ストーリー
オハイオ州の田舎町のハイスクール。内気な少年ケイシーは学校のグラウンドで奇妙な生物の干からびた死体を発見する。
理科室で水槽に入れるとその死体は蘇生。ヒレの付いたそれは二つに分裂して増えて行くではないか・・・
そしてその日を境にハイスクール内では不穏な空気が流れはじめる。フットボールコーチのウィリスをはじめとした教師達の行動や態度が急変してゆく。しかもそんな折り、ケイシーと女友達のデライラはウィリスらが他の教師を襲っているところを目撃。さらにいきなり全校生徒に定期検診を施して来たりと様子がおかしくなってくるのであった。ケイシーはそんな学園の状況を告発するも親はうまくたしなめられ、警察も仲間にされた様で全く当てに出来無くなって来てしまう・・・。
そして決定的な出来事が・・・。ケイシーが学園全体がエイリアンに支配されていると仲間に諭している最中、理科の先生がやってきて突然襲ってきたのだ。不良で麻薬の売人のジークはとっさに麻薬を先生の目に突き刺し、難を逃れる。泡を吹き、倒れる先生を尻目に慌てて学園から逃げジークの家に身を隠す一行で有ったが、今度はお互いに疑心暗鬼に・・・。
残っているのはケイシー、デライラ、ストークリー、スタン、ジーク、そして転校生メアリーベスの6人・・・。麻薬の利尿作用によってエイリアンに寄生されているかどうか判別できると気付いたジークはお互いに試す様促すが・・・・
「フロム・タスク・ティル・ドーン」「デスペラード」のロバート・ロドリゲス監督と「スクリーム」の脚本家ケビン・ウィリアムソンがタッグを組んだミステリアス学園ホラーの決定版。これだけでも何かやってくれそうな感じだったが、何と言っても出演陣が凄いのだ。当時はまだ無名で有った若手俳優を積極的に起用した今作で有るが、ケイシー役に「ロード・オブ・ザ・リング」のイライジャ・ウッド、ジーク役に「ブラックホーク・ダウン」のジョシュ・ハートネット、ストークリー役に「ゴーストオブマーズ」のクレア・デュバル等今をときめくスターがズラリ。脇役陣も「ターミーネーター2」のロバート・パトリック、「グリード」のファムケ・ヤンセン、「キャリー」のパイパー・ローリー等充実している。
で、肝心の内容ですが、「物体X」を敬愛するロドリゲス監督だけ有ってそれを彷彿させるオマージュが満載。誰がエイリアンに寄生されているか判らないといった演出は流石は「スクリーム」を手掛けたケビン・ウィリアムソンと行ったところでしょうか?エイリアンが知らぬ間に学園を侵略していき、気が付けば四面楚歌。誰がエイリアン?等と問いかけながら見ている内にストーリーに引き込まれて行きますね。SFオタクのストークリーが何気なく「ボディ・スナッチャー」を出汁に展開を説明しだすシーン等は「スクリーム」のホラーオタク青年を思い出します。でもその通りに円満決着になったのは「アレ?」って感じでは有りましたが、スタイリッシュな学園ホラーと言うことで余りギスギスした終わり方にしなかったのでしょうねー。
モンスターの方は何でも海王星からやってきたエイリアンとか(?)
自身の星が乾いてしまい住めなくなったので地球をターゲットに選んだらしいです。最初に発見されたのがフナムシくらいの大きさなのに対し、ラストのボスはプール半分ほど有る大物クラス。ちとギャップが(笑)
あと水を媒体に寄生していくなんて発想は面白いですねー。人間には水が不可欠といった要素を逆手に取っているぽくて。
それにしてもなんで田舎の学校のグラウンドにエイリアンが転がってるのか判らないなー(笑)侵略するの地方から徐々にてのは判るんだけどw
とにかく中だるみ無くストーリーが進行していくので誰でも楽しめる作品に仕上がってます。でも怖さを期待すると肩すかしを食らいますのでそこら辺は注ですよ。
ちなみに原題の「THE FACULTY」は「教職員」の意です。

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