「悪魔の毒々モンスター」
ストーリー
トロマビルのフィットネスクラブの清掃員・メルビンは冴えないヤサ男。ドジでマヌケな風体からいつもみんなにからかわれている。そんなある日、メルビンを填めようと不良グループが罠を画策。見事に引っかかったメルビンは皆の嘲笑に合う。耐えられなくなったメルビンは2階からダイブ。たまたま産業廃棄物を積んだトラックの荷台へ落っこちてしまう。その場から一目散に逃げ出すメルビンであったが、その夜、彼の体に次々変化が現れてきた。顔面は変形し、体はムキムキのマッチョに変身。しかも、何故か体の細胞が悪を許せない体質に変化してしまう。
その日以来、そんな体だから故に事件が起こると真っ先に現場に急行。悪人達をバッタバッタとやっつけて行き、いつの間にか町のヒーローに成り上がるのだった。しかし、その風体故に誰からも相手にされず、ひっそりと廃棄物処理場を根城に構えている孤独な生活が続く・・・。
そんな中、転機が訪れる。ファーストフード店を強盗が襲撃。客を撃ち殺す事件が発生。さらに強盗は盲目の美女・クレアをレイプしようとする。そこへ現れたメルビン。バッタバッタと強盗どもを処刑してゆき、彼女を救うことに成功。そしてその事件が縁でクレアとも相思相愛になり、一緒に住むことになるのだった。最愛のクレアを得たことでメルビンは加速、一般事件の解決や不良グループへの仕返しと活躍は留まることを知らなくなる。
それで困ったのがトロマビルの市長達。事件が無くなれば町が平和になって良いものだが彼は違った。実は市長はトロマビルの各所に科学工場の誘致を進めていたのだ。環境が悪ければ土地の買収はしやすかったのだが、メルビンの活躍で逆に住民の流入が進みはじめ、買収しにくい事態になってしまったのだ。そして今や目の上のタンコブとなったメルビンを密かに暗殺しようと企てるのだが・・・・
「悪魔の毒々モンスター 東京へ行く」
ストーリー
第二弾。
前回の活躍で平和になったトロマビル。今は盲学校の教師をクレアと共にやっているメルビンであったが、悪人がいなくなったせいで彼は手持ちぶさたの日々を過ごし、食傷気味。精神科医のカウンセラーまで受けているくらいだ。
そんなある日、突然、盲学校が爆弾テロに遭い焼失。多くの犠牲者を出す。それを行ったのはNYの巨大企業アポカリプス社配下の者達。アポカリプス社はトロマビルに産業廃棄物処理場を立てようとしていたため、ヒーロー・メルビンが邪魔だったのだ。なんとかメルビンとクレアは無事だったものの、メルビンは自分のせいで罪無き人々が犠牲になってしまったと言うことで意気消沈してしまう。そんな中、精神科医から行方不明のオヤジが日本にいると、さらに体の治療のカギを握っていると聞き、彼は日本へ向かう決意をする。
日本の東京に着いたメルビンは早速、父親を捜しに聞き込みを開始するものの、有力な手がかりは無し。そんな折り、チンピラに絡まれている少女を救い、代わりに一緒に父親探しを手伝って貰うことになるのだった。
その頃、トロマビルではメルビンが不在なのをいいことに着々と侵略を開始していた。
実はメルビンの日本行きは仕組まれた罠だったのだ・・・・。
どうする?メルビン!
トロマ社が放ったオバカ映画の珍作。
毒液を被った気弱青年がマッチョの怪物に変身。そんな姿とは対照的に悪を次々に懲らしめて行きます。
まず懲らしめ方がグロい。自慢の怪力で悪党どもの頭を破壊したりするのはもちろん、腕を引きちぎるわ、手を油揚げにしたりとやりたい放題なのです。
「2」の方ではさらにパワーアップ。鯛焼き版で相手の鼻を焼いたり、銭湯で人間しゃぶしゃぶにしたりとまともな発想からますます逸脱していきますw
また、対照的に恋愛も描かれております。盲目の少女クレアとの出会いは自分の容姿にコンプレックスを感じているメルビンには格好の存在。元々もてない男だったので尚更燃え上がるのです。
ですが、そうかと思ったら、単なるお色気シーンを乱取りしてみたりしていて、もちろん真面目に作ってはいません。エログロお下劣にお寒いギャグ連発のローテーション。
これは「1」も「2」も変わらないですね。監督の確信犯とも言えなくも無いですが実際はどうなのでしょう??
「2」には関根勤や安岡力也が日本代表で出演していますし、忍者・歌舞伎・スケ番・チンピラ・ヤクザ・勤勉サラリーマン・力士・銭湯・鯛焼き・刺身など外国人から見た日本及び日本人の象徴的な文化観を垣間見ることが出来ます。(嘘)
採点 「1」は45点、「2」は40点

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