連続幼女誘拐殺人:宮崎死刑囚の死刑執行 他の2死刑囚も
宮崎勤死刑囚の死刑が執行されたらしい。
自分が小学生時分に起きた事件だから、巨大な闇のようなものとして今も記憶に
残ってるんだけど、
でもむしろおいらの目が止まったのは、
ほかに執行されたのは▽山崎義雄(73)=大阪拘置所収容▽陸田(むつだ)
真志(37)=東京拘置所収容=の両死刑囚。確定判決によると、山崎死刑囚
は仲間と共謀し85年11月、仙台市の主婦(当時49歳)を絞殺し、保険金
から報酬を受領。90年3月には主婦のおい(同48歳)を殺害した。陸田
死刑囚は勤務先のSMクラブの乗っ取りを計画し、双子の兄らと共謀して95年
12月、経営者の男性(当時32歳)ら2人を殺害した。
陸田真志…
なんかやけに聞き覚えのある名前だ。
間違いない、池田晶子と往復書簡のやりとりをしていた、あの陸田真志だ。
おいらは去年のいつぞやだか、その往復書簡を、ひょんなきっかけから読んだ
のだ。
だからか。
その死刑執行の記述を目にしてから、名状しがたい渾然一体となった妙に
ごつごつした感情の塊が、胸に閊えてる。おいらの経験してきたどの感情
にも属さない、一種奇妙で不可思議な感情にすっぽりと包み込まれてる。
そりゃ往復書簡の彼の記述を読んだだけで、彼を知ってるなんて言えない。でも
彼が書いてる内容が内容だっただけに、彼を知らないとも、やっぱり言えない。
彼があんなに正面から向き合って吐露した思いを目にしておきながら、知らない
ふりは、どうしてもできない。
死刑について考える。死について考える。生について考える。存在について
考える。所有について考える。身体について考える。精神について考える。
・・・
考えれば考えるほど、このもやもやは増幅するばかりで、
ふと気がつくと、眉間あたりに集うグレースケールの感触。
あぁ、ミシェル・フーコーでも読もう。

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