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2011/8/22

弔辞。  

じいちゃんへ。


僕は小さい頃はじいちゃん子でした。

自転車の後ろに乗せられて、あちらこちらに連れて行ってくれました。

実家の場所を見つけたのも、ある日じいちゃんに乗せられていた時でした。

じいちゃんとよく一緒に寝ていて

じいちゃんの枕の匂いが好きで
枕に巻いたタオルを貰って使っていたのを思い出します。

寝るときは創作昔話をしてくれました。


本を大切にしていて、本を跨いだ時に怒られたのを思い出します。


朝風呂が好きでしたね。


じいちゃんの部屋に行くと、
首を下げて、老眼鏡の上からこちらを見る仕草を思い出します。



晩年は疎遠になっていました。

『大人になったら一緒に北海道を旅行すっぺな』

そんな約束は果たせませんでした。



親戚が亡くなった時の葬式で、久しぶりに会いました。

あんなに歩いて健康だったじいちゃんは車椅子でした。

帰り際に、車の窓越しに、『じいちゃん、じゃあね』と声をかけた時に
子供の様な笑顔で手を振ってくれました。

その笑顔が忘れられません。

見れて良かったよ。




じいちゃんは一代で名を成した日本有数の書道家でした。

でも僕にとっては『じいちゃん』でした。

良くも悪くも人間味溢れる人だったと思います。

いろいろあったけど、満足できた人生だったかな?



享年88歳。

一代で名を成した男。

ゆっくり休んで下さい。



平成23年8月17日

孫 哲平
3



2011/9/5  16:52

投稿者:こまっちゃん。

素敵な弔辞ですね。「おじいちゃん子」だったことが、文章からにじみ出てきます。ご愁傷様でした。

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