鳥羽答志桃取 アイナメ 釣行記 1月17日 小潮
2012年がスタートを切って2週間が経過しました。寒さと仕事に阻止され、ゆうたろうは、未だに初釣り釣行を実行でずにいますが、去る1月8日には、北斗サーフ恒例の新年総会が開催され、仕事の合間を縫って初めて出席させていただきました。
ゆうたろうの想像をはるかに超えたふぐたろう会長の超力作−クラブ員釣行の情報満載の総会資料、さらにはふぐたろう会長が年末に釣り上げた70UPのヒラメの魚拓をはじめ、北斗サーフの諸先輩方の釣果・釣行のお話を聞かせてもらったりで、時間がたつのも忘れるくらいとても楽しい時間を過ごすことができました。さすがに諸先輩皆さんは、経験かつ実績豊富な強者ばかり。色々お話を聞かせて頂く中で、あれも釣りたいあそこにも行きたいととても大きな刺激を受けたのですが・・・今年も相変わらず休みが自由になりません。唯一の救いは、この1月、2月は、一年で最も寒く、釣りものが少ないことですが・・・
それでも、前回釣行からほぼ一ヶ月、2012年がスタートして2週間が経過するにも拘らず、未だにまだ一度も竿を振っていないのは、いくらなんでも体に悪い!?どこかで初釣りをしなければと狙っているとようやくチャンスが巡ってきました。ラッキーにも予定していた仕事がキャンセルになって17日にぽっかりと日程のエアポケットが発生。このチャンスを逃してなるものかと、仕事が入らないよう祈りつつ、一方でしっかりとエサの予約を入れて当日を待っていると・・・祈りが通じたのか、無事休日確定!ようやく初釣り釣行決定です。
今回目指すのは、鳥羽!へたれなゆうたろうにとって、この時期の定番は、確率の高さと手軽さからキビレとなるのですが、今回は号数UPを狙って久しぶりにこの時期のもう一つの定番アイナメを狙っての釣行です。しかも、初釣りではずすのは極力避けたいと10数年前よく通って毎回確実に30cmオーバーのアイナメを確保した桃取の夜釣りを決断。このくそ寒い時期に、無謀な釣行とも思いましたが、確実にとなるとゆうたろうにはこの釣行しか思いつきません。
ただ、ここで気になる点が一点でてきました。当初の天気予報では、鳥羽では珍しく、風もない絶好の釣り日和だったのですが、直前になって雨がぱらつく予報に変更となりました。しかも、天気予報も、ばらつきがあり、一時雨もありますが、雨もしくは雪の予報もあります。強風は、定番で過去にも経験がありますが、冬の雨の夜釣りとなると正直少し引けてきます。しかも、桃取では逃げ場がありませんので、釣り場変更も考えましたが、やっぱり確実にとなるとここしかありません。ということで数千円の出費は痛いのですが、苦肉の策、万が一を考えて民宿で素泊まりの予約を入れ逃げ場を確保。さらに前夜に南港でエサを仕入れて、まさに準備万端。後は、予定通りアイナメを釣り上げるだけです!??
いよいよ待ちに待った釣行当日、仕事を早めに切り上げて、一路鳥羽を目指します。順調に西名阪、伊勢自動車道を乗り継いで、午後6時半過ぎに鳥羽着。午後7時10分の鳥羽市営定期船に乗船して、10数年ぶりの桃取りに上陸。とりあえずシェルターの民宿の部屋を確認するとすぐそのまま通称桃取の埋立地に直行し、予定していた真ん中の波止に釣り座を構えて準備開始です。

「夜が明けてから、撮影した答志島桃取の波止」
辺りは既に日が暮れて真っ暗。明かりらしい明かりがないなかで、ヘッドランプを頼りに順次竿をセット。一本針にたっぷりとマムシを付けて第1投。潮は小潮ですが、牛島との水道になっていますのでここ桃取埋立地の流れは急です。午後5時干潮で潮は上げはじめていますので、投げ入れた仕掛けは、みるみる右に流されていきます。だいぶ流されて落ち着いたのを確認して次の竿を準備。2本目3本目と投入して最後の5本目の竿を準備しているとこの頃からポツリポツリと雨が降り出しました。お〜い待ってくれよ!とひとりつぶやきますが、止む気配はありません。ほんとにうっとうしい雨ですが、それでもこれぐらいならと無視して準備を続けます。5本目の準備ができたので立ち上がると右から2本目の竿に大きなアタリが出ました。闇夜にゴンゴンゴンと竿先ライトが激しく揺れて竿尻が浮きました。あわてて持っていた竿を置き、アタリのあった竿に持ちかえるとずっしりとした重量感と頭を振るような手応えが返ってきました。まさにアイナメの大物。一投目からラッキーと期待に胸を膨らませて巻いてくると大きな魚体がゆっくりとヘッドランプの明かりに浮かび上がりました。・・・あれ〜?・・・アイナメではありません!銀色の魚体がゆっくりと平を打ちました。よく確認するとチヌ、クロダイの型物です。しかも50cm近くはありそうです。波止の下に降りて、慎重にやり取りし、弱ったところで針掛かりを確認して一気にごぼう抜き。計測すると
クロダイの47cm。
期待のアイナメではありませんが、初釣りで一投目から釣りあげた貴重な大物。ラッキーです。ポツポツ降り出した雨など全く気になりません。今日は、一投目から幸先がいい!絶対釣れると勝手に解釈。この後、アイナメの型物がどれだけ釣れるやらなどと風船のような想像力がグングン大きくなっていきます。しかし、現実はその後、想像力とは裏腹に心底冷える冷た〜い夜釣りになっていきます。
意外な大物に気分は最高。続けて本命のアイナメに期待を込めて、冷たい雨にもめげず、投げ返していきますが、投げ返しても投げ返してもあるはずのアイナメからの激しい魚信がかえってきません。確かに、アタリはあるものの上がってくるのは、40cmに満たないハネ・セイゴと70〜80cmの太いアナゴ。10数年前の記憶では、この時点で小さいなりにもアイナメの1匹や2匹は上がっていたはず、アナゴをこんなに釣った記憶もありません。
う〜んどうしたことか?桃取りの埋め立て地ではアイナメが釣れなくなっている?などと思いつつさらに1時間2時間と釣り続けますが、いよいよ雨が本降りに。しかもアタリが徐々に遠のいていき、時々の根掛かりがゆうたろうを苦しめます。雨にぬれ、かじかんだ手で力糸を結び、エサを付けて投げ返していきますが、たった一匹のアイナメが釣れないまま4時間が経過。徐々に手首から雨が侵入し防寒着の下の服の袖を濡らします。さらに追い打ちをかけるように雨に雪が混じり始めました。(帰りにわかったのですが、鳥羽から伊勢に抜ける鳥羽ロードの両サイドは、この時間に降り積もった雪でうっすらと雪化粧しておりました。)
ここで、ゆうたろうの気持ちが遂に折れ、釣行継続を断念。一匹のアイナメも釣ることなく0時前、当初は念のためと全く使うつもりのなかったシェルターへ避難。翌日の天気予報は晴れ。2〜3時間もすれば絶対に雨は止むはず。ということで、民宿の暖かい部屋で仮眠。携帯目覚ましで目を覚ましたのが、2時半。
しかし、窓から外を見て、が〜ん!なんで!・・・予想に反してまだ雪交じりの雨が降っています。がっくり。このまま温い布団で朝まで寝ることも考えましたが、何とかアイナメを一匹でも釣りたいという気道が勝ちました。うらめしそうに、窓から30分以上、雨降る真っ暗な外を眺めていましたが、夜が明けるとアイナメの可能性が極端に落ちますので、意を決して冷たい防寒着の袖に再度、腕を通すことに・・・
波止に到着するとみぞれが降り続く中、新しいマムシを付けて再開第一投。潮は下げになっていますので、投入した仕掛けは、左にどんどん流されて止まります。5本すべて再投入し終えてすぐ。真ん中の竿にグングンクイクイと微妙なアタリが出ます。しかし、またまたセイゴかアナゴ!?相変わらずやなと期待せずに巻き取って来るとヘッドランプの明かりに浮かんできたのは、どうもアイナメのような茶色い魚体?・・・半信半疑で海面をじっと見つめ、さらに巻き取ってくると間違いありません。まぎれもないアイナメが見事に頭を振って近づいてきます。
期待して期待して、雨と寒さを我慢してようやくといいますか、やっと釣り上げたアイナメ。慎重に抜きあげ、手にするとあまりのうれしさに、しばらくまじまじと見つめてしまいました。計測すると
31cm。決して特別大きくはありませんが、苦労の末、手にした
アイナメ大物第1号です。
これが欲しくて、このアイナメが釣りたくてこのくそ寒い中、へたれを返上してここまでやってきたのですから、ぎりぎりだろうがなんだろうが、型物釣り上げて喜びもひとしお。そして、桃取では、ひょっとしてアイナメが釣れなくなっているのでは?などと思えてくるような夕方からの釣況でしたので、ほんとにほっと一安心。
頼むもう一匹と拝むように雨の中で投げ返し、波止に佇んで竿先ライトを見つめているとしばらくして、右端の竿にガンガンと大きなアタリが出ました。前半戦のアタリとは違った力強いアタリに、これは、おそらく本命だろうと予想して巻き取ってくるとやはりというか予想どおりというか、狙いのアイナメ。しかも先ほどと同じくらいの大きさで期待できます。慎重に抜きあげて計測すると結果は、先ほどより少し大きい
アイナメ33cm。
こうなると欲どおしくなるといいますか、夜明け前にさらにもう一匹、しかも特大のが、と思い見つめていると左端の駆け上がりに近投していた竿先が、ガンガンと激しくたたかれました。やったと飛びつき合わせて巻き取ってきますが、乗ってはいるもののあまり重量感がありません。ヘッドランプの明かりに浮かび上がってきたのは確かにアイナメはアイナメですが、少し小さめです。ちょっと期待外れで、がっくり。しかし、念のため計測するとラッキーにもぎりぎりですが、
30cmちょうどのアイナメ。
その後、夜明け頃になってあれだけ降り続いたみぞれもようやくあがり、さあこれからと朝間詰めの時合に期待したものの激しいアタリと手応えでヒガンフグの尺越えを釣り上げたのみで、本命のアイナメはさっぱり。皮肉にも雨もすっかり上がって青空がのぞき始めた8時半納竿、終了。答志島桃取を後にしました。
結果は、いろいろありましたが、47cmのクロダイと30UPのアイナメ3匹。この時期の釣行としては最高の釣果で、しかも、大物3号UP。頑張りに応え、そして、期待を裏切らない答志島桃取に感謝。
帰宅するともちろん久しぶりにアイナメのフルコース。造り、タタキ、天ぷら、フリッターと今年初物のアイナメを調理し、山の神に献上。そして、ともにおいしくいただきました。
北斗サーフ公式サイト


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