2000/8/27
鳳凰・ほうおう
12・8・27
「鳳凰」とは、中国の伝説の大きな霊鳥で、聖天子出生の瑞祥として、出現する物として伝えられている、神の世界の鳥である。
日本のお祭りに、繰り出す御神輿の上に飾られる鳥も、其の伝説に縁るものである。
日本だけではなく、中南米のマヤ文明のカレンダー・暦にも、同じ様な鳥がある。
其の鳥は、「時間の操縦士」の心臓から伸びた、時間の木の上に止まって、「太陽」と「蜥蜴・トカゲ(戸陰)」を操っている様に、表現されている。
其の、太陽と蜥蜴の組み合わせは、占いの意味の「易」の文字として、中国の漢字にも「易・日(太陽)+勿(トカゲ)」の組み合わせが有るので、中国とマヤの文化は、先祖を同じくする者達が、存在すると言う事だろう。
日本の伝統文化の、神輿の上の鳥や、天照大神の使いが鶏とされているのも、「天照大神」と「太陽」と「鳥」の関係を考えれば、同じ思想や風習が、伝えられているのではないだろうか。
ヨーロッパの文化は1万年くらいで、日本の縄文文化は、其れよりも古いとも云われている。
日本に、其の源の文化が存在しても、何等不思議な事ではない。
今度は、何処の国に、其の鳳凰の瑞祥が現れるか、それを見ていれば、今度の聖天子が何処に現れるかハッキリするであろう。
平成12年8月27日
礒邉自適
コメントは新しいものから表示されます。
コメント本文中とURL欄にURLを記入すると、自動的にリンクされます。