『ゆれる』は今日も満席だったので、
(
『メトロミニッツ』効果かも……)
先に
『ハチクロ』を見てきました。
思いがけず
『木更津キャッツアイ ワールドシリーズ』の予告編を見られたので
うれしかった。
アニがメイド喫茶で「ご注文は?」と訊かれたときに
「水。」って答えているのがツボだった。
前売券も売られていたので、買ってきました。
10月28日より、全国一斉ロードショーだそうです。
そんなことはさておき。
ハチクロはずっとずっと読んでいるマンガなので
(オトナの事情でほとんど出回らなかった集英社版の1巻を、
初版で持ってます☆
宝島社版は、そのときに売り払ってしまったけど。)
配役に不満がないわけではなくて、
っていうか、山田あゆみ役が関めぐみなのってどうなの!?
スタイルは文句なしだけど顔がきつすぎなんじゃないの!?
5年くらい前だったら絶対菅野美穂だったのに!!って
『がんばっていきまっしょい』を見ていた頃に、思ってたんだけど
『八月のクリスマス』の予告編を見たときに、
あれ?意外といいんじゃないの?ってちょこっと思って
実際、荒川の河川敷で、はぐ(蒼井優)と話しているシーンを見たら
ちゃんと山田あゆみになってました。
荒川だけに、
金八先生とか嫌われ松子とかが出てきそうな気はしたけど……。
嫌われ松子ついでに、伊勢谷友介について触れましょう。
森田さんにしては声が低すぎるような気がしないでもなかったけど
作品を作るシーン抜きには語れない映画だから
これはこれで適役だったのかも。
ちなみに、浜美のなかのシーンのいくつかは
筑波大学の体芸棟で撮影されていて
芸専のほうにはほとんど行かなかったけど
体専にはよく行っていたので(ゼミを履修していたから)
とっても懐かしかったです。
自転車置き場とか。
ペデとか。
うん。
やっぱり。
あの学校の雰囲気は
ペデ抜きには語れないなって思った。
外部の人から見てもそうなんだろうなって。
でも、クレジットに出ていた「筑波大学体芸学術系」って何?
はぐ役の蒼井優ちゃんは、予想通りのすばらしい出来ばえでしたが
予想以上だったのは、花本先生役の堺雅人。
ものすごい雰囲気。
原作との、たぶんいちばん大きな違いは
花本先生を含む「6人組」じゃなくて、
花本先生を含まない「5人組」として描いていた点だと思うんだけど
おうちでナポリタンを作って、
賞を狙うために、描きたくない絵を描くように言われて悩むはぐに
「描きたい絵を描けばいい」と言うところとか。
いま、原作ではものすごいヘビーな展開になっちゃってますけど
ひょっとしたら、映画の撮影を見て
どういう物語にするのかを決めたんじゃないのかと
勘ぐりたくなるくらいに
カンペキな花本先生でした。
写真でしか出てこなかった、原田役の田辺誠一と
話しているシーンも見たかったな。
原作のイメージどおりなんだか
イメージどおりじゃないんだか
よくわかんなかったのが真山役の加瀬亮。
年齢的に、大学生と言い張るのは無理があった気がしなくもなくて
(実年齢で言うと、花本先生の1つ下&森田さんの2つ上。)
原作では、真山とあゆは同級生なのに
映画では、あゆは真山の1学年下ってことになっていて
その必然性はどこにあるのかなぁ?って、ずっと考えてたんだけど
たぶん「実際には9歳違う、関めぐみとは同級生には見えないから」って、
ただそれだけの理由なのかもしれない。
最後にはなりましたが、
原作ではいちばん愛着のあるキャラクター・竹本について。
最初、「櫻井翔じゃ格好よすぎる」って思ってたけど
意外にもイメージぴったりで、びっくりした。
片思いとか失恋とかが似合いすぎ。
(なんせ『木更津キャッツアイ』のバンビですからね……)
まだ完結していない物語を
“映画”という、
2時間経ったら終わってしまうというルールのある物語に変える際に
原作とかけ離れすぎていて、失敗したり
原作のまんますぎて、失敗したりする例は、いくらでもあるけれども
この映画のいいところは
大きな流れを生かしつつも、
オリジナルなところが多かったところだと思います。
原作にはそんなセリフないのにな、というセリフを
登場人物が普通に、違和感なく話しているところとか。
(竹本の、城オタクなセリフとか。)
逆に、少年ジャンプっぽいところ(主にギャグ)は
ばっさり切っていたけど
実写版でやったらサムいから、それはそれで正解でしょう。
原作には出てきているけど、映画には出てこなかった
主要な登場人物が何人かいるんだけど
テイストだけを
出ている人に集約させたのもうまかったと思います。
(酔っ払ったあゆを「巨大な奈良漬」と評したのは
原作では、美和子さんだったのに
さらっと花本先生が言ってたところとか。)
ふたごの藤原毬男・類二を生かしちゃったのは
賛否両論あるかもしれませんが。
私は大爆笑してましたけど
右隣の家族連れと、左隣のカップルは、
ドン引きしてましたもん……。
【7月23日 追記】
そういえば、『嫌われ松子の一生』を見に行ったときに
もらってきたチラシに
原作者の羽海野チカ先生が
映画を見た時
自分の作品の中では
かなえられなかったコトがひとつ
かなえられていたシーンがあって
涙がぽたぽたこぼれました
ってコメントを載せていたんだけど
それって
5人で海に行って、記念写真を撮ったシーンのことかなって思いました。
コミックスを読み返していて。
一気に9巻まで読んだら、疲れたけど
映画と比べながら読むことができたので
面白かったです。