PCがおかしい・・・・・。
ちゃんとupできればいいのですが。
連載の後って、急に何を書いていいのか虚無感に駆られます。
取り留めのないデートのお話です。
様々な家具に色とりどりの生活雑貨。
大型のショッピングモールで直は楽しそうに妙な形のクッションや食器を見て回っていた。
「秋山さん。これ可愛いです」
「はいはい」
秋山はやれやれといった様子で気のない返事をした。
趣味が悪いとはいわないが、なぜか直は妙なものを選ぶ。
今もなんとも言い表しがたい形のクッションを秋山に突きつけている。
「秋山さんはどの色がいいと思いますか?」
といわれても、何故か顔のついている変なクッションは色がどうとかいう問題ではない。
「買うの?ソレ」
「悩み中です。秋山さんの部屋に置くなら茶色が可愛いと思います」
「俺の部屋に置くのか?」
「そうですよ」
当然とばかりに言ってのける直に秋山は肩を落とした。
いくら直が選んだものとはいえ、自分の部屋に置くには抵抗がある。
「いや、クッションは今あるもので十分だから・・・・」
秋山は我ながら苦しい言い訳な気がする。
直は名残惜しそうにクッションを元の場所に戻した。
「秋山さん、何か欲しいものとかないんですか?」
秋山の腕に戻ってきた直は秋山の顔を見上げた。
「特には」
「そういえば、1回戦のときに借りた部屋に置いてた水槽とお魚ってどうしてるんですか?秋山さんの部屋にはないですよね」
あの時、秋山は大きな水槽に入った熱帯魚たちを可愛がっていたように思える。
「レンタル」
「え?」
「レンタルだったんだよ。長時間部屋に篭ってるだけだと息が詰まるだろう?」
「そんなのもあるんですね・・・・。あ、じゃあ、これなんかどうですか?」
何か見つけたらしく、直は食器などのコーナーに小走りで駆けていった。
秋山もその後を追う。
直が辿り着いた場所で眺めていたのはガラスの器だった。
器には水が張ってあり、底に色とりどりの石やガラス細工が敷き詰められ、フローティングキャンドルや造花が浮かんでいる。
「綺麗だな」
「これ、秋山さんのお部屋に置きませんか?」
「これを?」
綺麗だとは思うが、秋山の部屋にはいささか可愛すぎる。
「器とか、中に入れる石とか一緒に選んで秋山さんのお部屋に似合うようにすればいいんですよ!」
「そうだな」
水は嫌いじゃない。
世話をする必要もないし、何よりあのクッションを避けられる。
丸より四角、石は白かブルー。
一緒に選ぶと言っていたわりには、直は秋山の顔色を窺いながらほとんど一人で決めてしまった。
「こんな感じはどうですか?」
「いいんじゃないか」
直の満足そうな顔を見ると、秋山にも自然と笑みが浮かんだ。
「じゃあ、お会計してきますね」
秋山が自分が払うと言い出すより先に直はレジに向かって走っていってしまった。
直はいつも飾り気のない秋山の部屋が気になっていた。
やっと秋山の気に入るものが見つかったからと嬉しさいっぱいでレジに並んでいた。
「ご自宅用ですか?」
「はい」
直に順番が回ってきて、商品をレジに出す。
店員がガラスの器や石を籠から取り出しているときだった。
「これも一緒に」
「秋山さん・・・・・」
籠に放り込まれたのは先ほどの変な顔のついたクッションだった。
「こちらもご自宅用ですか?」
そう聞かれ、秋山は贈り物用と答えた。
直はぽかんとして秋山の顔を見つめている。
「気に入ってたんだろう?」
「え?あ・・・・はい・・・・」
だが、目の前で店員が丁寧にラッピングしているのは薄いピンク。
「この色・・・・」
「俺のじゃなくて君の」
「え?」
「欲しかったんじゃないのか?」
秋山はクッションを示す。
「いいんですか?」
「いいけど、ちゃんと自分の部屋に持って帰れよ」
「はいっ」
直は満面の笑みで返事をする。
秋山はこの顔に弱い。
一度でもその表情を曇らせてしまったことが気になっていたのである。
「ありがとうございます」
帰り道、直は綺麗にラッピングされたクッションをずっと抱きしめていた。
一度は直の部屋に持ち帰られたが、結局数日で秋山の部屋に持ち込まれた。
「きれいですねぇ」
テーブルに飾られたガラスの器が窓からの光できらきらと光る。
「そうだな」
それをうっとりと眺める直の腕にはしっかりとあのクッションが抱かれている。
クッションについた妙な顔に見つめられているような気がして、秋山はやれやれとため息をついた。
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デートさせてみました。さぁ、クッションの形と変な顔とは・・・・!?
取り留めのない話にしては長かったですかね・・・

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