2018/6/5

4466:頂上  

 ラップボタンを押してからはペースを上げていった。山伏峠は走りやすい峠であるが、難所が2箇所ある。
 
 そこでは、道は左に曲がりながらきつめの斜度で出迎える。この2箇所の難所以外はそれほど厳しい斜度ではないので、ペースを維持しやすい。

 高めの負荷で坂を上っていくと、心拍数は170を超えていった。吸排気の音もいつものように旧式のエンジンが発するそれになっていく。

 一つ目の難所はどうにかこうにかそれほどペースダウンすることなく越えていけた。その後も平均パワーを維持しながら、次なる難所へ向かっていった。

 2箇所目の難所は1箇所目のものよりも手強い。ここではいつも脚の余力を大幅に削られる。シッティングで入っていって、途中からダンシングに切り替えた。

 ダンシングで恐ろしく重くなったペダルを左右交互に踏み下ろしていく。ようやくこの難所を越えた。

 この難所を300ワット超のパワーで走った直後は息が切れた。脚の余力も一気に減ったため、斜度が緩やかになったからといって、すぐにケイデンスを上げることはできなかった。

 4名の後発スタート組は、2名の上級者が随分と前を行き、私ともう一人のメンバーがほぼ同じペースで走っていた。

 2箇所目の難所から山伏峠の頂上までは、すぐ前を行くメンバーに引いてもらう形で走っていった。すぐ前をメンバーが走っていると、その背中にペースを合わせていけるので心理的に少し楽である。

 その状態で山伏峠の頂上を越えた。ちらっと見たサイコンのラップパワーはちょうど240ワットであった。

 ここから500mほど下る。2台のロードバイクはぴったりと連なって下っていった。下りでは無理することなく重力に任せて走っていった。

 そして正丸峠の上り道へ向かって90度右に曲がった。「ここから1.5kmの上りは、終盤までもつれる熾烈なバトルになりそう・・・・」と思って、走っていくと、すぐ前には先行していた2名のメンバーが先にスタートしたメンバーに合流してペースダウンしていた。

 バトルモードは解消されていたので、私たち2名もその後ろに合流してペースダウンした。その後はペースを合わせて走り切った。

クリックすると元のサイズで表示します

 正丸峠の頂上からは、この季節としては澄み切った景色を見ることができた。日向は太陽光が強かったが、日陰では風が実に心地よかった。




※投稿されたコメントは管理人の承認後反映されます。

コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ