2017/3/26

4031:整体  

 「永久橋」の交差点を左折すると、もうすぐ「Pro・Fit」に着く。もう何年も前から2ケ月に一度の割合で整体の施術を「Pro・Fit」で受けている。

 激しい腰痛に苦しんでいるとか、五十肩で腕が真っ直ぐに上がらないといった不具合が出ているわけではないが、2ケ月ほど経過すると背筋や腰に疲れが溜まり姿勢が悪くなってくる。それを整体でニュートラルな状態に戻すのである。

 確定申告業務が終わり、その疲れは腰と背筋に随分と溜まっていた。パソコンを相手にした長時間のデスクワークは体に思いのほか負担をかけるようであった。

 その重い疲労感を抱えたまま19日の日曜日にはヤビツ峠までロードバイクで走った。走行距離は150kmを越えた。走り終えた後、腰に少々違和感が出た。

 時に右側の腰に張りが感じられ、時折痛みが出た。腰痛というほどではないが、その違和感はなかなか立ち去らなかった。

 「整体の施術でその違和感がすっかりとなくなればいいが・・・」そんなことを思いながらPro・Fitの駐車場にGOLFを停めた。

 「どうも・・・お願いします・・・」と挨拶をして、整体室に入った。腰の違和感については事前にメールで知らせていた。また、右肩に不意に痛みが走ることが最近あったので、そのことも伝えていた。

 今日はその右腰と右肩を中心に施術が行われた。施術が進んで行くと、強張った体は徐々にほぐれていく。

 その間、色んな話をする。共通の趣味であるオーディオの話が中心である。チューバホーンさんがお持ちの「O-DAC PRO」は電源のバージョンアップを受けるために、Oさんの工房に入院中とのことである。

 DACにとって電源の強化は相当重要なようで、「電源が変わると随分と違うんですよね・・・それから電源ケーブルでDACはがらっと変わりますよ・・・」とチューバホーンさんは話されていた。

 「電源ケーブルか・・・」ちょっと懐かしかった。ハイエンド系のオーシオシステムを聴いていた頃、電源ケーブルには嵌ったことがある。随分と前のことである。

 我が家にあるZZ-EIGHTは付属の電源ケーブルを使用している。「ZZ-EIGHTの電源ケーブルを変えると、音も変化するだろうな・・・」そんなことをふと思った。

 1時間半の施術が完了すると体がすっかりと解れた。筋肉の収縮により丸まっていた背筋がすっと伸び、両腕が天高く真っ直ぐに上がる。身長が伸びたような感覚である。

 腰の違和感もとれた。体にはロードバイクなどで負荷を定期的にかけている。特に負荷が大きなヒルクライムは体を酷使する。体のコンディションを保つためにも定期的な整体はとても重要なものである。

 体から憑き物が落ちたようであった。チューバホーンさんにお礼を言って、車に乗り込んだ。VW GOLFのやや大ぶりなシートは、解れた体を優しく支えてくれる。

 今日はもう一箇所寄るべき所があった。真っ直ぐ自宅に向かうのであれば西へ向かうのであるが、VW GOLFは東へ向かった。

 早稲田通りを一旦東へ向かい、「阿佐ヶ谷北六丁目」の交差点を右折して阿佐ヶ谷駅方面へ北上した。

 阿佐ヶ谷駅を通り過ぎて少し走ると青梅街道に出る。T字路の交差点を左折して青梅街道を東へ向かった。

 中野坂上の交差点の手前、「CoCo壱番屋」が目印の小さな脇道に入った。脇道は狭い。その道を少し進むとコインパーキングが見えてくる。ここのコインパーキングには6台の車が停められる。今日は3台の「先客」がいたが、残り半分は空いていた。

2017/3/25

4030:GOLF  

 VW POLOのミッションの具合が悪くなったので、急遽ディーラーに見てもらうこととなった。以前から停車してからの発進時にアクセルを強めに踏むとクラッチの繋がり具合が不自然なところがあったが、異音と振動を伴うようになった。

 診断の結果、2,3日預かってもらって修理することとなった。その間の代車としてGOLFを用意してもらった。

 VW GOLFはもうすぐマイナーチェンジをする。「今ならGOLFは大幅な値引きができます。ぜひご検討ください・・・低金利ローンも用意してます・・・」営業マンは、自身のノルマに追われているのか、営業トークも忘れなかった。

 7代目GOLFに乗るのは2回目である。フルモデルチェンジした直後に乗ったのでもう3年ほど前の頃になるであろうか。

 実に良い車であった。POLOに比べると車格が一つ上がるので、腰の据わった落ち着き感を感じた。

 遮音性能も高く、ロードノイズやエンジン音が遠くから聞こえてきた。サスペンションの動きもドタバタせずにしっとりと道の凹凸をいなしてくれた。「やはり、POLOとは一味も二味も違うな・・・」と感心した記憶がある。

 久しぶりにGOLFのドライバーズシートに納まった。インテリアはVW流のカチッとまとまった造形で、見ていて気持ちがすっきりとする。

 基本的な配置などはPOLOと共通するので使いやすい。早速エンジンスタートボタンを押してみた。エンジンは静かに目覚める。

 代車のGOLFはGolf TSI Comfortlineというグレードであった。エンジンは1.2L。実にコンパクトなエンジンであるが、VWのコンパクトなエンジンは「直噴・過給」で低回転域から十分なトルクを発生させるので、日常領域でパワー不足を感じることはない。

 やはり静かである。つい先ほどまで乗っていたPOLOに比べると、ラグジュアリー感がひしひしと肌に伝わってくる。

 乗り味も同様で、軽快感が売りのPOLOに比べ、しっとりした感触がある。当然車重の関係もあるであろうが、車の性格を意図してラグジュアリーな方向へ振っているように感じた。

 新青梅街道を東へ向かった。先週の週末は3連休で道が混んでいたが、今日はその反動かそれほど混んでいなかった。

 比較的順調に進み、「北原」の交差点を右斜め方向に向かって青梅街道を進んだ。しばしそのまま走り、「井草八幡前」の交差点で左折した。

 早稲田通りは片側1車線の道路である。道沿いには比較的古い店が散在している。その通りをまっすぐに進んでいった。

 GOLFは車としてのバランスが実に良い。その中でもこのセグメントとしては乗り味が素晴らしい。サスペンションが実に滑らかに動いている。

 「ラグジュアリー」という表現では柔らかいと解されかねないが、柔らかいのではなく滑らかである。一つ上の滑らかさを持っている。それが上質なラグジュアリー感を乗っている者にもたらすのであろう。

 環八を越えて少し行くと「永久橋」という小さな交差点が見えてくる。その交差点の手前には交差点の名前にもなっている妙正寺川にかかる小さな橋である「永久橋」がある。その橋を渡ってすぐに交差点を左折した。

2017/3/24

4029:ボウ・クリステンセン  

 BOW TECKNOLOGIESは、ノアが代理店であったが、随分と前に取り扱いが中止された。BOW TECKNOLOGIES自体が無くなってしまったのかもしれない。

 ボウ・クリステンセンは、自身の名を付けた会社を興す前はPRIMAREにいた。PRIMARE時代にも斬新なデザインのオーディオ製品を作り上げている。

クリックすると元のサイズで表示します

 「928」という型番が与えられたPRIMAREの処女作であるプリアンプとパワーアンプは、その先鋭的デザインで一世を風靡した。かなり前の製品であるが、全く古びた感じがしない。

 プリアンプの各種スイッチやボリュームノブの造形などに、彼の並々ならぬデザインセンスの妙が感じられる。

クリックすると元のサイズで表示します

 PRIMARE時代に続いて発表されたのが、「200シリーズ」。そのラインナップにはプリアンプ、パワーアンプ以外にもCDプレーヤーやチューナーも含まれていた。

 200シリーズは共通のデザインテイストで纏められている。CDプレーヤーは「MODEL204」という型番が与えられている。

 Model204は、200シーリーズの製品に共通する近未来的な姿をしている。SF映画に出てくる宇宙船をモチーフにしたのではないかと思いたくなるようなデザインである。

 トップローディング式のCDプレーヤーは優れたデザインの製品が多いが、このMODEL204もその一例である。

 その後ボウ・クリステンセンはPRIMAREを去り、BOW TECHNOLOGIESを興す。そして今我が家にあるCDプレーヤーであるZZ-EIGHTを発表する。ZZシリーズにはペアとなるプリメインアンプ、ZZ-ONEもあり、こちらも共通の意匠を身にまとい、日本でも人気が高かった。

 BOW TECHNOLOGIESではZZシリーズの後、製品名の頭に「W」の付く一連のシーリーズも発表された。

 CDプレーヤー、プリメインアンプ、プリアンプそしてパワーアンプがラインナップされていた。CDプレーヤーの製品名は「WIZARD」。

クリックすると元のサイズで表示します

 ZZ-EIGHTとの共通性も散見されるが、こちらはもっとポップな感じのデザインである。そのリモコンも「おっと・・・!」と思わせる造形が施されている。

 彼の一連の作品は、オーディオ機器でありながらどこかしら芸術作品を思わせるようなところがある。ZZ-EIGHTは彼の一連の「作品」の中でも傑出したものではないかと、個人的には思っている。

2017/3/23

4028:6-7-8  

クリックすると元のサイズで表示します

 我が家のリスニングルームには、3台のYAMAHA GTラックが並んでいる。我が家のオーディオシステムが一定の完成を迎えると、その全ての領域にオーディオ機器が埋まる予定である。しかし、その一定の完成にはもう少し時間がかかる予定である。

 今現在、その3台のGTラックの上段には、真ん中にMarantz Model7が鎮座している。このModel7を真ん中に挟んで、右側にはORACLE Deephi6が、そのきらきらした妖精的な姿で佇んでいる。

 そして、その左側にはつい最近我が家のやってきたBOW TECHNOLOGIEのZZ-EIGHTが、その滑らかなグロスブラックの色合いを静かに主張している。

 右から左に向かって見てみると、Delphi6、Model7、ZZ-EIGHTと、綺麗にその型番の数字の順番通りに並んでいる。

 あとはGTラックの下段が埋まれば完成である。右側のラックの下段にはORACLE Delphi6の電源部が置かれている。

 真ん中と左側のGTラックの下段には、本来であればモノラル構成であるMarantz Model2がそれぞれ1台づつ納まっているはずであるが、随分と長い間不在である。その間はShanshanさんからお借りしている真空管式パワーアンプが代役を務めてくれている。

 そのMarantz Model2が戻ってくれば、我が家のオーディオシステムは一応の完成を迎える。早くその日がこないかと首を長くしているところである。

 前回のメールでは3月上旬にModel2の修理が終わる予定との内容であったが、その予定は残念ながら伸びてしまった。

 今月末までには修理が終わる予定とのメールが届いたのは確定申告業務の真っ最中であった。仕事で疲れた肩と腰がさらに重くなった気がした。

 今月末に修理が終わるとなると、取りに行くのは4月1日の土曜日か翌日4月2日の日曜日になるであろう。

 ORACLE Delphi6、BOW TECHNOLOGIE ZZ-EIGHT、Marantz Model7、Marzntz Model2、そしてTANNOY GRFというかなり珍しいと思えるラインナップが、我が家のリスニングルームに揃うのは4月に入ってからである。

 オーディオを趣味とするようになって10年ほどの年月が経過した。当初はハイエンド系のシステムで突き進んでいたが、10年経過してその様相はがらっと変わった。
 
 システムの要となるスピーカーやアンプが1950年代のヴィンテージ製品となった。システムの大幅な入れ替えは今後まず起きないであろう。

 あとはケーブルやカートリッジが変わる程度であろうから、一応「上がり」と言える状況になりそうである。 

2017/3/22

4027:裏ヤビツ  

 ヤビツ峠はローディーに人気のある峠である。私たちのチームメンバー以外にも多くのローディーが挑戦していた。

 上り終えたばかりは体の発熱で暑かったが、その熱は徐々に放熱されていき、時間の経過とともに少し肌寒くなってきた。

 恒例の記念撮影の後、下りに備えてネックウォーマーとウィンドブレーカーを着用した。上ってきた「表ヤビツ」を下るのではなく、宮ケ瀬湖の方へ向かう「裏ヤビツ」を下る。

 この「裏ヤビツ」、「表ヤビツ」に比べ道のコンディションは良くない。かなり狭い所もあり、車だと対向車が来るとすれ違うのに苦労する。

 長い下りを下っていった。今日は暖かい日であるがさすがに標高が高い所は空気がひんやりしている。

 スピードに乗って下っていくと、体が冷えていく。筋肉は冷却されて強張ってくる。カーブの手前ではブレーキングして曲がる方向に体重を傾ける。

 長い下りを下り終えると宮ケ瀬湖が見えてくる。しばし、宮ケ瀬湖に沿って走っていって、湖畔の水の郷商店街に立ち寄った。ここでは様々な食べ物が食べられるが、時間がおしていたのでトイレ休憩のみで帰路を急いだ。

クリックすると元のサイズで表示します

 帰路は所々で車が渋滞していた。三連休の中日で天気もいい。絶好の行楽日和であり、お彼岸も近いので普段よりも相当車が出ているようであった。

 車が渋滞していて、しかも車と歩道の段差との空間がない場合には、やむを得ず歩道も利用して進んでいった。

 やがて「鑓水」の交差点に達した。ほぼまっすぐで広い野猿街道を走っていき、多摩川にかかる大きな橋を越えた。

 橋を越えると多摩川に沿って続くサイクリングロードを走った。郷土の森公園のところでサイクリングロードを離れた。

 府中街道に達すると東大和方面へ向かう2名は本隊から分離されて、府中街道を進んだ。「府中街道はゆっくり行きましょう・・・」と事前に話していた。

 体は確かに疲れている。走行距離は既に140kmを超えていた。ヤビツ峠の上りでは限界まで追い込んだ。

 「ゆっくり行きましょう・・・」と話していたが、結局いつも通りの快速ペースで走った。長い距離を走った最終盤では妙なテンションが体を支配するようである。

 やがて道は東大和市に入った。もう辺りは薄暗かった。LEDの小さなライトはリズミカルに明滅していた。そのリズムは私の心臓のリズムよりも少しだけゆっくりであった。

2017/3/21

4026:ヤビツ峠  

 名古木交差点のセブンイレブンをスタートした。ここからだとヤビツ峠の頂上まで約12kmの距離がある。

 一団となって走った。先頭を引いてくれているメンバーの背中を見ながら進んで行くと、一つめの信号があった。その色は青であった。

 その信号を通過し、さらに淡々としたペースで先へ進むと、二つ目の信号が見えてきた。この交差点の左側にはサンクスがあったが、今はもうない。かってサンクスであった建物は残っていた。

 この二つ目の信号もその色は青であった。その青信号の下をくぐると同時にサイコンの小さなラップボタンを押した。

 ここからラップ計測を始めた。パワーをクランクに込めてスピードを上げた。ラップ計測区間は約10km。いつも上る峠よりも距離は長い。

 最初から無理をすると後半で脚が売り切れる。勢いだけで上り切れる距離では決してない。しかし、前半抑えすぎてしまうと、目標タイムである40分は切れない。

 そのあたりのさじ加減が難しいヒルクライムである。前半は「少々飛ばし気味かな・・・」というくらいのペースで走った。

 ラップパワーは250ワットを超えていた。平均出力250ワットで10kmのヒルクライムをこなすのは、私の実力では難しいはず。

 クランクに込めるパワーを微調整しながらヤビツ峠の前半部を走っていた。ついついサイコンが表示する数値が気になって視線を下に向けている時であった。

 私の右脇をすり抜けていった車が、対向車が来たためにスローダウンしていた。サイコンの数値に視線が向かっていた私は、その車の直前にくるまでその存在に気付かなかった。

 「うわっと・・・危ない・・・!」とかろうじて避けた。「駄目だ・・・ラップパワーばかり気にしていてもしょうがない・・・」と思い直して視線を前に向けた。

 半分くらい経過した頃合いであったであろうか、リーダーが「先に行きます・・・」とペースを上げていった。

 まだラップパワーの数値は250ワットを維持していた。「もしかして最後まで250ワットで行けるかも・・・」多少楽観的な憶測も脳内に浮かんできた。

 しかし、現実はそう甘くはなかった。6km、7kmと距離を経過していくにしたがって脚の筋肉には疲労感がずんずんと降り積もってきた。

 7kmを経過したあたりでもう一人メンバーがペースを上げて前に出ていった。その背中は徐々に小さくなっていく。

 斜度はそれほど厳しいものではないが、時折きつめの坂が出現する。ダンシングを交えながらどうにかこなしていった。

 残り2kmを切った辺りからラップパワーの数値が下がり始めた。斜度が厳しめのエリアでは出力は否応なく上がるが、斜度が緩むと250ワット以上の出力を維持することができない。

 脚の筋肉は防衛本能に従って、斜度が緩むと出力をぐっと下げたがる。気付くと200ワットを切った数値が瞬間パワーとして表示される。

 それを確認して「怠けるな・・・!」と自分を叱咤激励した。しかし、ラップパワーの数値は少しづつ下がっていく。

 その下がる数値との戦いで終盤は表情を歪めながら走った。ヤビツ峠は年に1回程度しか走らないので、コースの記憶は薄い。

 幾つかのカーブを曲がっていくと、不意にゴールが出現した。「ここか・・・」といった感じで急遽ペースを上げた。

 頂上に到達してラップボタンを押した。気になっていたラップパワーは246ワットで踏みとどまった。そしてタイムは39分3秒であった。サンクスがあった交差点からヤビツ峠の頂上までの距離は10.1kmであった。

クリックすると元のサイズで表示します

2017/3/20

4025:オギノパン  

 「今日はオギノパンに寄りましょう・・・」スタート前の雑談の中でそういう話になった。「オギノパン」には、私は行ったことはなかった。

 ロングライドで立ち寄るパン屋と言えば、「パン工房 シロクマ」が思い浮かぶ。白石峠に行く途中にあり、優しい味わいが嬉しい。

 到着するまで私は「オギノパン」に関して「パン工房 シロクマ」のようなパン屋を想像していた。

 道はやがて相模原市に入っていった。ヤビツ峠へのルートはいつものルートとは変えて、新たなルートを選択して走り続けた。圏央道ができたことにより新たな道も整備されたようである。

 幾つかのアップダウンを越えていった先に「オギノパン」はあった。そして、その様相は私がかってにイメージしていたものとは全く異なったものであった。

クリックすると元のサイズで表示します

 「オギノパン」は工場直販のパン屋さんであった。広い駐車場があるが、常に満車状態。ガードマンが車を誘導していた。

 すごい人である。ちょっとしたお祭り状態。「えっ・・・こんなに人気なの・・・それに広い・・・まるで観光スポットのよう・・・」と少々驚いた。

 三連休の中日の今日、きっと普段よりも混んでいるのであろうが、人の数がすごかった。パンの売り場は三つに分かれていた。

 「あげぱん」専門の売り場、「丹沢あんぱん」専門の売り場、そしてトレイでパンを選択する普通の売り場の三つである。どの売り場にも行列ができていた。

 「あげぱん」と「丹沢あんぱん」が有名なようである。私はいろいろ悩んだ挙句、「丹沢あんぱん」を2種類と、カツサンドさらにおやきぱんを選択した。

 これだけ食べれば、摂取カロリーは十分であろう。それぞれまずまずの美味しさ。飛び抜けて美味しいというわけではないが、なんだかほっとする味わいである。

 日差しはたっぷりと降り注いでいた。パンでお腹一杯になり、なんだか少し眠くなってきた。食べている間にも車はひっきりなしに駐車場に入ってくる。

 さらにローディーの姿も多く見かけた。サイクルラックが複数用意されていて、サイクリストにも大人気のようである。

 いつまでもここにいるとお尻から根が生えてきそうであったので、国道412号に戻った。途中で右折して県道へ入っていくとやがて宮ケ瀬湖が見えてくる。

 宮ケ瀬湖に沿うようにしてしばし走った。やがて国道246号にぶつかった。ここを右折して8km程走ると、「名古木」の交差点に達した。

 この交差点がヤビツ峠の上り口になる。その交差点にはセブンイレブンができていた。ここでコンビニ休憩をした。

 いつもはこの交差点を右折して2kmほど上った先にあるサンクスでコンビニ休憩をしたが、サンクスは潰れてしまったようである。

 ヤビツ峠のタイムアタックは、この名古木交差点からスタートするパターンと、この先には2つの信号があるので、サンクスがあった交差点からタイムアタックするパターンがある。

 サンクスがあった交差点を過ぎるともう信号はない。私は後者のパターンでタイムアタックしようと思っていた。

 その場合、タイムアタック区間の距離は約10kmである。目標タイムは40分。そしてラップパワーは240ワットを目標にしようと決めた。 

2017/3/19

4024:季節の変わり目  

 先週は寒の戻りであった。今日は天気予報では随分と暖かくなりそうである。季節の変わり目はサイクルウェア選びが難しい。
 
 「暑いかな・・・」と思いつつも、先週の寒さの記憶がまだ鮮明に残っていたので、冬用のサイクルウェアを選択した。

 朝の7時に自宅を後にして多摩湖の堤防から下る坂を走っている時には、冬用のサイクルウェアでちょうどいい感じであった。

 しかし、多摩湖サイクリングロードを走っていくと「やっぱりもう少し軽装にすべきであったか・・・」と思い始めた。

 集合場所であるバイクルプラザに到着した。今日は第三日曜日である。第三日曜日は普段よりも長い距離を走る。

 今日の目的地は予定通り「ヤビツ峠」に決まった。「ヤビツ峠」はローディーの間では有名な峠である。

 チームで行くのは年に1回程度。上り口までの距離が長いので普段でのロングではなかなか行けない。往復距離は150kmほどになる。

 今日の参加者は8名であった。そのロードバイクの内訳はRidleyが3台、ORBEAが2台、LOOK、FUJIそしてKuotaが1台づつであった。

 Ridleyの3台は全てHELIUM。2015年モデルから2017年モデルまでの3台が揃った。HELIUMはその名の通り軽量フレームでヒルクライムが得意なモデルである。

 8両編成のトレインは新小金井街道、小金井街道を通って府中競馬場まで走った。さらに多摩川に沿って走るサイクリングロードを進んだ。

 多摩川沿いのサイクリングロードは景色が広々としていて気分が良い。走りながらスマホのカメラで写真を一枚撮った。

クリックすると元のサイズで表示します

 撮り終えてスマホをサイクルジャージのポケットにしまおうとしたが、ウィンドブレーカーの端が引っかかってしまったようで手を放すと、スマホはポケットから飛び出てしまった。

 「ありゃ・・・」と思い、停止して道に転がったスマホを拾った。カバーをしていたので、本体には傷はつかなかった。

 「良かった・・・」カバーの角には然りとした傷がついていたが、一安心してリスタートした。しばしこのサイクリングロ―ドを走り続けた。

 サイクリングロードから離れると「野猿街道」に出た。この道は広い。ほぼまっすぐにつながっている。赤信号待ちでのストップアンドゴーを何度も繰り返しながら、この道を進んだ。

 冬用のサイクルウェアでは少々暑くなってきた。ウィンドブレーカーを脱ぎ、ネックウォーマを外し、さらに前を少し開けて風を中に通した。

 「来週からはもっと軽装にしよう・・・」そんなことを頭の中に思いながら、先を進んだ。「鑓水」の交差点が視界の先に入ってきた。

2017/3/18

4023:初ラウンド  

 3月15日で確定申告がようやく終わった。その翌日の3月16日にはゴルフの予定が入っていた。場所は東京国際ゴルフ倶楽部である。

 今年初のラウンドとなる。昨年の12月14日以来のゴルフであるので3ケ月ぶりである。その間練習場にも行っていないので、ゴルフクラブは一度も握っていない。

 確定申告業務で休みなく働いたので体は結構疲労していた。そこへもってきて3ケ月ぶりのゴルフということで、スコアの方は全く期待できない状況であった。

 午前中の天気は快晴であった。朝一のティーショットは思いのほか良かった。しかし、その後のアイアンがしっかりと当たらない。

 どうにか1番ホールはボギーであがったが、その後もアイアンがほとんど全て左に引っ掛けてしまい、さらにアプローチも距離感が合わずにダブルボギーを量産してしまった。

 2番、3番、4番と3連続ダブルボギー。「やはりだめか・・・100叩きになりそう・・・」とあきらめムードでホールを消化していった。

 5番、6番がボギーで、少し落ち着いてきたかと思ったが、7番のミドルホールでドライバーショットをOBしてしまった。このホールをトリプルボギーにしてしまった。続く8番はダブルボギーと散々であった。

 前半最後の9番ホール。距離のないミドルホールでようやくパーを奪った。しかし時遅しという感じで、前半のOUTは「50」ちょうどであった。

クリックすると元のサイズで表示します

 午後は雲が出てきて、太陽を遮るようになった。この時期としては暖かい日であったが、陽光がないと少し肌寒く感じた。

 INコースは、前半のOUTコースとは全く様相が違っていた。11番でパーを奪うと、14番、15番、16番と3連続でパーが来た。こんなことは滅多にないことである。

 16番を終えて、3オーバー。残り2ホールをボギーで上がれば「41」である。思わず「取らぬ狸のなんとか・・・」をしてしまった。

 17番ホールは494ヤードのロングホール。ティーショットはやや右に出たがまずまずの飛距が出た。

 セカンドショットはクリークで打った。芯はくったが、これもやや右に出た。しかし幸いにグリーンの右側にはバンカーはなく、パターでも打てるようなグリーン右脇に白いボールはあった。

 ここからパターで打った。カップまでの距離は15ヤードほどであった。このボールがするすると転がってカップの端に振れた。残念ながらカップに吸い込まれなかったが、バーディーは楽々奪えた。

 これで最終18番ホールを残して2オーバーという私としては信じがたい状況が生まれた。18番をボギーでしのげばスコアは「39」である。

 その18番ホール。かなりスコアを意識したのか、ティーショットが相当に右に出てしまった。斜面で止まり、さらに悪いことにすぐ前には低木があり、横に出すだけとなってしまった。

 続く第三打、これをグリーンオンすればツーパットでボギーでしのげる。そう思いながらアイアンを振った。

 無常にもボールはグリーンの左側に外れた。しかもボールは左足下がりの嫌な場所にあった。これは寄せるのは相当難しい。グリーンはこちら側からは下っていた。ダイレクトにグリーンにキャリーで運んでしまうと、カップのはるか向こうに行ってしまう。

 そう思って軽めに打ち出したボールは思ったよりもキャリーが出ずにグリーンエッジで止まった。ここからパターで寄せて、ダブルボギー。

 18番は滅多にない30台のスコアを意識してしてしまって自滅してしまった。しかし、後半のINコースは前半と打って変わって「40」の好スコアで上がれた。トータル「90」は3ケ月ぶりのゴルフとしてはまずまずと言えるであろう。

 ゴルフを終えて、自宅へ帰りついた。体には疲労感がずしっと覆いかぶさっていた。夕食後リスニングルームへ向かった。

クリックすると元のサイズで表示します

 Marantz Model7の左横には、つい最近我が家のオーディオシステムに加わったBOW TECHNOLOGIEのZZ-EIGHTが設置されている。

 そのどこかしら王冠のような優雅な形状をしたスタビライザーを外してCDをセットした。再度スタビライザーを乗せるとマグネットの力でカチッと安定する。

 そして、本体に比べややチープな作りのリモコンのPLAYボタンを押した。シベリウスのヴァイオリン協奏曲の第1楽章が流れ始めた。
 
 「オーディオショップ・グレン」でも聴いた、戸田弥生が1993年にエリザベート王妃国際音楽コンクールで第1位を受賞した際のライブ音源を収録したCDである。

 その深遠にして流麗な楽音にしばし身をゆだねていた。しかし、体の芯の奥まで達した感のある疲労感からか、10分もしないうちに私の首はゆっくりと前に垂れていき、やがて無我の領域に心地よく落ちていった。

2017/3/17

4022:260ワット  

 大垂水峠の頂上まで残り3kmほどの地点からラップ計測を始めた。和田峠のヒルクライムの時と同じように、ラップパワーを250ワット以上に保つように、サイコンにたびたび視線を移しながら走っていった。

 ただし、大垂水峠と和田峠ではその様相は大きく異なる。大垂水峠には激坂エリアは全くなくほぼ一定の斜度で淡々と上っている。

 斜度が緩い分、ほぼ同じパワーでもスピードが違う。和田峠では「駆け上る」といった表現は全く当たらないが、大垂水峠ではそれに近い感覚で走っていった。

 和田峠では重力の呪縛にとらわれ続けて苦しんだ。大垂水峠では、それを完全に打ち消すことはできないが、慣性の法則の手助けも借りて、ほぼ倍のスピードでヒルクライムを続けた。

 3kmはそれほど長い距離ではない。しかし、限界付近で走り続けていると「まだかな・・・もうそろそろかな・・・あと少しであろうか・・・」とゴールが待ち遠しい。

 ようやくゴールが見えてきた。最後はダンシングに切り替えてその丸い頂を越えた。頂から少し降りた地点で止まり脚を休ませた。

クリックすると元のサイズで表示します

 天気はすっかりと良くなり、気温も予報通り上がってきた。これで今日の二つのヒルクライムは終了した。

 大垂水峠の3km区間のラップパワーは260ワットであった。激坂の和田峠に比べると脚の筋肉の疲労度がひどくないので、パワーも最後まで絞り出せたようである。

 帰路は下りと平坦のみである。隊列をキープして心地よいペースで進んでいった。途中高尾山のそばを通った。

 ずいぶんとにぎわっていた。最近の高尾山人気はすごいとは聞いていたが、その人の数の多さに少々驚いた。

 パワースポットとしても有名なようで、厄除けや縁結びを願って訪れる人も多いようである。昔の寂れた感じを知っている者にとっては、隔世の感がある光景であった。

 高尾山から吹き降りてきているであろう神聖なパワーの風に押されるようにトレインは先に進んだ。

 そして往路でも走った浅川サイクリングロードに達した。今度は川の流れの通りに走っていった。

クリックすると元のサイズで表示します

 桜の木にはまだ花はない。もう少し経って桜の季節になったら、綺麗であろうと思いながら、サイクリングロードを抜けていった。

 多摩大橋通りに入り、最後のコンビニ休憩地点に到着した。私は今日も確定申告業務の追い込みのために事務所へ行かないといけなかったので、コンビニ休憩をパスして帰路を急いだ。

 自宅に帰り着くと手早くシャワーを浴びた。そしてあわただしく自宅を後にして車に乗り込んだ。

 自宅を後にする前、私は玄関の近くにあるリスニングルームの扉を開けた。三つ並んだヤマハのGTラックの一番左側の上段には、つい最近我が家にやってきたCDプレーヤーが置かれていた。

 電源が入っていることを示すインジケーターは赤く光っていた。「オーディオショップ・グレン」で聴いた例の3台のCDプレーヤーのうちの1台であった。その姿は場所を変えても美しく、柔らかく目に馴染んだ。



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ