今年最後のハイキングは、公民館と共催で朝比奈切通しを歩きました。公民館からの6名を含め参加者28名。
大船で電車をおり、金沢八景行きのバスに乗り、朝比奈で降りる。道路向かい側の「朝比奈切通し」入口の標識に従い歩き出す。間もなく人家がなくなると道端の石仏群に出会う。昨日の雨で落ち葉は水を含み、ところどころ小さな流れができていた。切通しの途中で熊野神社参拝をする。
金沢、六浦方面からの出入り口であり、物資の交易のほか軍事的な要路としても重要な道だったためか道幅も広く、現在もその面影を残す古道でした。
人里に入り、太刀洗川を左に見て間もなく光触寺。一遍知真(1239〜89)の開山である。地蔵堂にある塩嘗地蔵はもとは金沢街道にあり六浦の塩売りが、初穂をあげると帰りには無くなっていたのでこの名がついたと土地の人は言う。鎌倉宮の休息所でおそい弁当にしました。
午後一番は荏柄天神参拝。祭神は菅原道真公で1104年の創建と伝えられています。頼朝が幕府を大蔵の地に開いたとき、この社を鬼門の神として特に崇敬したといわれています。
源頼朝の墓を参拝。征夷大将軍に任ぜられ、幕府を開いた頼朝は武家政治を確立し、1199年53歳でなくなりました。墓一帯が屋敷跡、大蔵幕府跡といわれています。
最後は、鎌倉のシンボル、鎌倉幕府の守護神「鶴岡八幡宮」を参拝して現地解散としました。
晩秋の朝比奈切通し
