2018/5/9

4439:もがきポイント  

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 しばし、待っていると頼んだ「正丸丼」が順次運ばれてきた。「正丸丼」は、サラダ、お新香、味噌汁が付いて850円である。

 早速頂いた。疲れた体に沁み込むように、その丼は体内に入り消化されていった。必死で坂を上ってきた者への、ささやかなご褒美である。

 この店は山登りやハイキングの途中で立ち寄る客が一番多いのであろう。さらにはオートバイのツーリング客やそして我々などのサイクリストが時折訪れる。

 正丸丼でお腹を満たし、しばし穏やかな時間を過ごしてから帰路に着いた。正丸峠を勢いよく下り、山伏峠の短い上り返しを越えて、名郷方面へ下っていった。

 山伏峠はローディーに人気のあるある峠である。下っていく間に、上ってくるローディー数名とすれ違った。

 名郷まで下り切って、トイレ休憩を済ませてから、下り基調の道をトレインは快調に進んでいった。

 帰路には二つの「もがきポイント」が待っている。一つは「山王峠」でもう一つは「笹仁田峠」である。

 いずれも距離は短いが、すでにメインの峠である「正丸峠」で脚を相当酷使した後なので、脚に余裕のない状況で走るため、もがくとさすがに体には負担が大きい。

 まずは「山王峠」の上りに入った。ここは斜度がしっかりとあるので、ギアを軽いものに設定して上り始めた。

 距離が短いので高い負荷で走っていく。前半は300ワットぐらいで上っていき、緩やかに左にカーブしてから、最後のまっすぐでは350ワットほどまでパワーを上げた。

 どうにかこうにか当初のイメージ通りに走っていった。全員が上り終えてから向こう側へ下っていった。

 そして隊列を組んでしばし走っていくと、次の「もがきポイント」である笹仁田峠に達した。ここは斜度が緩い。

 ほぼ直線でゴール手前だけ少し斜度が上がる。ちょうど先頭を引いていたので、上り始めてから徐々にペースを上げていった。

 ゴルフ練習場を左手にやり過ごした辺りからさらにペースを上げた。すると後方からリーダーが前に出てくれたので、後ろに付かせてもらった。

 そして最後斜度が上がるエリアに入ってから、ダンシングに切り替えてスパートした。脚は緩むことなく最後までその使命を果たしてくれた。

 帰路の二つの「もがきポイント」でも、相当追い込んだ走りとなった。笹仁田峠を下った先のファミリーマートで最後の休憩をした。

 この後はもう上りはない。三つの峠で最後の最後まで脚を緩めることなくもがいたので体に残った疲労感はほぼマックス状態。

 「これが、約1ケ月後に迫ったMt.富士ヒルクライムで活きればいいのであるが・・・」そんなことを思いながら最後の行程を走っていった。




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