2009/11/7
1333:二つのラック

2階のSOLIDSTEELのラックはフレームがつや消しのシルバー、棚板はグレー。この色合いのコンビネーションは落ち着いてている。どことなく都会的というか洗練されたバランスを感じさせてくれる。
1階のQUADRASPIREのラックは棚板がメープル、ポールがシルバー。この色合いのコンビネーションは爽やかで、軽やかな印象を与える。棚板の微妙な曲線も相まって肩の凝らない空間占有ラックである。3段構成にして、それを二つ並べている。
どちらも重量級のラックではない。音を最優先するのならもっと良い製品があるのかもしれないが、変える気になれないラックである。
SOLIDSTEELはノアが輸入代理店となって販売していたようである。しかし、現在は日本には正規には輸入されていない。たまたまオーディオショップに中古で出ていたのを見かけて、その色合いの良さとシャープな造形に「これ良いなあ・・・」と即決した。価格が比較的安かったことも幸いであった。
QUADRASPIREのラックの良い点はそのデザイン性とともに発展性があること。その構造は比較的単純である。棚板とポールを買い増せば、機器が増えても対応できる。
さらに棚板とポールの色のバリエーションが非常に多い。その組合せで様々な雰囲気を醸し出すことが可能である。最近は「Vent」と呼ばれる棚板にスリットの入った高級バージョンも発売され、ますますその魅力度はアップした。
QUADRASPIREはイギリスのメーカーである。そのせいかイギリスのオーディオ機器と相性が良いような気がする。
1階ではLINNやROKSANの製品を納めていたが、とてもしっくりときた。納まるべきところに納まっているという感じがして、目に馴染むのである。
日本製やアメリカ製のごっつい感じのするオーディオ機器とは相性が悪い。特にポールの長さが180mmの標準サイズの場合、ごつい機器だと高さ的にぎりぎりである。オーディオ機器とそのすぐ上の棚板との間に空間が充分に確保できず寸詰まり的な印象を与えてしまうのである。
ポールの長さは何パターンかあるのであるが、180mmの標準サイズの時にバランスがとれるような気がする。全体としての納まり具合が良いのである。
そうするとやはり高さのあるオーディオ機器はいまひとつにあわない。やはりコンパクトなイギリス製がドンピシャである。
1階の2つのQUADRASPIREのうち一つには、LINNのLP-12のバージョンアップが完了したらそのLP-12と電源部がCD-12と一緒に納まる予定である。そしてもう一方のQUADRASPIREにはQUAD 22とUが納まる。いずれもイギリス製でコンパクト。落ち着いた造形である。
2009/11/6
1332:手術
手術の日程が決まった。11月13日に移植手術が行われることになったのである。LP-12は一旦全てを解体したうえで、KEELを移植し、RADIKALを取り付ける。さらにURIKAが組み込まれたトランポリンと本体を結合してほぼ完了。最後にEKOS SEをアームボードに取り付けたうえで微調整をする。これで一旦は手術完了である。
手術後しばらくは、それぞれの部品が落ち着くまで試運転をすることとなる。10日ほど経過した時点で拒否反応がないか再検査。術後のなじみ具合を見ることとなる。そのうえで再調整を行い、一連の作業が完了する。その再調整は11月23日の予定である。
LP-12のグレードアップに関して当初は冷ややかであった。その価格設定が正直「あまりにも!」といった感想しか持たなかったからである。
なので、何度かLP-12を購入したSOUND CREATEからは「比較試聴してください・・・」という連絡が入っていたのであるが、しばらく無視していた。
しかし、心の中では「もしかしてすごく良いのでは・・・」という期待感はうっすらと積もっていたようである。その証拠に比較試聴の誘惑についに屈してしまった。
SOUND CREATEの試聴室で聴いたLP-12 SE 09には、とても良い印象を持った。ハイドンのチェロ協奏曲もビバルディーのCantate italianeも磐石感がありながら音が冷たくも重くもならない自然さがあった。その後、LP-12 SE+LINTOでも同じレコードを聴いたが、その差に少なからず驚かされた。
その時は「根本的なところで両者には差があった・・・」という印象を受けたのである。LP-12 SE 09は、何と言うか「アナログを聴いている」と感覚が希薄であった。もちろんCDを聴いている感覚とも違うが、音の細部の造形に意識が向かうことなく自然に音楽に相対することができたのである。
そのため音楽のエッセンスが脳内で薄れてしまうことがなかった。好印象を持った私は結局順序立てて少しづつグレードアップする手法はとらずに、一気に全部移行する手段を選んだ。
「まだろっこしいには嫌いだ・・・ここは一気に・・・」というのは私の悪い癖である。多くの失敗の原因にもなっているのであるが、この年になって性格を変えるのは難しいもの。
何はともあれ、手術が成功し術後の経過も順調に運び、LP-12 SE 09が我が家でもその持てる実力を発揮することを期待したい。
手術後しばらくは、それぞれの部品が落ち着くまで試運転をすることとなる。10日ほど経過した時点で拒否反応がないか再検査。術後のなじみ具合を見ることとなる。そのうえで再調整を行い、一連の作業が完了する。その再調整は11月23日の予定である。
LP-12のグレードアップに関して当初は冷ややかであった。その価格設定が正直「あまりにも!」といった感想しか持たなかったからである。
なので、何度かLP-12を購入したSOUND CREATEからは「比較試聴してください・・・」という連絡が入っていたのであるが、しばらく無視していた。
しかし、心の中では「もしかしてすごく良いのでは・・・」という期待感はうっすらと積もっていたようである。その証拠に比較試聴の誘惑についに屈してしまった。
SOUND CREATEの試聴室で聴いたLP-12 SE 09には、とても良い印象を持った。ハイドンのチェロ協奏曲もビバルディーのCantate italianeも磐石感がありながら音が冷たくも重くもならない自然さがあった。その後、LP-12 SE+LINTOでも同じレコードを聴いたが、その差に少なからず驚かされた。
その時は「根本的なところで両者には差があった・・・」という印象を受けたのである。LP-12 SE 09は、何と言うか「アナログを聴いている」と感覚が希薄であった。もちろんCDを聴いている感覚とも違うが、音の細部の造形に意識が向かうことなく自然に音楽に相対することができたのである。
そのため音楽のエッセンスが脳内で薄れてしまうことがなかった。好印象を持った私は結局順序立てて少しづつグレードアップする手法はとらずに、一気に全部移行する手段を選んだ。
「まだろっこしいには嫌いだ・・・ここは一気に・・・」というのは私の悪い癖である。多くの失敗の原因にもなっているのであるが、この年になって性格を変えるのは難しいもの。
何はともあれ、手術が成功し術後の経過も順調に運び、LP-12 SE 09が我が家でもその持てる実力を発揮することを期待したい。
2009/11/5
1331:狭山ゴルフクラブ
狭山ゴルフクラブは名門である。グリーンの状態は素晴らしい。そんなに早くはしていないが転がりは良い。フェアウェイも手入れが行き届いていて、周囲の木立もしっかりと美しい形に刈り込まれている。
クラブハウスも最近建替えたようで広く美しい。内装も高級感があり、けっしてバブル期に設計されたゴルフ場のような表面的な華美さに終始しない奥床しさがある。
唯一幾つかのホールで近くの養豚場の匂いがして辟易させられるとことと、バンカーの砂が少なくバンカーショットに苦労するところが玉に瑕といった感じであった。
ここは、起伏のない林間コースであり、それなりに距離はあるがティーショットが安定していれば比較的良いスコアがでる。
しかし、ティーショットがぶれて林に入ってしまうとほぼ真横に出すだけとなり、スコアを崩す原因となる。
また、グリーンがとてもしっかりとしていて固いためボールは止まらない。手前から攻めなければならないが、ガードバンカーを嫌がってダイレクトにグリーンに乗せると相当奥につけてしまい、下りの難しいパットやアプローチが残り、これまたスコアを崩す原因となる。
数日前から右腰に張りと軽い痛みを覚えていたが、「鋭い痛みはないのでどうにかできそうだ・・・」ということで、今日はゴルフ・コンペに参加してきた。腰に違和感があるとやはり良いスウィングはなかなか難しい。
ティーショットもぶれやすく結構林に入れてしまった。6番アイアンを持って低く横に出し、フェアウェイに戻すことが多かった。
本調子ではなかったが、ショットのぶれをアプローチでしのぎスコアは「93」であった。今年のアベレージスコアで回れた。「100叩きの刑」に合わなかっただけでも善しとすべきかもしれない。
腰の違和感はまだ残っているが、ひどくなる感じはない。腰痛に関し、今日早速チューバホーンさんからメールをいただき「発熱のあるところを暖めると、さらに炎症が加速することがあります。また、低音火傷を起こす可能性すらあります」との指摘があり、すぐさまホッカイロを外した。
先日の金野さんから教えていただいた電源環境の改善策もそうであったが、専門家の意見は聞くものである。この腰痛も一度専門家であるチューバホーンさんに診てもらったほうがいいのかもしれない。
クラブハウスも最近建替えたようで広く美しい。内装も高級感があり、けっしてバブル期に設計されたゴルフ場のような表面的な華美さに終始しない奥床しさがある。
唯一幾つかのホールで近くの養豚場の匂いがして辟易させられるとことと、バンカーの砂が少なくバンカーショットに苦労するところが玉に瑕といった感じであった。
ここは、起伏のない林間コースであり、それなりに距離はあるがティーショットが安定していれば比較的良いスコアがでる。
しかし、ティーショットがぶれて林に入ってしまうとほぼ真横に出すだけとなり、スコアを崩す原因となる。
また、グリーンがとてもしっかりとしていて固いためボールは止まらない。手前から攻めなければならないが、ガードバンカーを嫌がってダイレクトにグリーンに乗せると相当奥につけてしまい、下りの難しいパットやアプローチが残り、これまたスコアを崩す原因となる。
数日前から右腰に張りと軽い痛みを覚えていたが、「鋭い痛みはないのでどうにかできそうだ・・・」ということで、今日はゴルフ・コンペに参加してきた。腰に違和感があるとやはり良いスウィングはなかなか難しい。
ティーショットもぶれやすく結構林に入れてしまった。6番アイアンを持って低く横に出し、フェアウェイに戻すことが多かった。
本調子ではなかったが、ショットのぶれをアプローチでしのぎスコアは「93」であった。今年のアベレージスコアで回れた。「100叩きの刑」に合わなかっただけでも善しとすべきかもしれない。
腰の違和感はまだ残っているが、ひどくなる感じはない。腰痛に関し、今日早速チューバホーンさんからメールをいただき「発熱のあるところを暖めると、さらに炎症が加速することがあります。また、低音火傷を起こす可能性すらあります」との指摘があり、すぐさまホッカイロを外した。
先日の金野さんから教えていただいた電源環境の改善策もそうであったが、専門家の意見は聞くものである。この腰痛も一度専門家であるチューバホーンさんに診てもらったほうがいいのかもしれない。
2009/11/4
1330:腰痛
右腰に違和感を覚えたのは一昨日11月2日のことである。激しい痛みというほどではなのであるが、張りがあり少し痛む。骨が原因というのではなく、腰の筋が傷み軽い炎症を起こしているような感じである。
この軽い腰痛は2日経過した今日も残っている。一昨日よりは少しばかり軽減されたような気がするが、違和感ははっきりと残っている。
「まずいな・・・明日はゴルフの予定が入っている」「これでは90切りどころか100叩きの刑になりそうな予感が・・・」
ゴルフにとって腰痛は天敵である。コブラにとってマングースが天敵であるのと同様に腰痛はゴルフにとっては全く性質の悪い存在である。
ゴルフは上体を傾けてスウィングする。しかも腰の回転が良くないとボールも飛ばない。なので、腰に負担がかかるスポーツである。特にドライバーショットなど飛距離が必要となるショットの場合、それがより顕著である。
「これではゴルフにならない・・・幹事には悪いがキャンセルするか・・・」とも思ったが、「少しばかり練習場で打ってみよう。傷みがひどいようならキャンセルしよう・・・」と思いなおし夕方少し時間をつくって練習場で1コイン分だけ打った。
腰の違和感はあるが、スウィングできないほどの痛みはないようである。フルスウィングはできないが、どうにかこうにかボールを打つことはできそうである。
これであれば、どうにかラウンドできそうである。飛距離はやはり落ちるが、力を抜いて打つ分ボールの方向性は良いようである。明日は5組のコンペである。やはり幹事には迷惑をかけたくはない。予定通りラウンドすることにした。
今日は念入りにお風呂に入り、体を暖めたうえで、腰にホッカイロをあてて寝ることにしよう。そうすれば血行が良くなり、腰の違和感も多少軽減できるかもしれない。
残念ながら明日は良いスコアは期待できない。人間傷みには弱いものである。それほど激しい傷みではなくとも、やはり恐る恐るのスウィングとなってしまう。明日はどうにか無事にラウンドできればよしとするしかないようである。
この軽い腰痛は2日経過した今日も残っている。一昨日よりは少しばかり軽減されたような気がするが、違和感ははっきりと残っている。
「まずいな・・・明日はゴルフの予定が入っている」「これでは90切りどころか100叩きの刑になりそうな予感が・・・」
ゴルフにとって腰痛は天敵である。コブラにとってマングースが天敵であるのと同様に腰痛はゴルフにとっては全く性質の悪い存在である。
ゴルフは上体を傾けてスウィングする。しかも腰の回転が良くないとボールも飛ばない。なので、腰に負担がかかるスポーツである。特にドライバーショットなど飛距離が必要となるショットの場合、それがより顕著である。
「これではゴルフにならない・・・幹事には悪いがキャンセルするか・・・」とも思ったが、「少しばかり練習場で打ってみよう。傷みがひどいようならキャンセルしよう・・・」と思いなおし夕方少し時間をつくって練習場で1コイン分だけ打った。
腰の違和感はあるが、スウィングできないほどの痛みはないようである。フルスウィングはできないが、どうにかこうにかボールを打つことはできそうである。
これであれば、どうにかラウンドできそうである。飛距離はやはり落ちるが、力を抜いて打つ分ボールの方向性は良いようである。明日は5組のコンペである。やはり幹事には迷惑をかけたくはない。予定通りラウンドすることにした。
今日は念入りにお風呂に入り、体を暖めたうえで、腰にホッカイロをあてて寝ることにしよう。そうすれば血行が良くなり、腰の違和感も多少軽減できるかもしれない。
残念ながら明日は良いスコアは期待できない。人間傷みには弱いものである。それほど激しい傷みではなくとも、やはり恐る恐るのスウィングとなってしまう。明日はどうにか無事にラウンドできればよしとするしかないようである。
2009/11/3
1329:面影橋
一気に季節が進んだ。今日の天気はまさに「冬」である。11月3日は晴れの特異日といわれているが、そのとおり晴天であった。しかし、木枯らしが吹き荒れて体感気温はぐっと低下、ジャケットを着ていても寒い一日であった。
高田馬場で電車を降りて、早稲田通りに出る。真っ直ぐに伸びた早稲田通りを大学方向へ向かい歩く。庶民的な感覚が残る商店街が両側に連なる。
私が毎日のように歩いていた20数年前とは多くの店が変わっているが、全く変わっていない店もところどころに見受けられ、懐かしさがこみ上げてくる。
よく食事した中華料理「秀栄」が当時のまま残っていたのには、思わず足を止めなかの様子を覗き込んでしまった。メニューも変わっていないようである。
そして明治通りを通り過ぎ少し行ったところで、早稲田通りから左へ折れた。西早稲田一帯は私にとって学生時代を過した懐かしい思い出の地である。
4畳半一間、炊事場・トイレ共同、もちろん風呂なし。風呂は神田川を渡って豊島区の銭湯に行っていた。当時の家賃は月12,000円。食事は近隣の定食屋で済ませ、一回に500円を超えることはめったになかった。
私が住んでいた木造アパートはバブル時代に取り壊され賃貸マンションに建替えられた。その他多くの古いアパートも同様である。なので、景色は変わった。しかし、変わっていない景色もところどころに点在しており、「あった・・・あった・・・」と心のなかで独り言を言ったりした。
今日は家族にとってちょっとした記念日なので、西早稲田にあるリーガロイヤルホテルに食事に行ったのである。このホテルは英国調の内装と調度品が心地よい空間を作り出している。ランチタイムであれば比較的リーズナブルな価格で食事ができるので、お気に入りの一つである。
レストランからは庭園が見え、ゆったりと配置されたテーブルと椅子はアンティーク風で落ち着きがある。いつもは高田馬場からバスで直行するのであるが、今日は歩くことにした。そして学生時代の懐かしい思い出の詰まった西早稲田一帯を歩いてみた。
銭湯に行くときに渡った「面影橋」の側を通りかかった。神田川にかかるこの橋は別に何ということもない橋ではあるが、私にとってはその名のとおり昔の面影をしのばせる懐かしい存在である。
都電荒川線もその当時のまま、元気に走っていた。その姿を見ていると、寒い冬には「神田川」の歌詞のとおり洗面器の中で「カタカタなった」石鹸の音を懐かしく思い出した。
高田馬場で電車を降りて、早稲田通りに出る。真っ直ぐに伸びた早稲田通りを大学方向へ向かい歩く。庶民的な感覚が残る商店街が両側に連なる。
私が毎日のように歩いていた20数年前とは多くの店が変わっているが、全く変わっていない店もところどころに見受けられ、懐かしさがこみ上げてくる。
よく食事した中華料理「秀栄」が当時のまま残っていたのには、思わず足を止めなかの様子を覗き込んでしまった。メニューも変わっていないようである。
そして明治通りを通り過ぎ少し行ったところで、早稲田通りから左へ折れた。西早稲田一帯は私にとって学生時代を過した懐かしい思い出の地である。
4畳半一間、炊事場・トイレ共同、もちろん風呂なし。風呂は神田川を渡って豊島区の銭湯に行っていた。当時の家賃は月12,000円。食事は近隣の定食屋で済ませ、一回に500円を超えることはめったになかった。
私が住んでいた木造アパートはバブル時代に取り壊され賃貸マンションに建替えられた。その他多くの古いアパートも同様である。なので、景色は変わった。しかし、変わっていない景色もところどころに点在しており、「あった・・・あった・・・」と心のなかで独り言を言ったりした。
今日は家族にとってちょっとした記念日なので、西早稲田にあるリーガロイヤルホテルに食事に行ったのである。このホテルは英国調の内装と調度品が心地よい空間を作り出している。ランチタイムであれば比較的リーズナブルな価格で食事ができるので、お気に入りの一つである。
レストランからは庭園が見え、ゆったりと配置されたテーブルと椅子はアンティーク風で落ち着きがある。いつもは高田馬場からバスで直行するのであるが、今日は歩くことにした。そして学生時代の懐かしい思い出の詰まった西早稲田一帯を歩いてみた。
銭湯に行くときに渡った「面影橋」の側を通りかかった。神田川にかかるこの橋は別に何ということもない橋ではあるが、私にとってはその名のとおり昔の面影をしのばせる懐かしい存在である。
都電荒川線もその当時のまま、元気に走っていた。その姿を見ていると、寒い冬には「神田川」の歌詞のとおり洗面器の中で「カタカタなった」石鹸の音を懐かしく思い出した。
2009/11/2
1328:ブツ

「ブツ」が届いた。「ブツ」は4個の箱にしっかりと梱包されていた。その箱はまだ開けられていない。「ブツ」は届いたのであるが、執刀医がいなければ「手術」は行えない。近々手術の日程は決まる予定である。
「ブツ」は下から「RADIKAL」、「URIKA」、「KEEL」、「EKOS SE」の順に積み上げられて、ピアノの横に佇んでいる。
これらの「ブツ」が組み込まれLINN LP-12は「ノーマルバージョン」から「SE 09バージョン」に進化する。この投資が「吉」とでるか「凶」とでるかはまだ定かではないが、「信じるものは救われる」という格言を信じたいものである。
「ブツ」と一緒にSOUND CREATEの金野さんも来てくれた。移植手術に備え不要となる部品を外してもらったのである。EKOSが外され、TRAMPOLINも外された。さらにLINGO、LINTOといった具合に、今回の大手術に伴って使用しなくなる製品も箱に納められた。
LP-12を初めて裏側から内部を覗いたのであるが、思ったよりもシンプルな構成である。シンプルではあるが実に練られた構造といった印象を受ける。これは1972年の発売以来改良を地道に積み重ねてきた結果として得られたものであろう。
金野さんは、手際よく解体作業を行ってくれた。さすがに手馴れたものである。その後1階と2階の電源環境について検証していただいた。
電源環境がオーディオの音に与える影響度は想像以上に高い。特にアースに関する状況次第で、台無しになったりするので怖いところである。
幾つかの改善ポイントを教えていただいた。そんなに難しい対策ではないのですぐに行えるものである。そして、実行してみると音のにじみが減り、背景がクリアになる効果があった。
「ほう、ほう・・・やはり専門家の意見は聞くものだ・・・」というのが正直な感想である。私のように無知蒙昧の輩にとっては専門家のアドバイスは本当にありがたいものである。
2009/11/1
1327:ハイブリッド
昨日はナイトタイムのOFF会。そして、今日はデイタイムのOFF会であった。昨晩のOFF会については、紹介者から「オフレコで・・・」との強い依頼があったためその詳細を記事にすることはできないが、なかなか貴重な体験をさせていただいた。
今日のOFF会はAzさんのお宅。Naruさん、pontaさん、へい。さんと私の4名でお邪魔した。しかし、いつも思うのであるが、Azさんのご自宅は全く生活感がない。白で統一された室内は、きわめて清潔に保たれ、美しい造形の家具が必要最小限に配置されている。
唯一地下に作られた音楽室だけはレコードやCDが溢れんばかりに床に並べられている。白の漆喰で仕上げられたその部屋にはいつも豊かな音楽が溢れているのであるが、今日は音楽だけでなく、ワインの香りにも溢れていた。
さて、Azさんのお宅のオーディオの特徴は「ハイブリッド」である。メルセデス・ベンツからもハイブリッド車が発売された。日本で唯一売れているのは「プリウス」と「インサイト」、どちらもハイブリッド車である。
販売不振が続くレクサスも、ハイブリッド車を前面に押し出す戦略でこの難局を乗り切ろうとしているかのようである。
日本は今「ハイブリッド」が旬である。Azさんのオーディオシステムの入り口はROKSAN XERXES10。アームはSME System5。カートリッジはZYX Airy3。CDプレーヤーはLINN CD-12である。しっかりした現代機で占められている。
一方プリアンプはMarantz7。パワーアンプはMarantz2。スピーカーはTANNOY GRF。ビンテージ・オーディオを代表するかのような機器で構成されている。
つまり、音の入り口はハイエンド、音の出口はビンテージといった具合に、ハイエンドとビンテージの「ハイブリッド」なのである。
これは我が家でも同じである。我が家も「ハイブリッド」構成なのである。はっきりいってこれは「パクリ」である。オーディオ小僧である私は「パクリ」上手なのである。しかし、この「ハイブリッド」・・・とても良い味が出る。
当然燃費も良いようである。我が家の場合、「入口」にかかる経費と「出口」にかかる経費では一桁違う。全てをハイエンド系でそろえた場合に比べ「ハイブリッド」構成では、全体にかかる経費の40%程度は軽減される。
メルセデス・ベンツのハイブリッド車は同じエンジンを積むノーマル車に比べて30%ほど燃費が改善されるようであるが、その改善率を上回る能率の良さである。
諏訪内晶子のバイオリンから始まり、最後はケイト・プッシュのライブまで実に様々な音楽を聴かせていただいたのであるが、いつもように芳醇な音楽の香りが溢れていた。そして、最近その香りがさらに熟成されて有機的でより複雑な深みを見せるようになってきていた。
今日のOFF会はAzさんのお宅。Naruさん、pontaさん、へい。さんと私の4名でお邪魔した。しかし、いつも思うのであるが、Azさんのご自宅は全く生活感がない。白で統一された室内は、きわめて清潔に保たれ、美しい造形の家具が必要最小限に配置されている。
唯一地下に作られた音楽室だけはレコードやCDが溢れんばかりに床に並べられている。白の漆喰で仕上げられたその部屋にはいつも豊かな音楽が溢れているのであるが、今日は音楽だけでなく、ワインの香りにも溢れていた。
さて、Azさんのお宅のオーディオの特徴は「ハイブリッド」である。メルセデス・ベンツからもハイブリッド車が発売された。日本で唯一売れているのは「プリウス」と「インサイト」、どちらもハイブリッド車である。
販売不振が続くレクサスも、ハイブリッド車を前面に押し出す戦略でこの難局を乗り切ろうとしているかのようである。
日本は今「ハイブリッド」が旬である。Azさんのオーディオシステムの入り口はROKSAN XERXES10。アームはSME System5。カートリッジはZYX Airy3。CDプレーヤーはLINN CD-12である。しっかりした現代機で占められている。
一方プリアンプはMarantz7。パワーアンプはMarantz2。スピーカーはTANNOY GRF。ビンテージ・オーディオを代表するかのような機器で構成されている。
つまり、音の入り口はハイエンド、音の出口はビンテージといった具合に、ハイエンドとビンテージの「ハイブリッド」なのである。
これは我が家でも同じである。我が家も「ハイブリッド」構成なのである。はっきりいってこれは「パクリ」である。オーディオ小僧である私は「パクリ」上手なのである。しかし、この「ハイブリッド」・・・とても良い味が出る。
当然燃費も良いようである。我が家の場合、「入口」にかかる経費と「出口」にかかる経費では一桁違う。全てをハイエンド系でそろえた場合に比べ「ハイブリッド」構成では、全体にかかる経費の40%程度は軽減される。
メルセデス・ベンツのハイブリッド車は同じエンジンを積むノーマル車に比べて30%ほど燃費が改善されるようであるが、その改善率を上回る能率の良さである。
諏訪内晶子のバイオリンから始まり、最後はケイト・プッシュのライブまで実に様々な音楽を聴かせていただいたのであるが、いつもように芳醇な音楽の香りが溢れていた。そして、最近その香りがさらに熟成されて有機的でより複雑な深みを見せるようになってきていた。
2009/10/31
1326:もらい泣き
久し振りに結婚式に出席した。顧問先の会社の社長から「10月に娘が結婚することになってね。よかったら出席して欲しいのだけど・・・」といわれたのは2ケ月ほど前。「もちろんいいですよ・・・」と答えたのであるが、その社長とは開業したての頃からの付き合いであるから15年ほどになる。
2年ほど前から娘さんがその会社で働き始めたことは知っていて、訪問時に何度か挨拶を交わした。まだ20代前半であるがしっかりした印象を受けた。
その社長は典型的なワンマン。社員にも結構厳しくあたる。なので、社員の定着率はあまり高くない。そういった厳しい印象を与える社長であったが、娘さんには優しい視線を送っていたのが印象的であった。
式はキリスト教式であったので、親族以外の出席者も全員式から参列。私もホテルのなかにある結婚式用の教会の椅子に座った。
バージンロードを新婦とその父親が腕を組みながら神妙な面持ちで歩く。一歩一歩歩調を合わせ、多少ぎこちない感じで歩くのであるが、いつもは厳しい表情が多いその社長の目には大粒の涙が・・・
その姿を見て思わず「もらい泣き」。二人の娘の父である私には、将来自分の娘が旅立っていく日のことを思わず重ねて見てしまったのであろうか?
人の結婚式で「もらい泣き」しているようでは、自分の娘の結婚式ではどうなるのやら、と今から心配である。
さらに披露宴の最後に、今の披露宴では定例となっているのか「新婦から両親への感謝の手紙」が朗読された。
当然のことながら、新婦は泣きながらの朗読となる。それを聞く両親はハンカチを目から離すことができない。周りからも鼻をすする音が・・・
ここでまたまた「もらい泣き」・・・年をとったのであろうか。何故かしら私の目からも大坪の涙が・・・自分の娘はまだまだ子供とは思ってはいるが、時が立つのは早いもの。いつかは私にもこんな日がくるのであろう。久し振りに参加した結婚式であったが、何かしら心洗われた気分になった。
2年ほど前から娘さんがその会社で働き始めたことは知っていて、訪問時に何度か挨拶を交わした。まだ20代前半であるがしっかりした印象を受けた。
その社長は典型的なワンマン。社員にも結構厳しくあたる。なので、社員の定着率はあまり高くない。そういった厳しい印象を与える社長であったが、娘さんには優しい視線を送っていたのが印象的であった。
式はキリスト教式であったので、親族以外の出席者も全員式から参列。私もホテルのなかにある結婚式用の教会の椅子に座った。
バージンロードを新婦とその父親が腕を組みながら神妙な面持ちで歩く。一歩一歩歩調を合わせ、多少ぎこちない感じで歩くのであるが、いつもは厳しい表情が多いその社長の目には大粒の涙が・・・
その姿を見て思わず「もらい泣き」。二人の娘の父である私には、将来自分の娘が旅立っていく日のことを思わず重ねて見てしまったのであろうか?
人の結婚式で「もらい泣き」しているようでは、自分の娘の結婚式ではどうなるのやら、と今から心配である。
さらに披露宴の最後に、今の披露宴では定例となっているのか「新婦から両親への感謝の手紙」が朗読された。
当然のことながら、新婦は泣きながらの朗読となる。それを聞く両親はハンカチを目から離すことができない。周りからも鼻をすする音が・・・
ここでまたまた「もらい泣き」・・・年をとったのであろうか。何故かしら私の目からも大坪の涙が・・・自分の娘はまだまだ子供とは思ってはいるが、時が立つのは早いもの。いつかは私にもこんな日がくるのであろう。久し振りに参加した結婚式であったが、何かしら心洗われた気分になった。
2009/10/30
1325:Anne Briggs
Anne Briggsの歌声は独特である。その声は空に向かって突き抜けていくような印象を受ける。地面に這いつくばるようなことはけしてなく、上に上に抜けていく。
自ら弾くギターの伴奏かまたはアカペラで歌われるのはイギリスの伝統的なメロディ。その独特な節回しと、情感を抑えたような淡々とした語り口には、心の垢を落としてくれるような、爽やかな浄化作用があるようである。
乾ききった瘡蓋がきれいに取れるように、心の垢もぽろぽろと落ちていく。その後には既に新鮮な皮膚が再生の道筋をつけている。
「Blackwater Side」を聴きながら、空に向かって昇ってゆく風船を想った。昔小学生だった頃、何かのイベントでメッセージを書いた紙切れを付けた風船をいっせいに空に放ったことがあった。
黄色やブルー、赤などの原色系の色の風船が軽々と空に向かって昇ってゆく。もちろん一定の高度以上は進まないはずなのであるが、どこまでも上ってゆくように見えた。
その色合いが判別できなるくらいまで遠くへ風船は昇っていった。それを飽きずに上を向いて眺めていたことが思い出される。
その風船とメッセージは、どこかにたどり着いたのであろうか?風船の中には比重の軽い気体が入れられていたはずであるが、それが抜けていき小さくしぼんだ風船はどこか人気のないところに不時着したのであろうか?
何を書いたかも忘れてしまったメッセージは誰にも読まれることなく、土くれに帰っていったのかもしれない。
それは特別な感情を伴わない思い出である。楽しくも悲しくもない。甘い思い出でもない。Anne Briggsの歌声には、そんな純粋な時間の経過と大きな感情のうねりのない透明な思い出が含まれている。
Anne BriggsのLPを聴いていると、心が軽くなる。心まで遠い昔の思い出の風船のように空に向かって昇り始めようとするかのようである。
自ら弾くギターの伴奏かまたはアカペラで歌われるのはイギリスの伝統的なメロディ。その独特な節回しと、情感を抑えたような淡々とした語り口には、心の垢を落としてくれるような、爽やかな浄化作用があるようである。
乾ききった瘡蓋がきれいに取れるように、心の垢もぽろぽろと落ちていく。その後には既に新鮮な皮膚が再生の道筋をつけている。
「Blackwater Side」を聴きながら、空に向かって昇ってゆく風船を想った。昔小学生だった頃、何かのイベントでメッセージを書いた紙切れを付けた風船をいっせいに空に放ったことがあった。
黄色やブルー、赤などの原色系の色の風船が軽々と空に向かって昇ってゆく。もちろん一定の高度以上は進まないはずなのであるが、どこまでも上ってゆくように見えた。
その色合いが判別できなるくらいまで遠くへ風船は昇っていった。それを飽きずに上を向いて眺めていたことが思い出される。
その風船とメッセージは、どこかにたどり着いたのであろうか?風船の中には比重の軽い気体が入れられていたはずであるが、それが抜けていき小さくしぼんだ風船はどこか人気のないところに不時着したのであろうか?
何を書いたかも忘れてしまったメッセージは誰にも読まれることなく、土くれに帰っていったのかもしれない。
それは特別な感情を伴わない思い出である。楽しくも悲しくもない。甘い思い出でもない。Anne Briggsの歌声には、そんな純粋な時間の経過と大きな感情のうねりのない透明な思い出が含まれている。
Anne BriggsのLPを聴いていると、心が軽くなる。心まで遠い昔の思い出の風船のように空に向かって昇り始めようとするかのようである。
2009/10/29
1324:三日坊主
3日連続・・・ゴルフの練習場に3日連続で行った。これは、私としては結構凄いことである。大概週に1回程度しかゴルフの練習場にはいかない。一旦は週に3回練習場に行こうと心に誓ったのであるが、まさに「三日坊主」に終わってしまった。
しかし、ここ3回のラウンドのスコアが全て90台という不甲斐ない成績に終わってしまったので、さすがに「これはいけない・・・やはり立て直しには練習しかない・・・」と今更ながらの結論に至ったのである。まあ、これは分かりきったことではあるのであるが・・・
仕事を終えてから、夜の9時に練習場に着いて1時間ほど打ち込む。まだ3日ではあるが、なんとなく球筋が少し安定してきたような気がしないでもない。そして、これまたまだ3日であるが、少しばかり体が締まったような気がしないでもない。いずれも希望的観測に過ぎないのではあるが、そんな気がするのである。
中年になると、髪の悩み、腹回りの悩み、精力の悩み・・・といろいろな悩みが出てくるもの。髪は今のところ問題はなさそうである。腹回りは油断するとやはり危険を感じる。ぱっと見はまだまだ大丈夫なのであるが、時々「まずいかな・・・」という気にもなる。精力の悩みは・・・これははじに置いておこう。
練習場で1時間ほど打ち込むと、それなりの運動量はあるはずである。これを相当頻度高く行えば、相当な引締め効果があるはずである。腹回りのだぶつきは精神的にやはりダメージとなる。どうにか今の体形を維持したいものである。ゴルフのスコアも上がり、体の引締め効果もあるとなると、これはどうにか続けたいものである。
10月、11月はいいのである。結構快適である。問題は12月以降である。冬の寒さが本格的になってくると、夜の9時にゴルフの練習場に行くにはそれなりの腹の括りが必要となってくる。猫でなくても寒い冬にはコタツでまるくなりたくなるものである。
次のラウンドは来週の木曜日である。4回連続90台となると結構ショックが大きい。ぜひとも久々の80台でまわりたいものである。それには、しっかりと練習場で球を打ち込むしかないであろう。今度こそ三日坊主では終わらせないようにしないと・・・
しかし、ここ3回のラウンドのスコアが全て90台という不甲斐ない成績に終わってしまったので、さすがに「これはいけない・・・やはり立て直しには練習しかない・・・」と今更ながらの結論に至ったのである。まあ、これは分かりきったことではあるのであるが・・・
仕事を終えてから、夜の9時に練習場に着いて1時間ほど打ち込む。まだ3日ではあるが、なんとなく球筋が少し安定してきたような気がしないでもない。そして、これまたまだ3日であるが、少しばかり体が締まったような気がしないでもない。いずれも希望的観測に過ぎないのではあるが、そんな気がするのである。
中年になると、髪の悩み、腹回りの悩み、精力の悩み・・・といろいろな悩みが出てくるもの。髪は今のところ問題はなさそうである。腹回りは油断するとやはり危険を感じる。ぱっと見はまだまだ大丈夫なのであるが、時々「まずいかな・・・」という気にもなる。精力の悩みは・・・これははじに置いておこう。
練習場で1時間ほど打ち込むと、それなりの運動量はあるはずである。これを相当頻度高く行えば、相当な引締め効果があるはずである。腹回りのだぶつきは精神的にやはりダメージとなる。どうにか今の体形を維持したいものである。ゴルフのスコアも上がり、体の引締め効果もあるとなると、これはどうにか続けたいものである。
10月、11月はいいのである。結構快適である。問題は12月以降である。冬の寒さが本格的になってくると、夜の9時にゴルフの練習場に行くにはそれなりの腹の括りが必要となってくる。猫でなくても寒い冬にはコタツでまるくなりたくなるものである。
次のラウンドは来週の木曜日である。4回連続90台となると結構ショックが大きい。ぜひとも久々の80台でまわりたいものである。それには、しっかりと練習場で球を打ち込むしかないであろう。今度こそ三日坊主では終わらせないようにしないと・・・
