浮かれた気分で行こうとしたのも束の間・・。
ここで悲しき事件に遭遇する。
道路に巨大な動物らしきものが横たわって道を塞いでいた。
「ああっ!こ、こいつは・・。」
行き道に見たあのオオアリクイなのか・・。
地面についた足跡が苦しんだ様子を連想させる・・。
・・・・・・。
ショックを受けた。
飛び跳ねるような気持ちでカメラを持って追いかけたあいつが・・。
胸に杭を打たれたように心が痛い。
せめてもの報いに重い体を引きずり道路脇の草むらに葬り土を覆せた。
毎日世界中の人間が造った道路で死にゆくたくさんの野生動物・・。
遣る瀬無い気持ちで心がはち切れそうだ。
俺がこんな釣り旅をしていることだって正当化するつもりもない。
動物達のアングルから見れば俺だって「悪」だ。
消えゆく熱帯雨林AMAZON・・。
この大自然が急速に破壊されている現実をグーグルアースを使って見て欲しい。
今は地球の裏のアミーゴの家も瞬時で衛星画像で見ることができる。
この忌々しい「便利」を逆手にとって見てやるんだ。
この世界中の現実を写す衛星写真地図でアマゾンを、世界を何気なくでもいい、見て欲しい。
辛辣なるほどに克明に記録されている。
森林を違法道が突き抜け伐採され牧場に変わっていってる。
格子状の直線が地球に爪跡を残している。
木々を輸出し、そこに大量の農薬を機械で撒き、大豆やパームやしなどの畑を作っている。
アマゾンが手付かずの大自然だと思っている諸氏は自然だけを映す動物モノのTV番組のその国の一部分だけを鵜呑みにしてはいけない。
確実に急速に大自然は消失している・・。
後に旅するであろうマダガスカル島の大自然の象徴パーソンカメレオンの悲劇「ペリネの森の巨人」などと称される「悲しい進化の箱庭」の現状の二の舞にしてはいけない。
この大自然は80パーセントの森を失ってしまった。
世界の河どこにでも言えることだが、河を守るのは森なのだ。
だからネグロ河に、シングー河に俺は猛烈に感動した。
究極の河だとか叫んでいる深い意味を汲み取って欲しい。
エラそうに言うんではない。俺は苦しいんだ・・。
そんなことに興味を、地球に興味を持っている人の少なさが・・。
(ここの読者は少なくともそうではないと思いますが・・。)
だから、今の日本の社会で褒められるような人間になろうとは思っちゃいない。
今、俺は写真にすごく興味がある。あくまでカメラでは、スペックではなく・・。
(スペックにこだわりすぎてウンチクは凄いが・・なんて人が多すぎるため。釣りも一緒かな?)
写真にはこんな学のない不良人生を送ってきた自分にも説得させられる何かがあると思っている。
心が入る。
毎日の生活は大事だ。目の前の生きることで精一杯かもしれない。
俺だってそうだ。
けど、間違っていたとしても俺は信じた道を行く。
こんなことに、ボンバダを伝えるために一生懸命になって生きてみよう。
関係ナイ世界ではない。すべて繋がっている地球の為に。