南米旅と言えば危険というイメージが強い。
治安、ジャングル、蟲、鰐・・・。
しかし、実際はそれほどではありません。
一つ重要なことを守れば。
それは現地に“溶け込む”ことです。
僕的なキーワードは「WILD。」
日本人旅行者を観光名所でたまに見かけますが、
僕の目から見れば完全に野に放たれた「温室育ちの無菌培養された野菜」のようです。
襲ってくれと言わんばかりの青白い顔で奇声をあげてキョロキョロカメラ持って群がっています。
日本のアイデインティティを保つのも大事なことですが、
いらないトラブルを避けることも大事なのではと思ってしまいます。
しかし、そんなこと言う私もえらそうなことは言えません。
釣りだけでなく、私は夜も遊び好きな「悪い男。」
独身で健康な男なので咎める理由は何もありません。
野宿をして節約してでも街では「遊び」に使いたい困った旅人です。
「興味あるものはとことんいったる。」
が僕の生きる指標なので、
釣り以上にどんどん深部へ入り込んでいってしまいます。
深夜2時だろうが欲望にまかせてスラムを歩いていたりします。
前を歩いてる人が僕を泥棒と勘違いして小走りで走り去る姿を見たとき、びっくりすると同時に受け入れられた感というか一体になれた感というか少しうれしい感覚がありました。
何も持ってないものは強い。
この汚い貧乏くさい何人かわからん格好が僕のアーマードスーツなのです。
バス停の物売りなどあまり相手にしたくない人に
街で声をかけられると
「ああ、俺ポルトガル語話せないから。」
とそっけなく言うと、
「ああ、仕方ない。言葉はスペイン語だもんな。ボリビアーノ?いや、ちがったごめん、ペルアーノ?」
と普通に言われてしまう始末。
ここまで本気で言われるとちょっとショックなのですが・・。
って何を言ってるんでしょうか。
ごほんっ、話を戻します。
しかし、ノルチ(北部)ブラジルで大変危険なものがあります。
それは毒蛇であり、毎年大勢の犠牲者が出ます。
釣行記を読み返して頂ければサンフランシスコ河編で書いてありますが、釣り人が出会う危険性がかなり高い。
季節によってはジャララッカやスルククなど最強毒蛇が水辺にいます。

血清キット。2週間前にもこれで命拾いした人がいるそうです。
じゃあ、これ持って今日も楽しく行きますか!
今日も河は元気!ボンバダ!
なんてきれいな瞳をしているんだろう。
大きくならないタラちゃん(ストライプホーリー)にしてはこれはなかなか大きいね。
前に出し過ぎてせっかくいいサイズなのによく大きさわからん。反省。
なんしかイエイ!
パンタナル水系のこの種のピラニア(ダイヤモンドイエロー)やタライーラがここにもいるということはやっぱりここはパンタナルに生態系が近いのかも。
これの違いがわかる人はイケてますね〜。
現地名ジャグンダ。
パイクシクリッドにあまり縁のないというかこんだけアマゾン支流を周っているのに
あんまりたくさんの種をゲットしていないんですよね〜。
夕日に映えるジャグンダきれいでしょ?
ピーコックと言えども捕食者の位置でとどまっていられないこの生態系がアマゾンなんですね。
弱肉強食のピラミッドがここでは丸い形をしています。
カトウさんはあまり普段は釣りしないらしい。
自分の土地に琵琶湖の南湖ぐらいの池持ってるのに。
鮨屋の息子が鮨を喰わないのとおんなじみたいなもん?
セルジオさんは相変わらずの釣り好き。日本に出稼ぎに来ていたことがあって
休みの日はいつもひとりでルアーのヒラメ釣りに行ってたほど。
こんなに豊穣な世界で釣り出来るのは幸せだな〜。
セルジオさん、カトウさんありがとう。
夢のような世界って多分こんなのだ。