1年前から、調子が悪かったテレビ。
(2001年製、シャープの32型ハイビジョンテレビ・・重いブラウン管だよ・・故障しても運べないよ・・)
スイッチを入れてから5分だけ、縞模様が入る故障。
でも5分くらいすると直るので、なんとかそのまま使っていた。
「ああ〜、また修理代高いだろうなあ・・・」
と思い、どうせなら地上デジタル移行までがまんして、新しいテレビを買おう!と思っていた。
でも、その症状がひどくなり、10分くらいは画面がほとんど見えなくなるような状態に陥ってしまったので、しょうがなくシャープに連絡。
以前のSONYのテレビは(プロフィールという当時としては高級モニターテレビ。教師時代、校内放送用のテレビ番組作ってた時代に、業者から購入したいいものだぞ。これは自慢だった。しかし、物は壊れる。壊れたら物は自慢とともにゴミだ。ゴミとなったかつての自慢の品を見ると、人生のはかなさを感じる)
このテレビは10年以上も平気でもっていたのに、やっぱりテレビはSONYかなあ・・・と思っていた。
電話の翌日、宇都宮の大都会から遠路はるばるこの那須の山のわが家まで二人の技術者が来てくれた。
僕は実はとっても電気いじりが好きなので、修理の人が大好きだ。
「おさむさんは、修理の人にはいつも優しいよね。」と、家内に言われるくらいだ。
自分でも子供の頃から「子供の科学」とかよく読んでいたし、大人になってからだけど、ちょっとだけ勉強して上級アマチュア無線の免許まで取った。
まあ、よくあるパターンだな、これは。
いつものように修理の様子をじ〜っと見る。
(お客さんに見られると、さぞや作業がやりにくいだろうなあ・・・でも、修理代をはらうんだから、技術少々拝見しまっせ。どうせ、今日は、ちょっとテレビ見て終わりだろうけど。)
技術者の一人がベテランで、もう一人は見習いみたいな感じだ。
最近の修理は、ちょっと見て、すぐ帰り、また部品を取り寄せてから数日後に来て、ちょいちょい!っという感じの修理が多い・・・
でも、この技術者、やおら工具箱を開けて半田ごてを取り出した。
(おお!なつかしい、技術者が半田ごて取り出したの見たの、何年ぶりだろ?)
右手に半田ごて、左手に半田を吸い取るテープ。
てきぱきとテレビの基盤から半田を溶かして、部品をはずし、また新しい部品を取り付けた。もう一人の弟子?が一生懸命覗き込む(僕が見れないぞ!)。
電話での会話の内容から修理部品をあらかじめ予想して、ちゃんと準備してきたのだ。
(エライ!それでこそ技術者だ!)
(ふう〜ん、半田吸い取るテープって、こんな風に使うんだ・・・参考になるなあ)
半田っていうのは、
ハンダ。
(
パンダではない。技術者が工具箱から
パンダを取り出したらもっとすごい)
鉛みたいな金属で部品を取り付けている、その鉛みたいなもの。部品交換のときは、このハンダを熱いコテでとかして、部品を取らなくてはいけないんだけどね。それが、結構、むずかしんだな。
なぜかっていうと、熱で周りの部品が壊れないようにしたり、いろいろとテクニックがいる。ハンダがうまくできる人はすごい!
最近は、ハンダで部品を取るのがめんどくさいから、その周りの基盤ごと交換することが多いよね。これだと、コードを抜くだけで簡単。でも、部品代は高いぞ!
と、いうわけでものの20分くらいかな。
久しぶりにハンダを使う技術者を見て、ぼくはすっかり気分がよくなった。
シャープさんもなかなかだな。
最後に・・・
なぜか修理代は無償だった!
なぜなんだろ?
「何故?」
って聞いたら、
「この部品を工場にまわしますので」
とのこと。
???
よくわかんないけど、(深く考えないことにしよう・・)とにかくよかった。
1年以上も我慢して使い続けた我が家のテレビも新品同様だ!!!
水彩画・村田收ギャラリー
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「創作の森」クプカ・・今は那須高原にあるらしい不思議な森・・絵本、詩、小説、水墨画・・・etc。
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