ムスカリの花がさいた。
今朝庭へ出ると、密集し長くのびた葉の中から青紫色のムスカリの花が顔をのどかせている。
「今日は赤ちゃん、青ちゃんかな?」
どうしてこの花の花言葉が「失望」なのか分からない。
「誕生」「無垢」とつけたい程感動した。
去年の九月台風の後始末をしている時、草の中からムスカリを見つけて大鉢に植えた。
四・五年の余にもなるだろうか、ムスカリの花の絵の白い鉢にぎっしり花を付けたムスカリを貰った。
地に植えると、年々勝手に球根を増やしながら生きていたのだ。
イラクの洞窟で六万年前の死者の側から花粉が出土したと聞いた事があるが、強い花なのだろう。
誰も無関心で花が咲くまで気がつかない。
空気と水と土、自然の恵みで自ら生き花を咲かせ、不人情な人間を楽しませる。


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