病理結果  乳がん

朝、次男の幼稚園バスを見送ってから
「ナグモクリニック」へ。
いつもGパンはいて汚い格好で見送っている為、
スカートはいていると「おでかけ」がバレバレ
園ママに「でかけるの???」と聞かれて「病院」と一言。
心配してなのか、興味があるからなのか、
ホントのとこはわからないけど、心配そうに顔を覗き込み、
大丈夫なのか聞かれる。
病理の結果が出るとは言えず、(後日結果を聞かれるから)
「定期検診なんだ」とだけ告げて出かけた。
診察予約は11時。今日も混んでいた。
待っている間に小学生の子供2人とご主人を引き連れた
ご婦人が入って来た。家族総出??
・・・手術なのかな?とも思ったが、どうやら違うみたい。
ホテルのルームクリーニングサービスの話をしていた。
何処からか上京してこのクリニックを訪ねて来たようだ。
お母さんの一大事なら学校だって会社だって休む!
子供にはきっとディズニーランドにでも行こうと話し、
上京して「ついでの病院」ということになっているに違いない。
お金も時間もかかるけれど、「外科医の腕」に差がある以上
自分が納得できるパートナーを探すのは必然。
ここで納得できなかったら次へ行く。
最善の治療が受けられる事を祈るばかりだ。


時間通りに呼ばれて診察室へ・・・。
豊胸した左胸を触って「いいねえ・・・」
右胸はエコーで確認しながら「完璧だね・・・」
乳頭からは相変わらず出血していたが、
1週間程度で治まるそうだ。
あちこちで悪さをする「ヒリヒリ」はやはり回復徴候とのこと。
ひとまずホッとした。悪いとこは無さそうだな
「服を着たら話をしましょう」とDr。・・・いよいよだ・・・。

Dr:「検査の結果がきています。今から説明します。
   まずこれ、切出し図ね。
   なんと、驚いた事に塊から染み出すように
   癌が広がっていました。これは全摘しなければ
   どうにもなりませんでしたよ。
   全摘して本当に良かった。」
Me:「この白いこぼした牛乳みたいのがみんな癌ですか?」
Dr:「そう。」

黄色いコーンの塊みたいな物の中に大きい黒い塊、
そのすぐ横に小さい黒い塊、その下に梅干みたいな色の
中程度の大きさの塊があって、その周りに牛乳みたいな
液体が写っている。クリームコーンの缶詰めを皿に出し、
その上に牛乳をかけたみたいになっている。・・・これが癌

Dr:「次にこれ。臓器を数ミリ間隔で切り出して調べた写真。
   癌巣の最大サイズは22ミリ。癌のグレードは1。
   これは顔つきがおとなしいって事。
   切除断端には癌細胞の露出は認められないため、
   癌巣は完全に取り切れていると書かれています。
   ただ、リンパ節に転移が見られる。
   既にリンパ節に転移しているから、血管を通って
   身体中に癌細胞がばらまかれている可能性もある。」
Me:「え?」
Dr:「術前の検査でも、術中も、異常は見られなかったから
   僕は大丈夫だと思っていた。センチネルリンパ節生検も
   1つだけしかやっていない。その1つに転移していた。
   これは考えないといけないね。
   それから、HER2タンパク過剰発現有、スコアは2+。
   0から3+まであって、多いほうが悪い。
   これは再検査に回っているよ。
   ホルモン受容体は陽性。かなり良く効く。
   外科的な治療は全て終了になるから、今度は週3回
   クリニックで診察してくれている東大病院の岩瀬先生に
   診てもらうようになる。
   この先生は僕が同時再建に命かけているように、
   抗癌剤に命かけてる・・・と言っても過言じゃないほど
   化学療法のスペシャリストだから安心して相談して。
   今後は、どうすれば家族の為にも自分の為にも
   より長く幸せでいられるかを考えるべきだね。」
Me:「あの〜、リンパ節に転移が見られるということは
   リンパ節郭清を行うのではないのでしょうか?
   手術はしないで抗癌剤を使うという事ですか?」
Dr:「うん・・・。岩瀬先生の判断次第だけれど、
  最低5つのセンチネルリンパ節を調べて進行の程度を
  知りたいと言われれば、追加で調べる事になるね。
  もちろんリンパ節が腫れてきたら郭清する事になる。
  僕も岩瀬先生からの報告で動く事になるよ。」
Me:「そうですか・・・。わかりました。」

ホントにわかったのか、理解できたのか定かではなかった。
頭の中で「転移」という言葉がグルグル回っていた。
表情を変えずに淡々と発せられるDrの言葉の一つ一つが、
残酷にもナイフのように私の胸に刺さった。
その後、抗癌剤担当の看護師さんを紹介され、
今後の診察についての相談をした。
FISH法を実施していて結果が出るのが14日になるらしい。
わからない言葉だらけ・・・
何でも、使う薬を決めるための検査らしい。
ハーセプチンに対応しているかどうか調べていると言うが、
これまた勉強不足でわからない。
知識のない患者には、自分の今置かれている状況すら
正確に理解することができないのだ・・・。情けない・・・
FISH法の結果を待たず、岩瀬先生の予約を取ってもらった。
連休が入ってしまう為、最短で12日。・・・仕方がない・・・。
センチネルリンパ節生検1つって・・・???
みんなもっと取ってるんじゃないの?
こんなことなら5個でも10個でも取って
調べておいてくれたら良かったのに!!
今さらそんな事言っても仕方ないけど・・・。

診察の帰りは渋谷に寄って買い物でもして来ようと
計画していたけれど、さすがにそんな気力は出ず、
自分だけが周囲とは別世界の人間のように思えて、
周りを見ずフラフラと電車に乗り、
何処にも寄らず家に帰って来た。家に入って・・・泣いた。
癌の告知を受けた時以上に声を出して泣いた。
今だけ・・・。子供達が帰って来る時間には絶対、
いつもの自分に戻りますから・・・と、心の中で約束して。
1時間位泣き続けて、落ち着いた。
・・・そこへ母からの電話・・・
悔しい・・・と泣いていた。強い私も母の声には弱い・・・。
心配かけたくなくて、平静を装って話したけれど、
涙が次から次へと流れてくる・・・。
私も母と同じく娘を持っているから、
母の悲しみ、悔しさは痛いほどよくわかる。
ごめんね。心配かけてばかりで・・・。頑張るからね。


  
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2007/4/29  16:54

投稿者:nagu

ganeさん、おっしゃる通りです。
仕方ない・・・ですね。
あの時こうしていれば・・・とか、何故?とかって考えてても状況が変わるわけないんだから。
癌告知のときも、落ち込む暇があったら最善の方法を探すべし!!って思って今の病院を選んだんです。
外科的手術は文句なし!完璧だと、私も思っています。転移は医者のせいではない。全て運。きっと私はもっと戦う力が残っていると、神様から試練を与えられたんですね。
こういう病気になった事で知り合えた人もいる。縁って不思議ですね。
見ず知らずの人の言葉が自分のそばにいる人よりも心強く感じられる。
くじけそうになっちゃう時があるかもしれないけれど、その時は力を貸してください。
頑張りましょう!!

2007/4/28  17:45

投稿者:gane

みんなでがんばりましょう。
今日、ホルモンの結果も出てたので聞いてきました。ホルモンはどちらも+。HER2は1でした。で、早速、ホルモン治療開始。おなかに注射を打たれてきました。
これで、今後の治療がほぼ決定。
私はグレード3でかなり落ち込みましたよ。
顔つきが悪い!!と言われて・・。
でも今更仕方がない。
私もあたってほしいことは全く当たらず、
こういう、いやなものは当たってしまう。
いやですよね。
がん友もこうしてたくさんいるし、みんなでがんばりましょう。

2007/4/28  8:59

投稿者:nagu

みんな、ありがとう。
コメント読んでても涙が出てくる・・・。
今日からまた病気についての勉強開始です。
HER2陽性がかなり気になるけど・・・。
どのサイトを見てもHER2陽性の予後は悪く、抗癌剤が効かないと書かれています。
進行も速い・・・とも。乳癌患者の2割程度なのに、そんな低確率のものが当ちゃったんだ〜。乳癌になったのだって低確率のものが当っちゃった・・・と思っていたのに、更にその中の2割に入るとは・・・。宝くじは当たらないくせに!
ハーセプチンが有効なのは3+らしく、私の場合は2+でこれも微妙みたい。
12日にならないと治療の方向も定まらない・・・。進行が速いと聞くと、1日でも早く治療を開始したいのに・・・って気ばかり焦っちゃう。
でも、頑張らなくちゃ!子供達に力をもらっています!もちろん、皆さんにも。
ホントにありがとう!!頑張ります!

2007/4/28  0:55

投稿者:ふくろう

naguさん。大丈夫。
顔つき「1」なんてすごいよ!
私の先生は言ってたよ。
病理は目安だって!!
治療、予後は神様のみ。。
リンパもセンチの話。
わたしは見張り3つのみ調べたけどこれも確かじゃないから。。
がんばろうねっっっ!

2007/4/28  0:08

投稿者:ジュン

はじめまして。乳腺の和でこのサイトを知り、ずっと読ませて頂いています。
私も2月末に手術をして、治療中です。私も病理結果が出た後、治療方法がすぐに決まらず、待つ間とてもつらい思いをしました。家族の前では明るくしていましたが、一人になると不安で泣いていました。家では落ち込むと思って散歩したのに、散歩しながら泣きました。でも、絶対治る、治すぞ!大丈夫!と、前向きに考えました。待つ間、いろいろなサイトを見てたくさん勉強しました。納得のいく治療受けたいですものね。

naguさん、泣きたい時は泣きましょうよ、我慢していると壊れます。でもその後、大丈夫と信じて、家族のため前向きにがんばりましょう。靴ダッシュのように!クロッキーも続けましょう!(これ、知りませんでした〜)

私も、皆さんと一緒にがんばってると思うととても励みになります。皆さん、チカラをありがとう。

2007/4/27  23:14

投稿者:けんとママ

naguさん、
リンパ転移ですか・・・。
私の場合は、手術中にセンチネルリンパ節生検を行いました。1個だけとって、その場で病理の医師が転移のないことを確認したそうです。(夫が聞きました)
その前にPETでも全身の状況を確認しているので、転移に関してはおそらく問題ないと確信しています。
ただ、病理の医師がいても、切除断端まではその場で確認はできないとのことでした。
前もってもっと勉強していれば、右は全摘同時再建の選択肢があったのにと、悔やまれてなりません。何で、3回も手術しなくちゃいけないのか、残念でたまりません。
外科的な処置が終わらないと、放射線治療は始まりません。時間がたってしまうのが不安です。
お互いに、ちゃんと勉強しなくちゃいけないですね。自分で理解できないと、何がいいのか悪いのか、まったく判断できませんから。

でも、naguさん。
がん治療は日進月歩です。
落ち込まずにがんばりましょう。

2007/4/27  23:02

投稿者:ラミィ

実は 私もリンパ節転移が12個(取ったリンパほとんど…)有りました。でも 治療も順調に進み 気持ちだけは 負けてないよ!! これからの事は、わからないし 不安になる時もあるけど 今はホルモン治療の更年期障害に耐えながら 子供の成長の事など 考えています(^_^)v いつも この日記からパワーを頂いてがんばってるよ。

2007/4/27  20:07

投稿者:gane

リンパ転移が見つかったそうですが、大丈夫ですか?
私は、前にも書き込んだように、術前にリンパが腫れていたので、(それで乳がんに気が付いた)転移はわかってました。ただ、術後、すぐに腫れてたリンパ節と小さいのが他に2つあったよ。と言われ、かなりショックでした。で、病理検査の結果、リンパは4/10
と言われ、またまたショック。見えないがん細胞が身体を駆け巡ってるかと思ったら、不安でしかたありません。が今更どうしようもない!信頼できる先生ときちんと治療をしていくしかない。と思うようにし、前向きに行こうとおもってます。私の主治医も気持ちが大事、病気に負けないぞ!と言う、気持ちが、病気を寄せ付けなくなるとおっしゃってくれてます。今は、早くリンパ液の排出が減って、ドレーンが抜け、放射線治療などの、治療計画をたてたいなと思ってます。

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