朝刊の訃報を見てびっくりしました。
舞台を降板されたりしていたのも知らなかったので本当にびっくりしました。
もう10年近く前ですが、大浦さんとは万有引力の「レミング」でご一緒させていただきました。
万有の伊野尾さんが地方に行けないからとシィザーに頼まれダブルキャストでの参加でした。
宝塚でも大スターだった大浦さん、独特のオーラがあり、ダンスが本当に素晴らしかったです。
万有の稽古には最初はちょっと戸惑われていたように見えましたが、万有のやり方に馴染もうと努力されていました。
なんとなく人との付き合い方が器用ではない方にお見受けしましたが、逆にそのお人柄が印象に残っています。
「早め飯!」という大浦さんの台詞があり、それがちょっと稽古場で流行語になったりしていました。
大阪のドラマシティーに観に来てくれた朝日放送のディレクターさんからある日、作家の坂田寛夫さんがお嬢さんについて書いた記事の載った雑誌が送られてきました。大浦さんに渡して欲しいというのです。
その時まで坂田さんがお父様だとは知らなかったのですが、その雑誌を差し上げるとぎこちなく笑ってらっしゃったのが印象的でした。
きっと何を話していいのか、どう接すればいいのか...そういう事を気軽に出来る方ではなかったのでしょう。
そのちょっと不器用なところがとても魅力的でした。
まだまだ舞台で輝いていて欲しかった。
これからおばあちゃんになってもあの美しい足でどんどん踊って欲しかった。
ご冥福をお祈りいたします。

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