4月の豊田健歩会は3日、伊勢原市内の桜の名所を巡るコース。地元会員の方に案内をお願いしました。大山道はかつては関東一円から大山へ向かう参拝者が通った道です。道沿いには昔の道標や地蔵が残されていました。
第2東名の工事のため、市民の森「ふじやま公園」には少々迂回路もありました。
ここで弁当、出発時間に霧雨が降り出す。
太田道灌の墓に近く、洞昌院の枝垂れ桜がみごとに咲き誇っていました。
有形文化財・山口家住宅の見学をする前に当家の主からお話をききました。
山口家は、江戸中期より名主を務めており、六代将軍家宣の側用人として間部詮之が治めており、山口家は間部家の家政に深く関わっていました。
明治時代には、当主の山口佐七郎が相州最初の自由民権運動の結社である湘南社の初代社長に就任し、屋敷は湘南講学会の会場として利用されました。その後、佐七郎は第1回衆議院議員を務めました。
