最近、巷ではPCDの小さなコンパクトクランクが流行っているが
実は20年くらい前にも同じような製品があった
この写真に写っている
シマノ600のショート5アームがそれだ
歯数は48-38ぐらいだったかな・・・
今のレーサー用とは想定される用途が異なっていて
所謂スポルティフと言われるタイプの自転車用だったのだが
もともと僕はあまり重いギアを好まなかったので
これを流用することにしたというわけ
で、結論から言えば、この製品
やはりガンガン踏んで行くには問題があったわけで
それがなにかというとアウターギアの歪み
ショート5アームはどうしてもギアの固定部から
歯先までの距離が長くなるのでたわみが大きくなるのだろう
しかも当時のアルミ合金、安価な普及グレードということもあって
インデックスシステムもない当時のフロントディレイラーでさえ
すぐに干渉して変速にも支障がでるほど(笑)
入荷の安定しないアウターギアのストックは必須だったのだ
(それでもTAなんかよりはマシだったわけだけど)
それに比べ今のシマノのクランク
アウターギアは見るからに剛性高そうだよねえ

0