳経の内容や、イエスキリストの「愛」のテーマや、仏教の「慈悲」の概念よりも、確かに、社会学の方が基礎になると言うか、先行しなければ成らないと言う事に成る様である。
平成28年6月13日
礒邉自適
投稿者: 礒邉自適
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