我が家に来られる事になっていた知人のK氏が突然出先で倒れ、意識不明で救急車に乗って病院に入院された。
前々日、電話ではとてもお元気だったのに「明日はお訪ね出来ませんので」と奥様の声を聞きながら呆然とした。
何時も元気で頭もクリアーで倒れるなど考えられなかった。
1週間経って「1週間総て検査して頂きましたが、異常はなく、過労だったのだろうと言うことで、一寸首の骨がいざったようでギブスをはめて固定してありますが、1度死んで生き返った命だから、かえって生き生きといきますからよろしくと主人が言っていました」と奥様から電話があった。
倒れた時は紫色になりチアノーゼを起こして意識不明で、発見が遅れていたらどうなっているか分からなかったそうだ。
私も師走半ばになってパソコンがフリーズしたり門扉を直したり、植木屋が入ったり、客が多く多忙で思うように事が運ばない。 M氏がカレンダー出来ましたかと来たがサンプル作りの最中で「出来てる中から好きなのを取っていって」と言った。
「年賀状はできましたか」「まだ何もやっていないの」 「それは大変だ」夜中になって気になりだした。胸がドキドキしてきた。 こんな状態で心筋梗塞が起こるのじゃないか心配になりだした。気楽に行こうと作り始めると20分位で出来上がった。後は印刷するだけだ”身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあり”というがサラサラと気負わないですればスムーズに進む。
Kさんが救命救急室へ入ってから3週間、息子さんに電話を掛けて見ると「今日、人工呼吸器の管を入れる為気管切開手術をしますが1%の死亡率だそうで心配です」
「手術は成功すると思うわ、色々思うとストレスになって身体によくないわ。 私だって明日死ぬかも知れないし、貴方、メメントモリという言葉知ってる?ラテン語で「死を忘れるな」と言う意味でペストが流行ったときなど、それがお互いに交わすあいさつだった。人は必ず死ぬから生きてる間は一所懸命生きましょう」

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