13日、今日は屋久島を時計回りに一周(132km)して空港へ15時に、いよいよ最終日である。計画中は楽しかったが今朝はなにか気の抜けた感じがする。ホテルを8時30分、小型バスは発車した。(西部林道は小型バスでないと通行できない)
最初の見学は「千尋(せんぴろ)の滝」、一枚岩を流れ落ちる水はしばらくの雨なしのためか一寸さみしい。
展望台の入り口に、原(はるお)岳め道 山口お札所と古ぼけた立札がありました。
内容 屋久島は山岳信仰の島で、昔から神とする山々への感謝や、無病息災、五穀豊穣、大漁祈願など、さまざまな願いを抱いてどの集落でも年に一度、山へのお参りをしていました。その登山道を岳め道といい、山の神の領域と人の領域を区別するところがお札所でした。
ここ、はるお(原)集落では、岳参りの行事を縮小されて現在も行われています。
山口のお札所を通りモッチョム岳から奥岳に二泊三日の日程で行われていました。
一般の人たちは、ここ山口のお札所より奥には入ることを許されませんでした。
一枚岩を流れ落ちる「千尋の滝」。
「永田いなか浜」は日本一アカウミガメの産卵する砂浜です。
島の野生動物は小柄な「ヤクシカ」と「ヤクサル」でした。
屋久島空港16:00離陸、逆光の中に開聞岳を見ました。
