2004/11/13
霊界の企画書
16・11・13
今朝のメッセージの映像には、畳よりも大きな紙一枚に、小さな文字でビッシリと、文字が横書きに書かれ、線も引かれているのが映って来た。
その一項目の意味は、定かではないが、これから始まる神事の、様々な内容が順序立てて、計画的に書かれていたのだろう。
それから、年配の小柄の男性の顔が、目の前にハッキリと迫って来て視えた。私は、その顔から想像出来るのは、知恵の神と伝えられている「少彦名命」である。
「少彦名命・すくなひこのみこと」とは、「大国主の命」が出雲の国(島根県)の国造りを行った時に、出雲に現れ、大国主の命に知恵を授けた神だとされている。
いよいよ、新しい国造りが始まるのだろうか。
今度の国造りは、大国主命の時の出雲一国の国造りでは無く、神武天皇の大和(奈良県)の国造りでも無く、明治維新の日本国の国造りでも無い、世界維新の国造りなのである。
私は20年前、屋久島で神界からその件(こと)を頼まれて、全国の旅に出発した。そして判明した事は、その事は私から始まったのでは無く、それは太平洋戦争の敗戦日である昭和20年8月15日に、奈良の「矢追日聖氏」に告げられていた計画だったのである。
私は、昭和22年1月29日に屋久島の安房に産まれているので、私が産まれる前から、その計画は始まっていた事になるのだ。
矢追日聖氏に告げられたメッセージは、地球儀が現れて、世界中に日の丸が立っているのが視えて、日本から世界維新が始まるとの事で、12月の冬至の日を元旦とする、カレンダーに因る政治(まつりごと)をしなさいとの理・ことであったとの事。
「正傳矢追日聖」http://star.ap.teacup.com/170606/210.html
だから、矢追日聖氏は昭和20年12月23日より、冬至を元旦として祭りを催し始めている。それからすると、今年の12月21日の冬至が、59年目の元旦と言う事に成る。
今年も12月23日に、59年目の元旦祭が奈良市の大倭神社で行われる。
矢追日聖氏は、1996年2月8日に84歳で亡くなっているが、亡き後もその元旦祭は続けられている。矢追日聖氏の誕生日は、1911年12月23日で、祭りと同日であるが、今上天皇も12月23日生まれであり、世界救世教の岡田茂吉氏も12月23日生まれである。
そして最も不思議なのは、今話題に成っているマヤの暦が、2012年12月22日が現在の世界の終わりの日で、人類の目覚めがあれば、23日より新世紀が始まると伝えられている事である。
マヤ暦からすると、何千年も前から、残り8年で人類の歴史が変る事が、分かっていたと言う事に成るのだ。これらの事から考えると、カレンダーとは、神の計画に取って一番大事な物という事に成る。
カレンダー(暦)が無ければ、神界も計画が立てられず、霊界人も現世人に対して、働きを起こせないと言う事に成る。
私達に先ず出来る事は、冬至を元旦とする正確なカレンダーを作成して、神の計画がスムースに運ぶ様に段取りをして、霊界人の働きが遣り易い様に、準備をする事である。
その神の計画に名を付けるとすれば、「メサイヤ(Messiah)計画」と成るだろうか。メサイヤとは「メシア(Messias)」で、元ヘブライ語で「油を注がれた者」の意であり、古代ユダヤ人が待ち望んだ、救いの主の言(こと)であり、そのギリシア語訳がキリストである。
「油を注がれた者」とは、神に選ばれた者の意味で、神に選ばれた者は、40日間岩山に篭らなければならない。
旧約聖書のモーゼも、新約聖書のイエスも、マホメットも皆岩山に導かれている。
日本でも、「弘法大師空海」や、大本教の「出口王仁三郎」其れに山岳信仰の元に成った「役行者」等も、岩山で修行をしている。其れに、日本の古い神社は皆岩山が御神体とされて来た。
私の生まれ育った屋久島は、全山が花崗岩の岩山であり、樹齢数千年の木々が繁っている。
日本の伝統は古神道にあり、古神道では「神籬・ひもろぎ」「盤境・いわさか」が一番大事とされ、神籬と盤境の無い神社は正式な物ではなく、只人間霊を斎っているだけである。花崗岩の岩が有り、大きな老木が立っていて、禊の為の清い水が流れている。それがメサイヤ、メシアの誕生する、最低の条件であると言えよう。
日本列島は、その条件に恵まれた国と言えよう。日本の国土が、神の州(くに)とされるのも、理由があっての事なのだ。その日本から、神の真実が解き明かされ、世界の精神的な支えと成る。その事が、今度日本から起きる、世界維新の意味なのである。
今朝のメッセージに現れた、一枚の大きな紙には、その手順が記されていたのではないだろうか。そうであれば、この現象世界にも新しい流れが、目に見える形で現れて来るだろう。
今朝のメッセージは、その前触れとして受け取っておこう。
平成16年11月13日
礒邉自適
コメントは新しいものから表示されます。
コメント本文中とURL欄にURLを記入すると、自動的にリンクされます。