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日本で公表されない気象庁の放射性物質拡散予測
東京電力福島第一原子力発電所の事故で、気象庁が同原発から出た放射性物質の拡散予測を連日行っているにもかかわらず、政府が公開していないことが4日、明らかになった。
ドイツやノルウェーなど欧州の一部の国の気象機関は日本の気象庁などの観測データに基づいて独自に予測し、放射性物質が拡散する様子を連日、天気予報サイトで公開している。日本政府が公開しないことについて内外の専門家からは批判が上がっており、政府の原発事故に関する情報開示の在り方が改めて問われている。
気象庁の予測は、国際原子力機関(IAEA)の要請に基づくもの。国境を越える放射性物質汚染が心配されるときに、各国の気象機関が協力して拡散予測を行う。
同庁では、東日本大震災当日の3月11日から毎日1〜2回、拡散予測を計算している。具体的には、IAEAから送られてきた放射性物質の放出開始時間や継続期間、どれくらいの高さまで上ったかを、風向きや天候など同庁の観測データを加えた上で、スーパーコンピューターに入力し、放射性物質の飛ぶ方向や広がりを予測している。
(2011年4月4日14時30分 読売新聞)
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生活保護世帯最多 法改正へ
2月6日 5時10分
厳しい雇用情勢が続くなか、去年11月に生活保護を受けた世帯は、これまでで最も多い142万世帯に上ったことが分かりました。厚生労働省は、受給者の自立を支援して増加に歯止めをかけようと、来年度中に生活保護法の改正を目指すことにしています。
厚生労働省によりますと、去年11月に生活保護を受けた世帯は、前の月より8839世帯増えて、全国で142万6659世帯とこれまでで最も多くなりました。増えた世帯の内訳は、「高齢者」が2254世帯、「母子家庭」が1106世帯、「障害者」が1246世帯で、最も多かったのは、仕事を失った人を含めた「その他の世帯」で2803世帯となっています。これに伴って、生活保護を受けている人数も、前の月より1万2945人増加して197万7153人と、200万人に迫る勢いで、最も少なかった平成7年と比べると2倍以上に増えています。厚生労働省は、失業を理由に生活保護を受けている人の自立支援を強化するなど、増加に歯止めをかける対策を検討して、来年度中に生活保護法の改正を目指すことにしています。
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竹原氏「市職員たちが勝った」 阿久根市長選落選
竹原流に「NO(ノー)」――。鹿児島県阿久根市の住民投票で解職された竹原信一前市長(51)の返り咲きはならなかった。16日投開票の出直し市長選。解職運動の中心人物だった養鶏会社経営の新顔西平良将氏(37)が、竹原氏との一騎打ちを制した。この2年半で3度目の市長選。市議会を無視して専決処分を繰り返した竹原氏の政治手法が争点になったが、市民は受け入れない判断を下した。
当選した西平氏陣営はこの日夕方から後援会スタッフが開票を待つ準備を始めた。市役所そばの選挙事務所には大型テレビが設置され、開票速報を書き込む紙が張られた。支持母体の「阿久根の将来を考える会」の川原慎一会長ら幹部たちは陣営のキャッチフレーズ「地を行く」と書かれた赤いジャンパーを羽織って開票作業を待った。
午後10時ごろには事務所前に当選を知った100人を超す支持者が集まった。歓声のなか、西平氏が軽トラックの荷台に上がり、万歳三唱。お祝いのタイを頭上に掲げ、くす玉も割られた。
西平氏は報道陣に「阿久根を作り直していかないといけない。その責任に大きなものを感じている。これからは独善的ではなく、法律を守り、そのうえで対立ではなく対話をしていく。それが支持を受けた理由なので、ぶれることなくやっていきたい」と抱負を語った。
落選した竹原氏は午後8時すぎ、自ら運転する車で支持者の待つ事務所に到着。報道陣の問いかけには答えず、無言のまま事務所に入ると、カーテンを閉めた。午後9時過ぎには、市長職務代理者の仙波敏郎氏も事務所に入った。
竹原氏は午後9時40分ごろから事務所内で支持者に選挙結果を報告。午後10時過ぎに報道陣の前に現れた。自身が公務員批判を繰り返してきたことを念頭に、「職員たちが勝ったということ。今回の選挙は竹原対職員組合だった。彼らの力が大きかった。職員組合と報道に負けた」と時折笑みを浮かべながら淡々と語った。
当選した西平氏について問われると「今回勝ったのは西平さんではない。市民を突き放すのはやめてくれ。本当の権力者は誰か」と話した。
市民からはこの日も、竹原氏への批判と支持の声が交錯した。
西平氏に投票した無職男性(72)は「定年退職後に阿久根に戻ったが、混乱したふるさとを見ると悲しい。議会を無視した専決処分は独裁だ。対話を強調する西平さんには阿久根再生の意気込みを感じる」と話した。
農業男性(82)も「あのやり方は民主主義ではない」と竹原氏を批判。「議員も相当の支持を得て当選している。議員を選んだ側の市民を無視している」と語った。
一方、竹原氏に投票した会社員男性(31)は「市議時代から自分の電話番号や名前を公開した上で家を一軒一軒回り、市民の声を聞こうとしてきた。専決処分も熟慮してのことだと思う」。竹原氏の公務員批判にも「官民差がありすぎる。議員や市職員の給料の引き下げをしてほしい」と理解を示した。
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社民、苦悩の果てに政権離脱 なお続く悩み
2010年5月31日5時2分
社民党が30日、連立政権と決別した。「筋を通した」「そもそも連立に無理があった」。地方組織の代表からは、福島党首を罷免した鳩山政権に強い批判が相次いだ。ただ、「政権党」の看板を失い、夏の参院選などで存在感をどう示すのか、悩みも抱えている。
東京都内のホテルで午後1時すぎに始まった社民党の全国幹事長会議。「離脱を決めるべきだ」。党執行部の説明が終わると、秋田県連合の石田寛幹事長が口火を切った。
同県連合には「政権を離脱するべきではないか」という支援者の意見が、3月ごろから寄せられていた。「米軍基地問題で変わったのは民主。こっちは何も変わっていない」。石田幹事長はそう考え、会議に臨んだという。
「主張を曲げず閣議で署名を拒否した福島党首が、沖縄県民を非常に勇気づけている。それを否定した鳩山政権からは離脱するしかない」。沖縄県連合の仲村未央書記長も、他県の代表に呼びかけるように訴えた。
会議では47都道府県の半分の地方組織から声があがり、大半が離脱賛成だった。党執行部から離脱の方針が示されると、青森県連合の三上武志幹事長は思わず拍手した。参院選で独自候補を立てる。「昨年の総選挙で、政権交代のために民主に入れた社民支持層が戻ってくるかもしれない」
山口県連合の佐々木明美代表も「当然」と受け止めた。地元では、29日に米軍岩国基地の沖合滑走路が使われ始め、厚木基地(神奈川県)の米空母艦載機が移ってくる計画。「在日米軍再編への考え方は前政権と変わらず、そもそも連立を組むことに無理があった。沖縄の問題で、ようやく露呈しただけだ」
「なぜ首相や小沢幹事長の政治とカネの問題を追及しないのか。野党時代の厳しさがなくなった」。高知県連合にはこうした抗議電話が相次いでいた。久保耕次郎副代表は「社民はクリーンというイメージが損なわれた。民主党に厳しく臨むべき問題だ」と話した。
連立継続を主張したのは一部だった。「合意した連立3党の政策の達成に向け、政権にとどまって引き続き頑張っていくべきではないか」。新潟県連合の田上敏幹事長は訴えた。
参院選新潟選挙区(改選数2)では社民現職が立候補予定で、民主の候補も1人だ。社民現職は連立政権の実績を訴える戦略で、30日の新聞折り込みには福島党首と鳩山首相が握手する広告を10万部入れた。「決定だからやむをえないが……」と声を落とした。
社民の独自候補がいない地域では、民主との選挙協力に影響が出始めた。愛媛県連合は30日、民主の立候補予定者の推薦や支持をしない方針を確認。岡山県連合は29日、民主への推薦を見送り、自主投票を決めた。
政権離脱後に、党の存在感をどう示すか、悩みは大きい。
長崎県連合の泉原正行幹事長は「基地問題は進展させられなかったが、(社民の存在で)改憲の動きは止めることができた」と連立政権の8カ月を振り返る。だが、民主には改憲派もいて、「社民が抜け、憲法審査会の開催など改憲に向けた動きが進まないか心配だ」と語った。
「雇用問題など社民の意見を主張し、政策実現できた」と話す三重県連合の田中力副代表は、「我々も野党になる。政策をどう実現させるか、これからが大変」と不安をのぞかせた。
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阿久根市長のリコール運動、市民団体が開始へ 参院選後
2010年5月29日15時0分
市議会への出席拒否などで市政の混乱が続く鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(51)に対して、地元の市民団体「阿久根の将来を考える会」(川原慎一会長、約50人)が、市長に対する解職請求(リコール)運動を始めることがわかった。夏の参院選後に署名を集め、年内にも解職の賛否を問う住民投票を実施したい考えという。
考える会は、市内の20〜40代の商店主らで1月に結成され、28日夜の役員会でリコール運動の開始を決めた。この日、市職員の賞与を大幅にカットする条例案を、竹原市長が市議会の議決を経ずに独断による専決処分で決めたことから、「これを許していては独裁政治が横行する」と解職をめざすことにしたという。
住民投票の請求には、市内の有権者の3分の1以上(約6700人)の署名が必要。住民投票の結果、過半数の賛成があれば市長は失職し、出直し市長選が行われる。
考える会は、5月半ばから市内各所で市民との意見交換会を開いてきた。7回目となる最終日の29日夜にリコール運動の開始を発表する考えという。
ポピュリストは、既存の政治エリート外から現れることが多い。選挙戦においては、大衆迎合的なスローガンを掲げ、政党、労組等既存組織を利用せず大衆運動の形を採る。ここでは、しばしばマスコミを通じた大がかりな選挙キャンペーンが打たれる。
ひとたび政権に就くと、ポピュリストは所謂分かり易い「敵」として既得権益への攻撃(民営化、大企業の解体、規制緩和、減税、外国資本の排除、資産家に対する所得税率の上昇、反エリート・反官僚キャンペーンなど)を行う。
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