25日九条の会の集会があった。出席者は少なく、20人弱だった。
会員は300人以上だが集会に出る人は少ない。私は会場が近く時間が許せば出席する程度だ。
最初に田口先生(名大名誉教授)が現在の世界の情勢、日本の現況について話され、日進九条の会の今後の方針、今年の事業についての問いかけがあった。
オバマ大統領が就任し、世界中明るいイメージを感じているが、アメリカはイラクから撤退するがアフガニスタンを強化すると言い、アメリカ発の世界恐慌を如何に乗り切るか、アメリカの政策は世界の注目であり、腐っても鯛と言う言葉があるが、世界が乱の時代に立った今、オバマ政権に注目している。
それぞれ発言されたが、「1929年の大恐慌の後第2次世界大戦になったように第3次世界大戦は起こるのでないか?この不況を解決するには戦争しかないような気がする」と言った人があった。 軍需、破壊による需要で産業は伸び、戦死などで人材が不足し雇用は解決すると言うのだろうか。戦争は絶対反対だ。
戦争は地球の環境を破壊し、人間を破壊し、憎悪を増幅させる。
「破壊から創造へ」芸術や思想的分野その他言われたりするが、それはあくまでも理念的なもので戦争の破壊とは全く違う。
発言者は世界的恐慌が第3次世界戦争を誘発すかも知れないから憲法9条を守らなければと言おうとしたのかも知れないが私は「小泉首相の時、小さな政府、自助努力、規制緩和、市場主義など新しい言葉がドンドン出てきた。経済のグローバル化、金融経済、市場主義でバブルを作り、バブルを次々起こし、バブルが弾けたときに世界恐慌がおこったのでないか。この恐慌を切り抜けるには、最近新聞にケインズ理論が再び書かれるようになったが、政府主導の需要を作り、雇用を促進するしかないような気がする」と言ったが、3月末までに解雇者は40万人になるだろうと言われている。
企業が安い賃金を求めて海外に工場を移す事の対応として規制緩和して1999年労働者派遣法が定められた。 1〜3年までの派遣雇用を認め、3年を越えると直接雇用にすると言う法だが実態は守られておらず、9年間も同じ会社で派遣社員でいた例もあるそうだ。 派遣は賃金も安く、しかも企業の都合で簡単に解雇される。
需要と供給を無視してグローバル化する新自由主義経済では派遣などと安い給料で人を使い、簡単にきる。かつての企業と労働者の信頼はどうなったのか。「義理がすたれば人情もすたる」中華街にある関帝廟は義の人関羽を祀ってある。 商売に1番必要なのは信用であり、関羽が祀られているが、企業や金融機関のトップに聞いてみたい。
田口先生が「経済の問題を勉強する必要があります、事業として講師を招いて経済の勉強会を持つ事を考えましょう」と言われた。
「ホームページを持っている九条の会も多く、三好町も持っている。オバマ大統領はネットを張り巡らして非常に有効に使っているそうだが、お互いに交流する事は大切だ」
「ホームページを立ち上げるお手伝いはします」私は思わず言ってしまった。とても忙しい毎日なのに。「電話でも交流は出来るわけですが」
こんな不安定な時代こそ平和憲法を護りぬかなければと思った。

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