農業生産組合から「18日午後5時落水」の回覧が回ってきました。6月田に水を入れてから4ヶ月で収穫、農家は収穫の準備にかかります。今年も稲作の指数は100を上回るようです。
神奈川県で一番大きな農業用水路は、相模原市、厚木市にまたがる磯部頭首工水門がはじまり、相模川の東側に流れる左岸幹線用水路と、西側を流れる西部用水路に分かれます。
この農業用水路から取水された水は、古くから8市1町の相模原市、座間市、海老名市、寒川町、藤沢市、茅ヶ崎市、厚木市、伊勢原市、平塚市の大小の水路を流れ、お米の水、集落の水、街の水としても流れ、お米だけではなく、都市と農業地域に潤いも与えています。
県内最大の水田地帯を持つ、平塚市の水田の約60%以上にも農業用水を供給しています。
豊田の水田は今でも大山を水源とする鈴川の水を農業用水として利用している地区がありますが、相模川西部用水の整備により、今では用水の心配はなくなりました。むかしは、「我田引水」の言葉通り水争いが絶えなかったそうです。
毎年10月はじめには秋に収穫した新穀を、新嘗祭を奉祝し豊作を感謝して大山阿夫利神社に献上します。その印に「大山阿降利神社新嘗祭のお札」が役員の手で届けられます。
朝から29℃、四日過ぎたのに延々と猛暑、今日の最高は34℃でした。
九月になっても実感はありません。
モミジバアオイの赤がいっそうに暑さを掻き立てます。
