「maronさん、Oさんちの庭を見ませんか。その庭をやっている人が僕のお師匠で横で庭作りの勉強をしているのです。先生も来られませんか」「主人は駄目だと思うけれど、フェニックス椰子の実がなってるのを見たいし、伺うわ」と言って直ぐOさん宅へ行った。
ガレージの所でOさんとMさんと見知らぬ男性。車から降りて「お邪魔します」「どうぞ」一斉に犬が下りてきて大歓迎だ。
犬に囲まれて階段を登ると、瀟洒なO氏のお家があり、玄関の前にフェニックス椰子がある。丁度、実は収穫されたばかりで少々しか残っていないが、フェニックス椰子の前でデジカメでパチリ。
「フェニックス椰子と三人の山男達」とタイトルが浮かんだ。
「とてもお洒落な良い感じのお住まいですね」とO夫人に言った。
「maron さん、こっち、こっちを見て下さい」Mさんが言うのでついて行くと、山の斜面だったのか、大きな木が林立して鬱蒼としている。斜面に迂回しながら階段が作られ、下りて行くとコンクリートの大きな焼却炉が建っている。
枯れ木や落ち葉を燃やすと、鉄の棚網の下に灰が落ちたまる。「芋を灰の中に入れると焼き芋が出来るのに、Mさんは持ってこないんだ」「酒飲みに焼き芋はないでしょう」
炉の屋根に大きい網を置いて魚や肉野菜類をのせて、バーベキュウも出来そうだ。
炉から一寸先に小屋が建っている道具小屋のつもりらしいが、一寸一休みに丁度良い。「あの大きい木の天辺Mさんが切ったんですよ。高いところは平気だって、スルスル上って切ったの」O夫人が言った。
何か猿が上って行くイメージで、顔だけがMさんになって、変な幻想だ。
椿の実が紅く色づき、梨がまた、小さい木に1個それでも色づいていた。O氏が「こっちを見て下さい」境界のフェンスの向こうをさして「あちこちに睡蓮が咲いていて綺麗ですよ。沢山あるから1本もらってこようかと思うのですがレンコンが付いていて根が長くて、なかなか取れなかったら大変だし、それに彼処にはかえるが大きな声で唸るように鳴いているから食用かえるが沢山いるようです」 ギョギョッレンコンを引っ張っている中に泥池にはまって食用かえるの大合唱を聴く羽目になったら大変だ。
此の庭はO氏と其の人とで作っていて大らかで自然で野性への回帰と名付けよう。
お土産にフェニックスの実を沢山頂いたので、帰ってホワイトリカーに浸けた。







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