9月7日から2泊3日で南紀に行ってきました。JA湘南豊田支所生産組合長会とOBの人たち、大型バスに17人一寸贅沢な旅行を楽しんできました。
6日午前5時豊田発。曇時々雨の悪天候でしたが見学の時間帯は雨具を必要としないですみました。7日も前日同様の天気、しかし本州最南端の潮岬では薄日の中で記念撮影。昼食は太地くじら浜公園の近くでくじら料理。店の主がくじらの漁師だったという専門店その名もくじら家、くじらの刺身、竜田揚げには昔懐かしい味がありました。
8日快晴。那智の滝・熊野那智大社・青岸渡寺参拝。その昔、熊野詣の証として旅人が持ち帰ったといわれる那智黒石。参拝の帰りに立ち寄った光峰堂の主人に碁石のことを尋ねると、まずこれを見て下さいと出されたのが原石の自然な姿の硯、水を3滴入れ墨をするとその滑らかなこと、硯は石を見るといわれるがとても難しいことで、買い求めるときは必ず試しずりが必要なわけがわかりました。
碁石といえば那智黒石といわれます。ご主人の話では「採掘される山によって、硬さや黒さに違いがあり、最も硬質で黒い石材が碁石に適しています。碁石の大きさは、黒石の方が、直径、厚み共に、0.3ミリ大きく仕上げられてあり、同寸だと黒石が小さく見えるため。」
「白石は、日向蛤が使用され色の付き具合と縞目模様が基準となり3ランクに品質分けされている。日向蛤が最高ですが殆ど枯渇して、今はメキシコ産の貝を使用しています。」と話された。
私は碁石を記念に求めました。山口光峰堂ご主人お進めの32号厚さ8.8ミリ。良い思いでが出来ました。
