2月16・17日 豊寿会の役員研修会に参加しました、参加者は36名でうち女性が28名。老人会の人は旅行が大好きである。私も会員になって久しいが、最近ようやく年1〜2回は参加できるようになった。年間5回くらいあり、それに2泊が2回もある。平均年齢78歳以上と高齢だが、経済的にも健康にも恵まれた人たちである。
今回の研修は雨の旅行となった。16日、成田航空科学博物館・刑部岬から雨景色の九十九里浜、そして富士山頂と離島を除き日本で一番早く初日の出の拝める犬吠埼温泉に宿泊した。
どうして日本で一番早いかを調べたところ。[日本の最東端は、北海道根室市の納沙布岬だが、季節により地軸の傾きが変化することから、冬季(元日前後の約10日間)にかぎって、一番早く初日の出が見られる]ことがわかった。
しかし、今年の元日は厚い雲に覆われていたそうだ。
17日は一日中曇。漁師の網に掛かって上げられた12面観音を祀る、坂東三十三観音27番札所、飯沼観音・香取神宮・江戸情緒のある町並み小江戸「佐原散策」である。
伊能忠敬記念館を見学。伊能忠敬は50歳で息子に家業の酒造業を譲り、江戸に住み天文方高橋至時(36歳)の弟子になりました。天文、暦学を学び55歳から10回に分けて全国各地で距離や方角を測り、70歳まで歩いた距離が地球一周分の35,000km。
記念館には忠敬が使った測量道具がたくさんありそれも細工職人に特別注文で作らせたもので、当時としては最も精密なもの。杖の先に方位磁石が水平になるように工夫された道具は全国の測量で一番使われた「杖先方位盤」と記してあった。日本全図は忠敬73歳没後3年後に完成されたという。
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成田航空科学博物館
今日のお客さんの殆どが園児と老人。外は冷たい雨です。
アンリファルマン複葉機
1910に徳川好敏陸軍大尉が日本初の公開飛行を行った飛行機の実物大復元模型
伊能忠敬が17歳から50歳まで住んだ家。伊能家は酒造りの商売をしていたので、原料や商品の船積みに便利なように家は小野川に面していた。
小野川に舟遊びをする人を見た。両岸にはしだれ桜と柳の並木。この日はちょっと寒そう、でもコタツがありました。
