今日は
MIMOCAで開催中のエルネスト・ネト展を見てきました
RICOH GR DIGITAL
「新具体主義運動」の影響を受けたエルネスト・ネトの作品は
作品と鑑賞者との双方向の関係性を重視したもので
鑑賞者が実際にその作品の内部に入り、直接触れて体感するもの
作品の撮影も許可されているのでパチパチ撮影してきました
RICOH GR DIGITAL + GW1
ライクラなどの伸縮性のある布を使ってつくられた作品は
「キスをするふたり。愛し合い、ともに夢見る。
よりよい世界を、まだ見ぬ我が子を、
そして人生と人類とこの星の未来を」
というテーマで構成されています
RICOH GR DIGITAL + GW1

minolta DiMAGE A1
RICOH GR DIGITAL + GW1
午後2時からブラジル現代美術を
日本で初めて包括的に紹介した展覧会
『ブラジル:ボディ・ノスタルジア』
のキュレーターを務めた
東京国立近代美術館主任研究員 鈴木勝雄氏を講師に招いた
ゲスト・レクチャー
「ネトから見えるブラジルの現代美術」に参加しました
RICOH GR DIGITAL + GW1
RICOH GR DIGITAL + GW1
エルネスト・ネトへとつながる
ブラジルの戦後・現代美術についての講演でしたが
ブラジルの貧民街ファベーラについての話
映画「黒いオルフェ」のオープニング・テーマ曲
「ア・フェリシタージ」の
「悲しみは果てなく、幸せははかない・・・」
という歌詞についての話
作品と鑑賞者の双方向性の関係性を重視する
「新具体主義」というのは
作品そのものを奪ったり、壊したりすることはできても
鑑賞者との関係によってうまれたものは
決して奪い去ることはできない
という考え方に基づいている
という話が印象に残りました
それは
「はかなさの感覚・束の間の自由」なのだと
RICOH GR DIGITAL + GW1
RICOH GR DIGITAL + GW1
RICOH GR DIGITAL + GW1
RICOH GR DIGITAL + GW1
これは、作品全体を吊っているロープの錘となっている
それぞれ80kgのターメリックとクローブ
これらは作品に香りをつけ、視覚、触覚だけでなく
嗅覚をも刺激するものになっています
(その他に蕎麦殻や米も使用されていました)
RICOH GR DIGITAL
RICOH GR DIGITAL
併設されているカフェのエルネスト・ネト展限定メニュー
ココナッツのブランマンジェ
子供達があっというまに食べてしまいました
なんとはかない(笑)

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