4月定例会は最明寺史跡公園の桜と延命寺の牡丹を観るハイキング、今回は公民館館長と主事が参加され25人でした。
雨の日がつづいたが今日は久しぶりの好天。新松田9時40分発のアサヒビール行きのバスで松田山入り口下車。Wさんの準備体操後歩き出す。
最明寺までは1時間40分を要した。この路は全線舗装の農業用の優先道路、4輪駆動の軽が1台通れる位の道幅であった。
途中「物言い坂の由来」の案内に、『これより約500mを「物言い坂」と言い、農道改修前は現在より急な坂道だった。昔は最明寺まで物を運び上げるのに馬を使っていたが、ある日、馬の親子がこの坂にさしかかったところ、子馬が、なかなか登れず、母馬が何か言い聞かせるようにして登った。』と伝えられているほど、今でも結構急な登り坂である。
史跡公園ソメイヨシノの下で昼食とした。あるかなしかの風に花びらが弁当の上に落ちる。
午後は松田山頂上まで山桜のトンネルを散策。昨年は6人でここより寄(やどろき)側に下山したが、今日はハーブ園から延命寺の牡丹を鑑賞して新松田駅に。15時解散する。
最明寺跡は、松田山頂付近の海抜550メートルの平坦地に承久3年7月(1221)浄蓮上人が、信州善光寺の一光三尊の仏を模写し松田山に安置し創建、西明寺(最明寺)と号した。鎌倉時代には五歩に一楼、十歩に一閣といわれるほど盛大となったが室町時代兵乱相続き衰えた。
