我が家の庭は庭師が殺虫剤の散布を薦めても私が拒否するので、虫もトカゲもモグラも住んでいる。
何時か美しい玉虫を見つけたことがある。
蛙とトンボは庭の池に生み付けられて成人する。
亀も時々迷い込んでくる。
”みんな精一杯生きているのだから”でも困った事に、杏、すもも、桃、無花果など、柑橘類を除いて果物は少し熟れると黄金虫、蜂、蟻、鳥が群がり、美味しい所だけ食べて次ぎに移る。
我が家の果物は不思議な事に枝に鈴なりになる。
スモモは枝にブドウの房のようになり、桃も枝にギッシリ、「摘果しないと駄目よ」と言うけれどそのままほっておいたら黄金虫で一杯、枝を揺するとパラパラ落ちる。「害虫なんだから、見つけたら殺さないと」と人は言う。
虐殺は厭だから缶に入れて酸素不足で往生してもらうしかない。
しかし、何百となっていた桃は直径5センチくらいで囓られ、多数の実に栄養が及ばないのか殆ど落ちてしまった。
来年は摘果して袋を被せてみよう。
無花果は今まっ盛り、彼方も此方も囓られているのでよく見ると、黄金虫と蜂と、蟻、その他それぞれ隣りどうしでお食事のまっ最中。
平和でとてもほほえましいがこれでは困るので一計を立てて少し固くて白い汁も出るけれど収穫してみた。
付け根の固い部分を取り除き、鍋にいれてブランデーと砂糖を掛けておいて3時間、無花果のジュースがでてきたので火に掛けて弱火で形が崩れないように煮て汁ごと冷凍庫に入れておくととても美味しいシャーベットのようなお菓子になった。
無花果はビタミンC.B.カルシューム、鉄などのミネラルも豊富で活性酸素を除去するというポリフェノールも含み、健胃、整腸などコレステロールの吸収も抑えるそうだ。


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