2007/4/22
今日からはじまったMIMOCAの特別展
「奏でる身体」
RICOH GR DIGITAL
に関連してサウンド・アーティスト
鈴木昭男さんの
アナラポス演奏会が開催されました
演奏会開始の挨拶も、演奏者の紹介もなく
開始時刻の午前10時になると
まるでたまたまそこを通りかかったかのような感じで
石を打ち鳴らしながらゲートプラザに現れた鈴木さん
その途端10人くらいの子供たちが
わーっと鈴木さんを取り囲んだのですが
彼らは本能的に面白いモノを感じ取ったのですねえ
RICOH GR DIGITAL
鈴木さんは挨拶も紹介もないまま
石を打ち鳴らしながら
ゲートプラザをゆっくり移動してゆきます
その音は打ち鳴らし方や、場所によって
様々に響き方がかわってゆきます
おもしろい
そして、鈴木さんは石を鳴らしながら
おもむろに
ゲートプラザからミュージアムホールへの
階段を登り始めました
そこにいた皆が一瞬戸惑ったのですが
それは鈴木さんが僕たちをミュージアムホールへと
誘ってくれていたのでした
そうやって
「ハメルンの笛吹」の話みたいに
僕たちは石を打ち鳴らす鈴木さんのあとについて
ぞろぞろと階段を登っていったというわけです
RICOH GR DIGITAL
ホールで行われたアナラポスの演奏は
音の「響き」が印象的なものでした
惜しむらくは演奏中にまであちこちで切られていた
デリカシーのないカメラのシャッター音
「ピピ・カシャ!」
せっかくの「響き」を台無しにする耳障りな音が
しきりに聞こえて少々不愉快でした
さて、ワークショップに参加されている方たちは
今頃どのあたりの音をひろっているのでしょう
RICOH GR DIGITAL
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投稿者: 100hearts
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