ストーリー
ある日、NYの歴史学者・ノーマン博士は同僚エリックの不可解な自殺の一報を受ける。ノーマンはエリックの自殺、そして生前に彼が行っていた研究の謎を解くため、妻・ルーシーと息子・ボブを連れ、遠く離れたボストン郊外の一軒家(元エリックが住んでいた家)に移り住むことにするのだった。しかし、引っ越してきた直後から、夜な夜なうめき声や子供の泣き声などが乱発しはじめた上、家の床に不気味な墓を偶然見つけてしまい、果ては地下室で吸血コウモリに襲われてしまう始末。。。流石に気持ち悪くなったルーシーはノーマンにこの家から逃げ出したい旨を伝えるが、ノーマンはまだ同僚エリックの研究の謎を解明しておらず、それは出きないと諭されてしまう。
そんな状況の中、人知れず不動産屋のローラやメイドのアンが惨殺され、そしていよいよこの家に潜む何者かの魔の手は一家にも伸びるのであった。。。
イタリアの鬼才ルチオ・フルチ監督の「サンゲリア」「ビヨンド」「地獄の門」に続く代表作の一本。
彼の作風はご存知の通り、ストーリーは後付でゴアシーン主体。今作も類に漏れず、そういう感じで個人的には苦手なのですが、なんとか今回はギリギリ理解できたかな?
今作の性質上、オチから言うとこの家に潜んでいるのは、その昔、この家で人体実験を繰り広げていたマッドな科学者フロストステイン博士。歴史学者エリックは自身の研究中にこの家の謎に興味を持ってしまい、よせばいいのにフロストステイン博士について調べ上げるうちに狂って自殺してしまいます。そこへ、さらにその自殺の謎を解明しようと同僚ノーマン一家がその家にやってくるのですが、なんとフロストステイン博士がゾンビ化して地下室で生きていたから大変な事に。。。なる作品だったです。
フロストステイン博士の生きていた理由と言うのが、自身の延命の研究のせい。100年もの間、フランケンの様に自分の腐った肉体に他者の肉体を継ぎ接ぎしていたためらしいです。
こんな感じでオチから言うと面白そうに思うかも知れないですが、彼が登場するのは殺害シーンとラストのみ。それまではダラダラした展開が続きます。
ノーマンの息子に警告を促す謎の少女、ミステリアスなメイド、吸血コウモリとの戦い等々。。。これら、フロストステイン博士の存在と何か関係があるのかと思いきや、余り関係無く蛇足だったり、思わせぶりだったりと単なる場つなぎなんですよねw いかにもフルチっぽいw
それならば、ゴアシーンはものすごいのでは?と思うかも知れないですが、彼の他の作品に比べるとかなり控えめな出来なので、こちらからも押すにも押せない作品ですよ。
★気になった点
・地下室に閉じこめられるシーンで地上のドアを閉めているのは誰なんだ?
・息子・ボブは鈍くさい上にうるさい。
・ノーマン一家が襲われるのは最後。普通、その家に暮らしているのだから最初やろ。
・謎の少女の存在が曖昧。
・メイドは何者?床の血を拭いていてルーシーにどうしたの?と問われ、「コーヒーをこぼしました」と嘘ぶいた意味は?
・吸血コウモリが異常にしつこいw
・ゾンビは博士1人。動きものろいのになんであんなに苦戦するんだw
採点 45点 81年度作品