今年もあと15日、年賀状も庭の掃除もとなんとなく気忙しくなる、午前は豊田公民館の「お飾り教室」準備のわらスグリをした。
今は材料のお飾り用藁の調達と先生探しが困難で教室をやめた公民館もあるそうです。
少し前まで歳神さまを迎えるために、お飾りは各家で作って供えていました(今も続けている家もあります)。皇大神宮の祀ってある神棚にお供えするものは特別念を入れて作ります。
材料には新藁のほか「うらじろ」「ゆずり葉」「だいだい」など縁起の良いもので飾りつけ、4〜5本の藁をなって作る「一文飾り」というのがあり、名称のとおり一文で出来る安価な、簡単な飾りという意味。一文飾りは、仏壇から、恵比寿さん、荒神さん、井戸神さん、今では自家用車にもつけるようになりました。
ふと子どものころ、暮の28日には、豊田本郷に歳の市が立ちダルマや正月用品の出店が並んでいて、祖父に連れられて行ったことをかすかに思い出しました。
