豊田健歩会は発足して10周年を迎えました。歩いた回数87回、その間バス利用は28回です。今回は節目を記念して18日から20日までの3日間で奥入瀬渓流を歩きました。
18日曇、バスは豊田を出発。東北道小阪ICを15時50分。バスは樹海ライン発荷峠を経て宿泊地の十和田温泉のホテル十和田荘に17時到着する。
19日快晴、5時起床、山影に細い月が寒々と見える。十和田湖のシンボル「乙女の像」まで朝の散歩を愉しむ。
ホテルを8時出発。休屋より十和田湖遊覧船に乗る中山半島から中湖に、カエデは赤くブナは黄色く燃え始めたその美しい姿を湖面に映す。御倉半島から東湖をめぐり子ノ口で再びバスに、銚子大橋下車。
いよいよ奥入瀬渓流の第一歩である。子ノ口から流れ出した水を追うように歩く。紅葉には少し早かったが、躍動感あふれる流れが点在する奇岩に砕ける姿は絶好の撮影ポイント。約8kmの行程には「雲井の滝」「阿修羅の流れ」など滝や渓谷の美しさを愉しみながら3時間かけて歩く。
奥入瀬観光センターで昼食。午後は八甲田ロープウェイにて山頂へ。ねぶたの里見学。青森ICより東北道鹿角八幡平ICより湯瀬温泉宿泊の姫の湯ホテルに。
20日早朝の雨も上がる。今日は八幡平山頂を経て花巻。8時ホテルを出発。間もなく国道の両側に真っ赤な実をつけたナナカマドの並木が続く、紅葉と赤い実が美しい。雨にぬれた木々がいきいきと見えるそれにしても暖かい朝である。
車はアスピーテラインに入る、紅葉が素晴らしい。登るに従いガスってきた乗務員の友野さんこの様子では頂上は視界が利かないだろうと話す。途中湯治場の秘湯「ふけの湯」の入口にある駐車場に停める。谷間にはいたるところ水蒸気が上がっていた、「ふけの湯」である。風のかげんでいくつもの露天風呂が時々見える。
山頂は雲の中だった、車はライトを点けて最徐行運転。仕方なくそのまま花巻に下る。宮沢賢治記念館見学後昼食。13時30分帰路に着く。都心の渋滞もなく21時30分豊田に到着しました。
ドライバー2人、乗務員(特別)と添乗員の2人で計4人。往復1500km。参加者は正会員32名、天候にも恵まれ長年の計画が実現しました。
十和田湖の旅中山半島
奥入瀬渓流
八甲田山 山頂付近の紅葉
