今日ミツバチを見ました。生垣の珊瑚樹の花に無数のミツバチが群れていました。
ミツバチの行動範囲は1.5kmと言われます、きっと近くの施設園芸農家の温室から飛んできたのでしょう。
ミツバチの大量失踪の謎など騒がれているだけに、何かほっとした瞬間でした。
「神奈川新聞のコラム」円形ダンスに尻ふりダンス。授業で学んだミツバチのダンスは、子供心に驚きだった。密の場所が近いか、遠いか。蜜は甘いか、それほどでないか。情報をダンスで仲間へ伝達していくミツバチの世界は、複雑な人間社会を思わせる。
そのミツバチに異変が起きている。大量死など農作物の受粉を仲介するセイヨウミツバチが全国的に不足し、県内でもスイカ、メロンなどの栽培に影響が出ている。数万匹で構成する群れが崩壊したケースもある。県外ではミツバチの盗難事件まで起きた・・・
ミツバチの減少は地球規模で起きている。米国では大量失踪によって農家が大打撃を受けた。ハチは花粉を運ぶ昆虫の作物への貢献は、世界で年間約24兆円の働きに相当するとの研究結果もある。ミツバチに何が起きたのか。「蜂の一刺し」では済まされまい。深刻なミステリーだ。(2009.4.27)
