2007/6/27

上半期 コンサート・ベスト10!  クラシック・トピックス

早いもので、もう半年が過ぎました。寒くない冬がおわって、なぜか寒い春を過ごし、雨の降らない梅雨を体験しております。世界情勢は相変わらず混迷をきわめ、イラク、アフガンの止まらないテロリズムは、沈静化の兆しもありません。パレスチナでは、あのちっぽけな領土で、愚かにもアラヴ人同士の内戦状態に入りました。

ドイツでは女性首相のメルキェル氏が誕生し、なかなかやり手みたいです。フランスでは、初の女性大統領候補だったロワイヤル氏が敗れて、サルコジ体勢がスタートしました。英国では、ブッシュにすり寄って、その才覚を台無しにしたブレア首相が、ついにギブアップ宣言を出しました。わが国でも安倍内閣の支持率が急落、化けの皮がはがれたということでしょう。

さて、私の上半期の音楽ライフは、予算を「熱狂の日」につぎ込んだこともあり、お金をセーブしながら、どれぐらい楽しめるのかという選択が中心になりました。国内オケを中心に、室内楽、アマチュアを組み合わせての視聴プログラムになりました。バレエはいろいろと興味を示したものの、結局は1公演に止まりました。オペラは7です。ひっくるめて、ランキングにまとめてみました。

1位 ガンバ/東響 ショスタコ12番
2位 神田/オペラ彩 トゥーランドット
3位 エヴェリン・グレニー 打楽器リサイタル
4位 アルブレヒト/読売日響 マラ9
5位 チュマチェンコ/KST メンコン
6位 インドラ・トーマス ソプラノ・リサイタル
7位 下野/読売日響 ドヴォ6
8位 日本の作曲 21世紀へのあゆみ 室内楽の諸相X
9位 ポッペン/KST ハイドン103番
10位 金木博幸 チェロ・リサイタル

ほかにも、ブリュッヘン&NJPのシューマン4番、アシュケナージ&N響のマラ4、ダスビのショスタコ15番、スクロヴァ&読売日響の「火の鳥」などがありました。なお、「熱狂の日」のプログラムは印象的なものが多すぎるので抜いてあります。あと、唯一のバレエ・プログラムだった、グルックも、踊りの面ではかなりの感動がありました。

最近は、体験してきたものについて目星がついてきたので、これは失敗だというものは、ほとんどありませんでした。

下半期は、その初っ端を飾るスポレート歌劇場の「セビリャの理髪師」を楽しみにしているのですが、これと、チューリヒ歌劇場の「ばらの騎士」は鉄板です。ドメニコ・スカルラッティ音楽祭にも、期待しています。9月には、久しぶりにアンサンブル・ノマドが復活するのを聴いてこようと思います。10月は、所沢まで遠出して、ケラスのチェロを聴いてきます。ロジェストヴェンスキー&読売日響の、「王女イオランタ」を楽しみに思います。東響のヘンツェ「ルプパ」もあります。

井上道義のショスタコ・ツィクルスは、つまみ食いになります。ゲルギエフがマリインスキー劇場管を相手に、「金鶏」の音楽をやるというので、どうしても聴き逃せないのです。彼は、東響を指揮することも決まったそうですね。11月は、鈴木さんとBCJの管弦楽で、ヘンデル「エジプトのイスラエル人」が注目です。クレーメル&ツィメルマンのブラームスはどうしましょう? 年末は、下野の「第九」があります。そして、またまた大晦日のベートーベンがあれば、是非とも聴きに行きたいと思っています!

MVPは、デイム・エヴェリン・グレニーに捧げます!
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