伊吹文明・文科相の
「人権メタボリック症候群」や
「日本は同質的な国」というバカ丸出しの発言についてコメントを書きたいと思っていた矢先、今度は安倍晋三首相本人が
世界中で報道されるほどの暴言を放った。なんでも今度は、従軍慰安婦の「強制性を裏付ける証拠がなかった」とかノタマッタらしい。
まったく呆れ果てる。
この件に関しては、
「美しい壺日記」さんが簡潔な記事を書かれているので、紹介しておく。(私はこの問題にはそれほど詳しくないので、付け加えるものは何もない。)
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従軍慰安婦は強制です
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続・従軍慰安婦は強制です
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慰安婦問題と安倍内閣
第一の記事では、
「オランダの公文書館」に証拠となる資料があるとする指摘がなされている。この件に関してはもっと広く知られるべきであると思われる。ネットで検索してもまだまだヒット数が少ない。
これに関するネット上の資料では「
「慰安婦」問題調査報告1999」(財団法人 女性のためのアジア平和国民基金)が詳しい。
それにしても、
柳沢大臣の女性蔑視発言に続いて、伊
吹大臣の人権軽視発言があったと思ったら、今度は
安倍首相本人から女性の尊厳と人権を蹂躙する発言が出てくるとは、まったく、
安倍内閣の性格がどのようなものかがよく出ているというべきだろう。
で、今回の件から思うことの主な点を2つほど、結論(?)として書いておく。
【外交に関する結論】
今回の安倍の発言は、英米だけでなく、アラブ世界でも報道されているし、東アジアは当然報道されているだろうから、世界の中における「日本」のイメージは、「またもや」悪化に向かうと思われる。こうして
日本政府の外交基盤を徐々に弱体化させるによって、安倍は日本の没落の速度を加速させているという事実をひしひしと感じる今日この頃である。
【内政に関する結論】
それにしても、「政治とカネ」で自民党の(元)大臣や幹部の連中の開示をさせる話はどうなった?と言ってみたい。野党は、自民党が開示しないなら、その
隠蔽体質であるということを徹底的に有権者たちに印象づけるべきだ(※)。外交問題に逃げさせてはいけない。
(※)ちなみに、余談になるがこうしたときにすぐさまマスコミはダメだという論になることがある(そういう人がいる)が、それは一面の真理でしかない。より重要な面を見ないとダメだ。
つまり、確かにマスコミの自主的な動きには期待できないが、マスコミは新しい動きには「反応することができる」し、場合によっては「反応せざるを得ない」のだから、ニュースバリューがあるような動きを野党やわれわれ有権者たちの側が起こすことができればいいのである。あとはそれはどうすれば可能かということを考えることだ。
安易なマスコミ批判はマスコミ依存の裏返しでしかない。これは安易な行政(公務員)批判が行政(公務員)依存の裏返しでしかないのと同じである。
【関連資料】
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慰安婦関係調査結果発表に関する河野内閣官房長官談話(外務省HP)